うつ・ひきこもりの専門家、
臨床心理士の北田義夫です。
<引きこもり問題の解決の本丸とは何か>
私は、いままでひきこもりの相談を数多く受けてきました。
13年間でのべ1万人を超える当事者を元気にさせてきました。
ここで、ちょっと考えてみましょう。
ひきこもりの問題とは一体何なんでしょうか。
「そんなの、うちの子が家にいて外に出ないから問題なんです!」
という声が聞こえてきそうですが、
よくよく考えてみると、何か家にいて困ることはありますか?!
本当の問題は実は2つなんです。
1つ目は、お子さんが家に引きこもっているために本来持っている可能性が出せないこと
2つ目は、子供さんが引きこもってしまっているために、お母さんが自分自身を責めてしまっていることです。
この2つが引きこもりの本当の問題なんです!!
ですから、私は
こういった問題がどこから来ているのかといえば、
- 子供さんが何を考えているのか分からない
- 子供さんとどのように、コミュニケーション取れば良いのか分からない
ところから来ていると各地の講演会で説明しています。
そこを解決すると、お母さんにストレスが無くなり
子供さんが自分で頑張りたくなる動きが勝手に起こってきます。
ついには、その結果自ら新しい世界に飛び出していった
お子さんが多数いらっしゃるんです。
☆50代でひきこもり脱出に成功した男性
☆高1を4回やり直したあと、臨床心理士を目指し大学院を終了した人
ひきこもりを抱えるお母さんは、
とかく、家から出すことに目が向いていて
「本当の問題が明らかになっていない」のが現状です。
むしろ、どちらかというとひきこもりに飯弄されて、
『何が嫌なのか』
『何が問題なのか』
が分かっていないことが多いのです。
だからこそ、何が問題なのかハッキリさせなければなりません。
その為に、
①子どもさんが何を考えているのか分かる事
②子供どもさんとのコミュニケーションの取り方が分かる事
がとても大切になってきます
私は、この2つのことを理解出来る様になるための
具体的な方法をカウンセリングや実践家族会で
具体的にお伝えしています。
実効ある支援を多くの人が求めていますが、
適切にマネジメント出来る専門家が
少ないのが現状です。
うつとは・・・、
ひきこもりとは・・・
と語る人は多いですが、実際的な対応を指導し
ご家族に明確な理論に基づき確立した
再現性の高いアプローチが指導できる方は
極めて少数しかいません。
効果的な対応をアドバイスできる方は
現状は皆無に近いと言えます。
話を受け止めることは出来ても、
改善に向けて次の一手を提示できない方が
ほとんどです。
家族の対応を説明する場合、
私が大切にしていることがあります。
それは、『道に迷ったら突走ったって意味がない』ということです。
ひきこもりを抱える家族の大半は、
私のところにたどり着くまでに疲弊し
誰に頼ったらよいのか分からない、
まるで遭難者のような状態です。
お心が定まらない状態です
『見守ることが大切!』といくら支援者が
正論を述べてもこうした心理状態の関係者には届きません。
こうしたときに、光を浴び、ゆっくりのリズムを意識するだけで
心身の緩みが生じることを具体的に指導することで
家族が緩み当事者に変化の兆候が現れることを
YouTubeなどの北田の動画を使用し学んで頂いています。
こんな状態の心理にあることを理解したうえで
具体的な行動レベルに落とし込んで
どなたにも理解できる言葉に翻訳した支援こそが
実行力を伴い成果に結びつくのです。
ほとんどの家族は、即興的なものに飛びつき
取り返しのつかない時間と金銭を無駄に失ってしまうのです。
これが本当の話です。
皆さん、本物のアプローチを学びませんか!
以下に第6期の実践家族会の初級クラスの
詳細についての資料を添えておきます。
是非見て頂けると幸いです。