こんにちは
引きこもり専門の臨床心理士の
北田義夫です。
今日のブログは、
「脳の特性を生かすカウンセリングの事前準備とは」と題して、
心を整える方法を分かりやすくお伝えします。
引きこもりの当事者やご家族だけでなく
支援者の立場にある人にも一読して頂きたい
重要なテーマです。
今まで何度も繰り返し、
本ブログで述べています。
視覚の機能を回復させるために心を整える!
「視覚の機能に課題あり!」
これは、ひきこもりの当事者や家族の
心理的状態を端的に表した言葉です。
引きこもり以外でも慢性的な課題を
長期間抱えた御家族は、起こっている状況を
丸ごと見ていません。
どちらかというと、
「状況に対して選択的に見ている」と
言って過言ではありません。
これを最近のブログでは、
「脳は見たいものしか見ていない」と
述べています。
こういった視覚の機能回復に向けて、
北田心理相談室では心のベースラインを上げる
3つのワークということで患者様に
お伝えしています。
これが、ずばり「心を整える」ことに
つながります。
この部分が抜け落ちていると
カウンセリングの効果は半減し、
進捗速度も中々上がっていきません。
起こっている状況を選択せずに、
丸ごと見れるようになることでもたらされる
気づきや発見は半端なものではありません。
心のベースラインを上げるには①
今日は、3つのうちの最初のポイントに
絞って述べます。
1.光を浴びる
人間は光を浴びると脳内で
心を安定させるホルモンが分泌され
気分的に落ち着いた状態が
もたらされます。
この重要でしかも簡単に出来る手法を
医療機関や心理サポートを行うところで、
しっかりと説明を受けることは
皆無に近いようです。
北田心理相談室と連携機関にある
新宿溝口クリニックでは、
この原理を利用した光源装置が
治療の一環として準備されています。
この光のワークを続けていきますと、
精神的に落ち着きを取り戻すだけではなく
睡眠障害にも好影響を及ぼします。
それくらい治療的に重要なものなのです。
早い人で3日、遅くても3週間ほどで
光の効果を実感されます。
意識することと継続が必須条件ですが、
太陽の光を浴びることで心理的に落ち着き
そのことが他の2つのワークを下支えして
視覚機能に好変化をもたらすのです。
時々、夜勤の専門の方から
太陽の光を浴びることは
ほとんどないのだけれど
・・・という質問を受けます。
野菜の促成栽培がある様に、
太陽の力には及びませんが、
人口灯でも可能です。
早速、読者の方は今から
始めて下さい。
『百聞は一見に如かず!』
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北田のカウンセリングを
受けたいと考えて頂ける方は、
「お試し相談」をクリックして
下さい。
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出てきます。
その最後に申し込みフォームが
ありますので、お申し込み下さい。
北田のセミナーを体験するには
空気を読みすぎるのも、
心の悩みを抱えている脳の特性の
一つです。
来週ですが、
テーマ:「空気を読みすぎるから、人は心の穴にはまってしまう!」
◦日時:2015年 12月 19日(土)
15:00〜17:00 受付)14:45
◦場所: 新宿溝口クリニック
セミナールーム(御苑前311ビル4階)
◦定員: 約30名
◦費用: 2,000円
(当日受付にて:資料配布予定
・筆記用具はご持参ください)
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またお会いしましょう!