うつ・ひきこもりからの脱出:成功した家族の言葉から


うつ・ひきこもりからの脱出:成功した家族の言葉からこんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

前回は「うつ・ひきこもりからの脱出:エネルギーの浪費
と題してお話しました。

今日は、「うつ・ひきこもりからの脱出:成功した家族の言葉から
と題して綴ります。

これからお話しする脱出に成功した
家族の言葉は、Hさんというお母さんが
残された言葉です。

もちろん、Hさんからは「自分のことが
お役にたてるのなら」と許可を頂いた
上でお話しています。

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Hさんの息子さんは小学校から不登校の状態に、
なり、中・高はほとんど登校出来ず中退に
追い込まれ・・・

その後は”ひきこもる”という
典型的なパターンを持っていました。

しかも、お会いした当初は息子からの暴力が
激しく「刺されるかもしれません」と
身の危険を私に訴えられていました。

内緒で医者から処方された安定剤を
思い余って食事に混ぜ飲ませていたと
いうお話に我が耳を疑ったことが
昨日のようです。

最初のカウンセリング時に、
”藁をもつかむ想い”は分からないではないが
「人間としてやって良い事と悪いことがある」
「騙し討ちのようなことは許されない!」と
私は母親に対し厳しいながらも丁寧に
時間をかけて話し合いました。

やっていることの善悪が判断できない
=思考障害の状態にあったと思います。

そこからスタートして、
3年間の母親への継続したカウンセリングにより
息子さんはフリースクールで高校卒業の資格を
取得されたのでした。

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この時の私とのカウンセリングの中で、
気付きが深まり口にされた言葉をこれから
3回ほどに分けて紹介します。

今日は、その中でも
①ゆっくり!焦らない
②余計な事を言わない
③調子に乗らない

というHさんが語られた3つの戒めの言葉に
ついてお話します。

Hさんは私が担当する前は女性の臨床心理士が
担当されていました。

毎回2時間を超える熱心な
カウンセリングを受けていたそうですが
”責められる思いで疲れ果てた”
語られました。

1・ゆっくり!焦らない

私はその言葉を受けて、
強制ではなく緩い雰囲気を意識して
「ゆっくり!焦らさない」ことを
意識して進めました。

なかでも、『緩やかな流れに乗れば見えないものが見えてくる』体験を
積み重ねたことで得た教訓がこの言葉です。

しっかりと立ち止まって、
冷静に状況を見ることが出来るように
なると、様々な気付きが起こって
息子の声にまでは至らない
(叫び)にまで・・・

最終的には注目出来る(聞ける)ように
なったのです。

2・余計な事を言わない

親というものは”しんどさ”が
喉もとを過ぎると、「本人の為!?」と
いう美辞麗句を持ってついつい余計な事を
言ってしまうという振り返り体験の後に
自戒を込めて語られた言葉です。
確か、息子さんが外の世界に向かって
動き出した時に過剰なサービスをしてしまい、
久しぶりに蹴られる事件が起こりました。

その頃は、Hさんは自分自身のことを
冷静に振り返ることが出来るように
なっていたことでこの言葉が
出たと思われます。

3・調子に乗らない

親の勝手な都合で
カウンセリングが歪曲しないように
Hさんは「親というものは本人が少し良く
なったらついつい調子に乗って欲張る」
数々の経験から振り返られた時に
出てきた言葉です。

今日は、Hさんの3つの自戒の言葉を
紹介しました。

如何でしたか?

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最後まで、お付き合い頂き感謝です。

またお会いしましょう!

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