こんにちは
引きこもり専門の臨床心理士
北田義夫です。
今日は、
引きこもりの当事者を
抱える御家族にとっても
斬新で大きな視点を提示しますね。
今日のテーマは、
「引きこもり支援に、
脳の特性という視点を」です。
脳は見たいものしか見ていない!
これは、当事者や家族の心理を端的に
表した言葉です。
多くの人は長引く引きこもり状態に
翻弄されながら、まともな援助者に出会う
ことなく
手応えの経験がないまま
今日に至っています。
そうなると、
脳は自分は「生きていても価値がない!」、
「誰も助けてくれない」という方向で
身の回りに起こってくる出来事を
判断していきます。
結果として判断の材料は、
マイナスの価値観を裏付ける物だけが
集められるのです。
だから、当事者や家族の周りには
偏見が満ちているのです!
これを「脳が機能不全に陥っている」と
北田は講演会で表現しています。
分かりやすく言えば、
事実は事実しかないのに
事実以外のものが混入している状態
なのです。
脳の機能不全によってもたらされる意味付けに
よって「見ること」が阻害されて、
在りのままに事実を捉えること
に困難さが出てくるのです。
引きこもり支援に限らず、
メンタル不全者への対応時に
いつも気が付くのが
この視覚の問題なのです。
こういった脳の選択的に出来事を捉える傾向を
カウンセリングの場面で話題として
扱えるようになるように
素材を集めて、常にその検討の機会を
待っています。
自己検討能力が刺激されてくると、
自分の物事に対する傾向を認識した上で
起こっていることをマルごと全体で
見ることが可能となります。
そうなると脳の機能不全が解除されて
しっかりと起こっている現実を
偏見を持たず観察できます。
引きこもりから脱出を果たすには
脳の機能不全の解除は不可欠です。
引きこもり当事者に
こうした変化をもたらすには
この脳の特性を考慮したアプローチが
必要になってきます。
北田心理相談室が提供するカウンセリングは
こうした脳の特性を意識したアプローチが
体系化されています。
当事者や家族が理解出来る日常語を
使って分かりやすく説明されます。
こうした北田心理相談室の対応力の高さは、
全国の専門機関から支持されて
紹介という形で来室されて
います。
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またお会いしましょう!
明日はきっと幸せな一日