うつ病に対する家族の対応:見守るって?


うつ病に対する家族の対応:見守るって?こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

今日は、「うつ病に対する家族の対応:見守るって?
と題して北田心理相談室で
実際に経験しているご家族の戸惑いを皆様にも
シェアして頂きたく具体的にお話します。

守秘義務の関係もあるので、
事例については詳しく述べることが
出来ないのが残念です。

しかし、肝となる部分は読者の皆様に
その制限の中でお伝えします。

私は東京新宿と大阪上本町で開業しながら
職場の心の相談室の臨床心理士として
メンタルヘルスの相談業務と組織の
マネジメントを契約という形でも担当しています。

どの場所においても
心の病を抱えたご家族の戸惑いは、
想像以上に大きいものがあります。

例えば、「励ますな」・「頑張れと言うな」と
言うけれど、ではどう言えば良いのか、
関係者は全く教えてくれない・・・・

見守るって具体的にどうするれば良いのか、
具体的に当事者に何をしてあげれば良いのか
などという質問が後を断ちません。

これは、明確に応えれる医療関係者が
極めて少ないことを物語っています。

たいていのご家族は、ご本人に対して良かれと
思ってしたことがプラスに作用しない結果に
戸惑われます。

明らかに通じなかったり、
誤解されたりする経験によって
落ち込まれることもしばしばです。

ご家族の心配の仕方によっては、
却って本人さんにご負担をかけて
しまうこともあります。

それだけに、無理して話しかけるよりも
近くにいて、さりげなく一緒にいることを
示すだけで安心される当事者もおられます。

大切なのは、「答えは一つではない点です!」

心配していることを示す言葉が、
反対に負担になってしまったりする
こともしばしばあります。

もちろん効果的に作用し、
その後の回復を加速させる
言葉掛けにつがることもしばしばなんです。

逆に「しつこく言われている」、「負担だ!」と
感じて”責められている感覚に襲われる
当事者だっているのです。

「暗い顔をしているのなら、
散歩でも行ったらどう!?」という
家族の声掛けから良い気分転換を促す
ことは見られますが・・・

この「でも」に当事者が深く反応されて、
「○○でも・・・」というレベルのことも
出来ないのかと思って激しく落ち込まれることも
あるのです。

こういった場合の多くは、
時期が早すぎて現時点での
回復度合いとトライする内容が
マッチング出来ていない場合が多いのです。

北田心理相談室では、
こうした御家族の日々の対応について
具体的な声かけやご家族の見守り方について
その当事者にカスタマイズした独自のアプローチを
カウンセリングを通じて学ぶことが出来ます。

北田はこういった家族全体が混乱し
戸惑われている状態の時には「病者の役割」と
いうお話を当事者及び御家族にさせて頂くことを
常にしています。

「病人なんだから、
ちゃんと薬を飲むことも
休養することも義務ですので
中途半端な対応はしないで下さい。
それがあなたのお仕事ですから、努めて下さい」

この半分強制的とも取れる言葉が、
逆説的に働いて、家族に対して「申し訳なく
思っている」想いを言葉化できるようになること
もしばしば起こります。

元気になるように直接に励ますのではなく、
病人であることを通じて一定の枠組みを与えて
安定させてしまう一種のカムフラージュ的手法ですが
大変有効な方法です。

こうなると自分の位置付けが明確になることで
「言葉化」出来ない状態から身体や精神症状、
そして行動にて表現されていた
「コトバ」が表に出てきます。

当人の言葉に出来ない心の訴えが、
表現され始めると治療面接は
一段と加速していきます。

今日は「うつ病に対する家族の対応
:見守るって?」と題して実際のご家族の
戸惑いを具体的にお話ししました。

如何でしたか?

」って本当に大変難しいことなのです。

ここまで、お付き合い頂きまして
有難うございました。

次回は、「うつ病を抱えた家族の心理」を公開致します。

最後になりましたが、
今週土曜日(20日)に
新宿溝口クリニックにて
4Fのセミナールームをお借りして
家族セミナーを15時から16時半まで
実施します。

テーマは「うつ病の家族対応のポイント・・・
ここに気をつけることで当事者の気持ちが
緩みます

うつ病に限らず、心の病を持った
当事者・ご家族にヒントを
提供出来る重要な内容に
なります。

詳細は以下をご参照ください。
http://www.shinjuku-clinic.jp/seminar/FamilySeminar_kitada_201412.pdf

参加料は、当ブログに書きましたように
社会的な意義を考慮して1家族あたり千円です。

もちろん、一家族に何人参加されてもこの料金です。

是非とも、ご関心のある方はご参加ください。

また、お会いしましょう

明日はきっと幸せな一日

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