ひきこもりの改善:小さな達成感の獲得には

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ひきこもりの改善:小さな達成感の獲得には

うつ・ひきこもりの専門家、

臨床心理士の北田義夫です。

 

今日は

【小さな達成感の獲得】

についてお話しします。

 

【達成感を獲得するには】

ひきこもりの当事者にとって、

何か行動を起こすというのは簡単ではありません。

ひきこもらせている、脳の4つの障害(視覚・聴覚・思考・行動)が

解除されるために

】・【ゆっくりリズム形成】・【緩む】という

3つのワークを紹介してきました。(ブログや動画でも)

 

まずは、これらのワークにより

今まできちんと情報を受け取れなかった

当事者やご家族の心のベースラインが

上がるということが必要になります。

ここが達成され始めますと、

4つの障害が徐々に解除されていき

起こっている状況を冷静に見てとるまでに

変化します。

 

そうなると、家族の中に【落ち着き】という変化が

生じます。

冷静に状況を見て取れる人が出てきます。

このタイミングで

『何が困っているのか』、【悩みの本質は何処にあるのか』などが

”記憶ではなく、記録に残す”というシステムを教育することで

身に付けて頂きます。

 

この落ち着きを示す人を、北田心理相談室では

キーパーソンと言ってそこを起点として家族の機能の回復から

当事者の変化につなげていくのです。

 

概要を説明しますと、

このキーパーソンの落ち着きが

パラレルプロセスという段階を経て

当事者にまで伝わっていくのです。

この機能を起こさせるために

私は、当事者やご家族に対して徹底して

心理教育を行います。(それが後述する実践家族会です)

そして毎日記録を付けてもらいます。

(時期が来れば、当人も可能になります)

 

続けていくと、呼吸の仕方や気持ちの整理の仕方、

言葉化の意味などを具体的に理解できるようになることで

心のベースラインが上昇し、自分の状況を無理なく受け取れる

までになります。

 

そうなると、当事者の中に一定の兆しが生じます。

それは、変化を求めての”小さな企て”が生じるのです。

 

例えば、少しづつ起きる時間が早くなったり、

居間に出て来るなどの生活上の変化が現れます。

 

この変化が出てきた時にこそ、

余計な事を言わず見守ることが必要なんですが

そんな教育を受けてないし、

関係機関からから指導も受けていないために

変化の兆候を育てていけないのが現状です。

 

でも、そこを育てていけると当事者の中に

自分の家族に対して、【何があっても見守ってくれる】という

強い信頼感が芽生えてきます。

 

人は、その時に出来ることを少しづつ積み上げていくと

小さな達成感が芽生えて”次にこれっていう様に”

小さな達成感が次の行動の連鎖を生み出すのです。

これが、後の自信につながるのです。

それを、起こすうえで【家族への絶対的信頼感の有無】は

大きな鍵となるのです。

 

今日はここまでにします。

ここまでお付き合い頂きまして、

有難うございます。

明日は、【ひきこもりの改善:パラレルプロセス】に

ついてお話します。

 

なお今日のお話は、後ろに挙げた動画が補足の説明になっています。

参考にご覧頂けると幸いです。

 

また、本ブログで説明している

心の課題を抱えた人(当事者・御家族)が

立ち上がっていく為の必要な考え方や行動を学ぶ

実践家族会初級講座の案内も掲載しています。

良かったらどうぞ参考になさって下さい。

実践家族会初級の詳細

また明日、お会いしましょう

 

 

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