こんにちは
東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士の北田義夫です。
長期間にわたってブログの記事を
書くのが止まってました。
お詫びするしかありません。
ごめんなさい。
1つは、
悪循環から抜け出せない家族に向けて
実践家族会が東京からスタートし、
大阪と広島でもキックオフしてました。
2つは
国の研修施設をはじめ各地の研修会で
メンタルヘルスやコンプライアンスの問題で
講演してました。
それがなんやねん・・・
そんな声が聞こえてきそうです。
あらためて、「ごめんなさい」です。
実は、ブログが停止していた2ヵ月の間は、
記事を書くこと自体が出来なくなった・・・
そんな感じです。
実は、ブログに関して気持ちがあっても
頭が実に働かなくなったんです。
私の想いや意思とは裏腹に
全く行動出来なくなるなんてことが
私の身にも起こったんです。
あらためて、思ったんです。
「こころの病を抱えたひとは、
ちょうどそんな感じではないだろうか!?」
・・・って
自分の意思が働かなくなる世界に陥ってしまう!
という感じです。
ちなみに私の場合は、
書きたいことが多すぎて勝手に混乱し
おまけにハードルを実力以上に挙げた結果です。
「これでは読者の心に刺さらないよなー!」
「この内容では、面白くないやろう」
・・・そんなこと勝手に考えていくと
下書きはあっても完成まで辿り着けない事態に・・・
でも不思議なのは、
その一方で同じ人間が「講演」というお仕事では
自分でも怖いくらいのパーフォーマンスで
生き生きと活動し好反応を得ているなんて・・・
(”自己中”でごめんなさいね)
人間は不可思議ですが、
ある一定の原則を心得ていると動き出します。
ただし、最初はエリア限定ですけど。
本ブログの最後に、このことをお話する
新宿溝口クリニックでのセミナーに
ついてお知らせします。
今日は、「気分障害」について
入口の所だけ触れます。
これは、アメリカの精神医学会が定めた
DSMという診断マニュアルに
記載されています。
難しい話はさておき、
「気分障害」とは気分が
ハイテンションになったり
その反対に落ち込んだりする病気です。
大きく分けて、「うつ」のみの単極性障害と
「うつ」と「躁」(ハイテンションの気分)を
繰り返す双極性障害に分かれます。
最新版のDSM-Ⅴでは
気分障害という項目はなくなっています。
しかしこのブログでは、あえて
「気分障害」という言葉を使います。
身体も含めて長引く不調感が、
「気分障害」の特徴といえます。
この不調感が、漂うムード=気分に
影響する病気が「気分障害」そのものなんです。
北田心理相談室には、
最後の望みをかけた患者さまが
各地より来室されます。。
その方々のお話で一番多いのが、
以前のブログにも何度も書きました
単極か双極かの鑑別違いで起こる症状を
抱えておられる方々です。
端的に申し上げますと、
薬が効かなくなるのです。
それと、単極性の気分障害である
『気分変調症』の初期のアプローチの
甘さから何十年と症状が慢性化している
どこに行っても治らない方々です。
うつ気分は軽いが一日中持続している感じは、
当事者としては大変つらいものが、あると思われます。
日常生活はある程度できるけれど、
辛さを常に抱えている方は年々増えている感じです。
それと、一時的な妄想や幻聴などの
精神病的な症状が出現したことで
精神病と診断されている方が実に多いことです。
次回のブログからは、
もう一度「気分障害」のカテゴリーに基づいて
分かり易い説明をしていきます。
お楽しみに
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急な告知で申し訳ないのですが、
明日土曜日に新宿溝口クリニックにて
メンタルヘルスセミナーを行います。
テーマは、
『自分の感情を排除せずに自分らしく在りつづける、5つの方法』
です。
日時:8月29日(土)明日の15時から17時まで
参加料:2千円
会場:東京都新宿区新宿2‐3‐11 御苑前311ビル4F
溝口クリニック セミナールームです。
お申込みは、03-3350-8988まで
次からはもう少し早く告知いたします。
新宿溝口クリニックのHPに入って頂くと
毎月北田が提供しています一般公開中の
格安セミナー情報が出ています。
この参加料では、他では行いませんので
あしからず・・・溝口院長の格別なご配慮です。
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またお会いしましょう!
明日はきっと幸せな一日