こんにちは
東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士の北田義夫です。
昨日は「ひきこもりに対する家族アプローチ」
についてお話しました。
今日は、「うつとひきこもり支援に必要な感情コントロール」
についてお話します。
こうした方がご家族にいる場合は。
家族は大変疲弊されています。
今まで何をやってもうまくいかなかった
ご家族にとって、慢性的とも言える苦しさと
無力感が連続した時間によってどんどん精神的に
追い詰められて頭がいっぱいになって、
ストレスが抜けない状態が生じます。
頭がいっぱいになること、
心がいっぱいになることとは
同じ意味で考えて頂くとちょうど
ぴったりくると思います。
このとき生じたストレスも
いっぱいになって、心の袋が
破裂する現象がいわゆる「切れる」と
いうことです。
感情の爆発がそれにあたります。
この「切れる」、「感情が破裂する」現象は
当事者にとっても、御家族にとっても実は
大変痛々しいものなのです。
八つ当たりは、それにあたります。
ブチ切れて、、爆発して何かが
解消されて生産的に何かが
生み出されるのなら
まだしもです。
結果は自虐的な行為となり、無力感と
絶望感に苛まれていきます。。
この悪い流れを止めて好循環に持っていく
ために、頭のなかや感情・こころなどを
空っぽにすることを北田心理相談室
では具体的に方法を示しながら指導しています。
要は、頭がカラ(空)にならないから
心もカラ(空)にならないのです。
休めないので、ストレスが抜けないばかりか
貯まってしまい満タンになって入れ物(袋)が爆発してしまう。
そうならない仕組みを
私のカウンセリングやセミナーでは
提供しています。
このブログでは簡単に説明しておきますが、
詳細をお聞きしたい方は是非ともセミナーや
実際のカウンセリングにお越し下さい。
超簡単な説明は、「考えない」で済む仕組みを
作るということです。
考える時間を少なくするだけで
心身が休まり、感情のコントロールが
少しづつ出来るようになるのです。
これは誤解のないように表現すると、
「考えないようにするのではない」のです。
無理やり押さえ込むやり方は、
私は決して推奨しません。
むしろストレスが溜まって、
さらに身動きがとれなくなるだけなのです。
頭に浮かんだきたものは、
浮かんできたものとして処理する。
決して否定しないことで、
感情のコントロールを取り戻すことができます。
ここでは3つのアプローチのうちの1つを
読者の皆様に提供いたします。
頭の中にある考え
(ストレスを生じさせるもの)が
浮かんできたら、「積極的に考える」という
アプローチです。
ただし、ここからが大切な味噌の部分です。
考える時間、すなわち枠組みを与えて
ここまでは(何時何分まで)
徹底して考えるが・・・
それ以上は今日は考えないという
時間枠を設定します。
これは、練習次第で誰でも身に付けることが
可能なんです。
今日は例えば20分枠なら、この20分だけ考えるけれど
それが過ぎたらさっさと諦めてもう考えないようにする
仕組みを練習するのです。
もちろん、次の日に20分は考えていいので
その時間だけ考えるようにします。
これを繰り返し練習を積み重ねていくと
ダラダラと考えなくなるので
頭の中が空っぽになり、
感情や心が休まりストレスによる
ブチギレは減少します。
これこそが、まさに感情コントロールの
一つの方法です。
本日の夜に「うつ・ひきこもりから脱出を目指す実践家族会」
の説明会を開催します。
お話しなかった他所ではまず聞けない
感情をコントロールする大変簡単で有効な
方法を紹介します。
具体的なお話を聞きたい人は
今晩の実践家族会か体験カウンセリングに
ご参加下さい。
「うつ・引きこもりから脱出を目指す実践家族会」では
第1回の説明会を下記の要領で行います。
本日ですので、ご希望される場合は
北田の携帯までお申し込み下さい。
<080-5134-9149>
日時:2月14日(土)19時40分~21時20分(開場19時40分)
開場:新宿区四谷地域センター11F学習室
参加料:お一人様5千円(税込)
*資料の準備の都合上、事前に必ずお申し込みの上ご参加下さい。
参加料は会場で直接私にお支払い下さい。
3月、4月にも説明会を実施する予定です。
質問なども喜んで
お引き受けいたします。
最後まで、お付き合い頂き感謝です。
お楽しみに
またお会いしましょう!
明日はきっと幸せな一日