うつ・ひきこもりからの脱出:家族の出来ること

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うつ・ひきこもりからの脱出:家族の出来ること

こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

前回は「うつ・ひきこもりからの脱出:実践家族会の挑戦
と題してお話しました。

今日は「うつ・ひきこもりからの脱出:家族の出来ること
と題して綴ります。

私は、今まで多くのうつやひきこもりを抱えた
当事者を抱える多くの家族とお会いしてきています。

各地の公的な機関やセミナーでお会いしたことを
契機にカウンセリングが始まったケースも
あります。

たまたま、看護師協会の講座で
主催者が私を紹介する際に言及した
“毎月1回親の会の依頼で始めた
家族総合支援室が10年間続いている”
いう話を契機に相談が始まった方も
おられます。

実効ある支援を多くの人が求めていますが、
適切にマネジメント出来る専門家が
少ないのが現状です。

うつとは・・・、
ひきこもりとは・・・と
語る人は多いですが、実際的な対応を指導し
ご家族に明確な理論に基づき確立した
アプローチが指導できる方は
極めて少数しかいません。

効果的な対応をアドバイスできる方は
現状は皆無に近いと言えます。

話を受け止めることは出来ても、
改善に向けて次の一手を提示できない方が
ほとんどです。

次の動画を見て下さい。
これはかなり前の動画ですが、
当日は大学の教授や精神保健センターの
医師たちも当事者家族に交じって
参加されてました。

実は当日NHKからの取材申し込みや
民法ラジオで講演会のお知らせが
あったと主催者から報告があったものです。

この動画は1分ぐらいからが胆の部分です。

さて、本題に戻ります。

家族のアプローチを語る場合、
家族が出来ることと出来ないことの
ラインを引くことの大切さを認識する
ことが何より大切です。

このことを、(限界設定)
と言いますが、家族のみならず治療者も
分かっていない方が多くいるのが
現状です。

『見守ることが大切!』とまで、
言及できたとしても、家族が見守れるまでに
至るアプローチはどうしたら身に付けることが
出来るのかは誰も教えてくれません。

北田心理相談室が主宰するセミナーでは、
例えばこのリミットセットから何を学ぶのか
などを行動レベルで一般人が理解できる
言葉に落とし込んで説明します。

「家族は落ち着かなければなりません!」
という教条的な言葉で理解出来る人はいないのに
そんな意味のない言葉が現場では飛び交っています。

こんな場合、北田は
『道に迷ったら、突走たって意味がない!』
という言葉を引き合いに
落ち着く必要性と落ち着きによって生じる
Ach(あっー!)体験を経験して頂きます。

落ち着きによって、心身が緩むと
まさに『緩やかな流れに乗れば見えない
ものが見えてくる』体験をセミナーでは
理屈抜きで味わうことができます。

そこをベースにして、
落ち着くための3大ワーク
(こころのベースラインを上げるワーク)を
誰でも出来る形にコツコツと加工してきた
手法を具体的に語ります。

それがズバリ
①光のワーク
②ゆっくりのリズム形成

(上の動画で説明しています)
です。

科学的な説明も、もちろん行いますが
”百聞は一見に如かず”が一番です。

過去のブログに何度となく登場しています。
是非とも、ご参照ください。

 

過去のブログでは、
♢リミットセットから

♢家族の関わりの肝

♢助言やアドバイスを超えるもの

♢慢性的な課題がある家族の特徴

♢何故そのような状態に陥るのか?
<IN BOX理論>

♢家族の落とし穴

♢家族に無理なく変化をもたらすには

♢家族が出来ることは

♢脱出に成功した家族の言葉
などについて綴っています。

今日のブログは、如何でしたか。

分からないことや疑問点などは、
本ブログの「お問い合わせ」から
お申し付けください。

実践家族会に関する質問なども
喜んでお引き受けいたします。

本ブログの「お問い合わせ」からどうぞ。

最後まで、お付き合い頂き感謝です。

またお会いしましょう!

明日はきっと幸せな一日

カテゴリー: ひきこもり 脱出, うつ 脱出, 家族, リミットセット タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , パーマリンク

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