母親の落ち着きが家族全体に広がると(プログラムⅡ)・・・
当事者に変化の兆候(芽)が現れてきます
うつ・ひきこもりの専門家、
臨床心理士の北田義夫です。
今日は、
「ファミリーサポートプログラムの実際Ⅲ」について
お話します。
「ファミリーサポートプログラム」は3つのステージからなる」
今日はその3番目
【ファミリーサポート・プログラムⅢ】
概要は、以下の通りです。
サードステージ(全3回×80分)
2つのステージを経ると、
当事者に変化の兆候が現れ始めます
<当事者の変化の兆候を
家族のチカラで守り育てるステージです>
これが出来ると、当事者の中に小さな企て(チャレンジ)を
したくなる衝動が生じます。
このステージでは、
居間に登場する機会が出てきたり、
家族との関わりの場面が現れます。
この時、身構えないで想いを感じ見守るだけで
この兆候が変化へと姿を変えていきます。
大切なのは、
【知らん顔して、しっかり観察!!】なんです。
その為に必要な考え方は、以下の通りです。
☆待ってもらえた人、見守ってもらえた人は
「成長する!!」
☆DoよりBe、「何をする」でなく
「どうあるのか」が大切!
という考え方です。
その事を頭で理解するのではなく、
そのために実感頂くために
本プログラムでは毎日のメールでの指導が
セットされています。
約90日・3か月間のプログラム受講後は
家族にどんな変化がもたらされるのか
明日またお話します。
今日はここまでにします。
ここまでお付き合い頂きまして、
有難うございました。
明日は、
【ひきこもりの改善:ファミリーサポートプログラム終了後の変化】
についてお話します。
なお今日のお話は、後ろに挙げた動画が
補足の説明になっています。
参考にご覧頂けると幸いです。
また、本ブログで説明している
心の課題を抱えた人(当事者・御家族)が
立ち上がっていく為の必要な考え方や行動を学ぶ
実践家族会初級講座の案内も掲載しています。
この初級の家族会の講座は、
本プログラムを受ける前に受講頂くと
ファミリーサポートプログラムが有効に機能します。
ここでは、多くのご家族が求められる家族の対応について
詳しく語っています。
他のところでは聞くことが出来ない本物のアプローチが
学べます。
良かったらどうぞ内容の項目だけでも
目を通して下さい。
また明日、お会いしましょう