うつ・ひきこもりの専門家、
臨床心理士の北田義夫です。
今日は、
「ファミリーサポートプログラム」終了後の変化について
お話します。
【ファミリーサポート・プログラムを終了すると・・・】
何が起こるのかについてお話します。
3つのステージに沿って
それぞれの課題に取り組んで頂くことで
・・・・・
母親だけでなく、家族のチカラで
当事者の引きこもり脱出に向けての動きが
出現し始めます
8回のセッションだけで
脱出を達成する人も出てきます。
(実は・・・数回で完了する人も)
引きこもり当事者が、
私にカウンセリングによる支援を
求めてくることも起こります
そうなると、止まっていた家族のココロが機能しはじめ
家族の絆が復活してきます。
当事者のためと思って始まったプログラムが
実は家族機能の調整や復活につながった例は
枚挙の暇がありません。
しかし、ここまで来ても
ひきこもり脱出に成功したお母さんの言葉を引用しますと
好変化の兆候を打ち消すだけの
言葉を家族は吐いてしまう事が多いのです。
☆調子に乗って、余計なことを言わない
☆見守るだけ、口はいらない
多くの方の過去のお話を伺っていると
ここまで来ているのに、余計なひと言で
台無しにされてきた歴史が数多いのが実情です。
この時に、適切な指導を受けていたなら
脱出出来ていた事を思うと
残念で仕方がありません。
今日はここまでにします。
ここまでお付き合い頂きまして、
有難うございます。
明日は、
【ひきこもりの改善:
ステージⅢを乗り越えるための“Aさんの戒め”】
についてお話します。
なお今日のお話は、後ろに挙げた動画が
補足の説明になっています。
参考にご覧頂けると幸いです。
また、本ブログで説明している
心の課題を抱えた人(当事者・御家族)が
立ち上がっていく為の必要な考え方や行動を学ぶ
実践家族会初級講座の案内も掲載しています。
ここでは、多くのご家族が求められる家族の対応について
詳しく語っています。
他のところでは聞くことが出来ない本物のアプローチが
学べます。
良かったらどうぞ内容の項目だけでも
目を通して下さい。
また明日、お会いしましょう