うつ・ひきこもりからの脱出:感情の暴走には


・ひきこもりからの脱出:感情の暴走にはこんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

前回は「うつ・ひきこもりからの脱出:家族の出来ること
と題してお話しました。

今日は「うつ・ひきこもりからの脱出:感情の暴走には
と題して綴ります。

私は、今まで多くの心の病を抱えた当事者や
ご家族とお会いしてきています。
(10年間でのべ5万人を超えています)

その経験から、拙いブログですが読者の皆様に
心の病に対する具体的な対処の仕方について
提供しています。

多くの方がブログを読んで頂けることが、
何より大きな励みです。

北田義夫が仕事を進めていくうえで
大切にしている柱(理念)は
以下の内容です。

家族の心をつなげて元気にし、
絆を深めることによる社会貢献』です。

大それたことを書いてますが、
私自身は大変真面目に考えています。
今では家族支援がライフワークになった
と言って過言ではありません。

当事者の支援を進めていくうちに、
家族の大きな力を痛感する難しいケースに
何度となく遭遇しました。

誰がアプローチしても解決しなかったテーマが
家族が一つ心になって動き出した時に
理屈を超えたパワーが生み出され
当事者に小さな兆候が生じます。

この小さな兆候を
守り育てていくプロセスを
適切にサポートすれば脱出を図るための変化は
最終的にもたらされるものなのです。

こうした経験をベースに
家族の力をひとつに結集することで、
心の課題を抱えた当事者やご家族の伴奏者に
なりたい気持ちで本ブログをコツコツと
書いています。

さて本題に入りますが、
読者の皆さんは、自分の一時的な感情に
押し切られて行動した結果により
後悔した経験はありませんか?

この行動が、一つの感情の暴走に他なりません。

例を挙げると、
理不尽なことは分かっているのに
人に八つ当たりしてしまって
落ち込んでしまう現象の
ことです。

この場合、振り上げた”怒り”の拳を
下ろすところがないことから
”八つ当たり”が生じます。

これって決して生産的な活動では
ないから後味の悪さが当人に残ります。

そうなると、
マイナスのエネルギーが増大していきます。

このマイナスのエネルギーを
プラスに転換できると当事者は
脱出に向かって歩み出すチャンスを
手中に収めます。

こういった『感情の暴走』を未然に防ぐには
日常の生活の中で「自分の感情」に
気付くことがまず必要となります。

「自分の感情に気付く」・・・
って何なんでしょうか?

これはズバリ
自分以外の人が見ているように、
自分の感情にフォーカス出来る(
ということです。

同じ銘柄でサイズが同じ靴でも、
人の靴を履くと何となく気持ち悪い感じが
ありますね。

この時の”自分の靴とは何か違うぞ!”と
いう違和感が、感情の暴走が生じる場合にも
注意深く自分を観察すると行動の前後で
生じていることが分かります。

これは結構難しい話で
専門家を訓練する際にも
このことを引き合いにして
説明しています。

ただ感情が違和感を感じる感覚に
焦点化することを練習すると
誰でも身に付けることが
出来るようになります。

心理学的には「セルフモニター」と言います。

乗れない自転車が乗れるようになるように、
地道にあきらめないで練習を
積み上げるだけなんです。

ここで大切なことは
「まぁー、私ムカついてるわ、いややわぁー」

ムカついているときに「ムカつく、くそー!」
では意味が違うということです。

前述した内容は、”感情に気付いている”
ことになります。

後述した内容は、ムカついているために
自分の感情にフォーカスしているとは
言い難い状態です。

つまり、感情の波にのみ込まれて
感情に振り回されている状態に近いと
言えます。

この差は微妙なものに
感じられるかもしれませんが
『感情に振り回される』と
エネルギーが浪費され
自己制御感を得る方向とは
全く反対に向かっていきます。

うつ・ひきこもりからの脱出を図るためには
この違和感を伴う感情の焦点化が何より
必要です。

これが出来るようになるというのは、
客観視が可能になる事につながりますので
この非生産的でエネルギーのロスを生む
例えば、ムカつく感情を手放すことが
可能となるのです。

ポイントは、
道徳律で「ムカつくこと」や「感情を外に
出すこと」を無理やり抑え込むことは
意味をなさないということです。

ここからが本日の胆の部分です。

自分の感情にフォーカスすることが出来ると
感情を手放すことが独力で可能となります。

「客観視出来ているかどうか」が
最終的には質的な違いを生み出すのです。

『感情を手放せる』と何が出来るの?
という質問がまさに聞こえてきそうなので
あえて答えます。

一時的であれ嫌な感情から解放されると、
人間は状況や相手に対して、気付きと発見が
起こります。

「なんや、ムカつくほどでもないゎ」、
「悩んでも仕方ない事に悩むのは無駄や!」
・・・なんて言葉が出てくるんです。

開放感から生じる心身の緩みが
「緩やかな流れに乗れば、見えないものが
見えてくる」という黄金律の”証し”を
もたらします。

今日のブログは、如何でしたか。

分からないことや疑問点などは、
本ブログの「お問い合わせ」から
お申し付けください。

もう少し、具体的なお話を聞きたい人は
北田心理相談室のお試しカウンセリングや
新宿溝口クリニックのメンタルヘルス
セミナーや家族セミナーに
ご参加下さい。

6月から東京から始まります実践家族会の
説明会&講演会に御参加頂くのも
良いかもしれません。
http://sinnri-expert.com/wp-content/uploads/2015/04/7031f952d54c0ce94bbb2389c55af4161.pdf

まさに、百聞は一見に如かずです。

北田が分かり易く色々なテーマを
解説しています。

6月の新宿溝口クリニックでの
メンタルヘルスセミナーは
以下の要項で行います。

日時:6月6日(土)15時~17時
会場:新宿溝口クリニック4F
セミナールーム
テーマ『自分の感情と無理なく付き合う方法:自分の為の応援とは』
参加料:お一人につき2千円

詳細は次回のブログでお知らせします
楽しみにしていて下さい。

人を応援する気持ちは何となく
自分のテンションを引き上げてくれます。

何か良いことをしているようで
気持ちのステージが勝手に上がっていきます。

しかし、時間が経つと『嫉妬心』が
湧いてきてそれどころでなくなります。

時には感情が暴走してしまうこともあります。

それ以上に心をクリーニングする方法、
それは、ずばり「自分の為の応援」を
することです!

人生を歩む上で、あなた独自の心の杖が
見えるかもしれません。

病気の有無に関係なく、日々を生きる上での
これは大きなテーマです。

臨床心理士としての豊富な経験から、
理論の枠に捉われずに実際上の有効な対応に
ついてお話しします。

セミナーに関する質問なども喜んで
お引き受けいたします。

ブログの「お問い合わせ」からどうぞ。

最後まで、お付き合い頂き感謝です。

お楽しみに

またお会いしましょう!

明日はきっと幸せな一日

カテゴリー: うつ 脱出, ひきこもり 脱出, フォーカス(焦点化), 家族, 感情の暴走 タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , パーマリンク

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