ひきこもり脱出のターニングポイントとは②


ひきこもり脱出のターニングポイントとは②こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

今日は、「ひきこもり脱出のターニングポイントとは②」と
題して北田心理相談室で実際に行っている
認知行動療法を応用した家族支援において
”ひきこもり脱出の可否を握っている
考え方についてお話します。

前回及び前々回のひきこもりについての
ブログでは、DO論ではなくBE論の大切さに
ついて触れました。

すなわち、○○をするのではなく、
如何に在るのかという存在の仕方に
ついて言及しました。

以下は、このブログを読んで感じたことを
あるお母様が「お問い合わせ」から頂いた
メッセージの一部です。

「先日は、お忙しい中お返事頂き
ありがとうございました。
何となく上向いた感触があったのに、
また逆戻りしてしまった感に苛まれてました。

DO論ばかり考えていました。
まわりの受験風に巻き込まれて、
焦ってないふりして相当焦っていました。
あらためて動画を観かえし、気付いたのです。
欲を出していました。

すぐそこまで決断の時が迫ってきているのです。
焦っています。A男に伝わりますという
事なのですね。

何度もYouTubeを観てください。
とおっしゃる意味がよーく分かりました。」

何より、長引く不登校を抱えながらも
中3の息子さんのことを少しでも前向きに
受け入れようと試行錯誤されている中で決意された
母親の言葉に心打たれました。

私たちは、ひきこもりの当事者に対して
「○○しなければならない」と考えてしまい
見える形のものを追い求めがちです。

私が提唱する
エッセンシャルプロセス・マネジメント
(EPM)は当事者に求めるのではなく、
家族の中のキーパーソンが
まず落ち着きを取り戻すことを提唱しています。
*キーパーソン:主として母親、家族の心の支えとなる人物

何かを抽象的に提唱するだけで終わってしまう
ことが多い世の中で、私は具体的に落ち着くため
の方法を簡単な言葉でEPMの中で説明しています。


②ゆっくりのリズム形成
=余計な力を入れない・力を抜く

これらについてはこのブログでも
何度も詳細に語っています。

キーパーソンとなる母親が落ち着くことで、
家族に安定感とゆとりがもたらされます。

すると、次の段階になると
当事者に変化が現れてくるのです。

この変化を見落とさず、
じっくりと見守っていくことが
出来たなら、⇒当事者の
落ち着きに変わっていくのです。

この当事者の落ち着きからすべての
ひきこもり脱出に向けての動きが
始まると言って過言ではありません。

当事者は決して安穏としていません。
事実は、一番苦しんでいます。
自分の気持ちをカムフラージュするためのゴマかす行動は
表面的であることに両親が気付くことが序章です。

例えば、長らくひきこもっていた
お嬢さんが自分の部屋から数年前に買った
サイクリング車を玄関に下ろして3年経って
から夜間高校に通いだした例にもあるように・・・

自分の意志で選択できる方向が定まるのに
相当な時間を要します。

当事者が落ち着き出すと小さな変化が
彼らに数々現れて来るのですが、
周囲(家族)が妙な期待感を
抱き出しますとこの変化はたいてい止まります。

これが家族の焦りです。
小さな変化だけでは満足出来ない
ので、欲張ってしまうのです。

お余計な物言いが始まります。

先ほどのお嬢さんのお母さんは、
この3年間言いたいことを当事者に
口にせず、じっと見守り続けることに
徹しました。

実際は、北田のカウンセリングの中で
焦らないことや、先走らないことを再確認
しつつも余計な事を言ってしまう自分に
嫌悪感を抱きながら小さな精進
(今の自分が出来ることに焦点をあてた取り組み)を
進められました。

口では簡単ですが、実際は”いばら”の道です。

何度もくじけそうになりながらも、
娘の成長を信じて、見守り続けて来られ
ました。

北田が提唱するEPMの中での
当事者の変化は極めて”ゆっくり”です。

ひきこもりを脱出された経験ある
お母さんは、はっきりと「ゆっくりが
命です」とおっしゃいます。

この「緩~い変化」を大切にしながら
見守る時に使用するのが”
なのです。

お母さんがじっくり当事者の観察記録を
続ける一方で、それを題材にした
カウンセリングを積み上げながら
キーパーソンの精神的な
支えとなるのが北田のお役目です。

母親に溜まったガスを抜くことが、
当事者の見守りに好変化を与え、ひいては、
当事者の小さな変化を守り育てていくことになります。

今日はEPMでの取り組みの実際について、
簡単に語りました。

ここでブログの読者の皆さんにお知らせです。

今年の年末の29日30日の午前中に
北田心理相談室では「」や
」でお悩みのご家族様に関して
東京新宿の北田心理相談室でカウンセリングを
今回初めて受ける方に限定して通常のお試し
カウンセリングよりも格安で相談を
お受けいたします。

北田は「ひきこもり」に関しては、
他の心理士と比べると特別な
思い入れがあるのです。

この思い入れにつながったある老夫婦との
エピソードはまたの機会にお話します。

年末の特別カウンセリングを
ご希望の方は、「お問い合わせ」から
どうぞお申し込み下さい。

料金はここでは安すぎて言えません。
上記からお尋ねくださいね。

また今日お話した、EPMという方法による
ひきこもり脱出に向けた取り組みに
関心のある方は、本ブログの「お問い合わせ」から
ご質問などをお送り下さい。

年末の特別カウンセリングは限定10名です。
先着順ですので関心のある方はお早めにどうぞ。

また、12月20日(土)は新宿溝口クリニックにて
不登校・ひきこもりだけに限定せず
「心の病に苦しむ当事者を抱えたご家族」に向けて
家族としての在り方について北田が
15時から16時半までお話します。

「うつ病の家族対応のポイント」と
ご案内に書いていますが、心の病に苦しむ
当事者に何が出来るのかについて分かり易く
説明します。

前回も言葉の使い方を変えただけで、
ペットの水が変化する実験を行いました。
参加の皆さんは驚きながら、言葉の使い方の
重要性を確認されたようです。

今回は何が登場するやら、お楽しみに
詳細は以下をご参照下さい。
http://www.shinjuku-clinic.jp/seminar/FamilySeminar_kitada_201412.pdf

ここまで、お付き合い頂き感謝です。
ありがとうございました。

では、またお会いしましょう。

明日もきっと幸せな一日。

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