うつと薬物療法


うつと薬物療法こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

昨日は、「うつと治療に使われる睡眠薬」に
ついてお話しました。

今日は、うつ病の治療に使われる
薬物療法に対する基礎知識を
患者さんとの関わりの中で
よく耳にする質問に答える形で
述べます。

【質問1】
薬物は身体にとって
異物であると言われているのに
なぜ使用するのですか?

これはなかなか鋭い質問です。
思わずドキッとしてしまいます。

薬の意味とは、通常は日常生活からくる
ストレスとライフイベントと呼ばれる
日常のインパクトのある出来事によるストレスの総量に
対して生じるストレス強度を低減させる役目があります。

もっと簡単に言うと、
人に影響を与えるストレス=「日常」+「ライフイベント」
のストレスで、薬はその耐性を
(限界を)上昇させるために使用します。

難しい言葉を使うと、
患者様の生活の質()を
改善させるために使用するものです。

【質問2】
QOLの改善とは、具体的に何ですか?

QOLとよく耳にしますが、
具体的なことが分からないと
患者様はよく口にされます。

1:病気の治療
2:症状の除去~軽減
3:病気の進行速度を抑制する・遅延化する
4:病気の予防

以上4つの目的が本来あります。

このために医師や薬剤師は、
治療計画を最適化した形で設計する必要が
あります。

同時に、患者様に医薬品情報の提供と
カウンセリングを適時行うことで
治療のモニタリング(客観的評価)が可能となります。

「なぜ薬が効いているのか、効いてないのか」
ということを、より論理的な理解なくして
副作用のレベルの見極めや
効果を期待しながらの問題症状を改善させる
アプローチは大変困難であると思われます。

これが、本来の薬物療法なのです。

【質問3】
児童青年期における薬物療法の注意点とは何か?

・・・これは専門家にとっても
重要な質問です。

★子供に対する向精神薬の反応は、
大人とまったく異なるということです。

★精神症状が行動化しやすい
(問題となる行動につながりやすい)

★使用にあたっての安全性の確立には
不十分さは拭えない。

★親の理解や協力なくして、
効果的な薬物療法はありえない。
⇒親への教育的な要素が必要不可欠

★子供といえど、保護者とともに
十分な説明を行い、副作用の管理を
行っていくことが必要十分な条件となる。

★子どもの心理や生理を熟知した上での
処方が必要となる。
⇒成人以上に難しい

今日はこの3つの質問にお答えします。

明日は久々ですが、ひきこもりや不登校に
対するアプローチに関してお話します。

本日は「うつと薬物療法」に関して、
多くの患者様から尋ねられる
薬に対しての素朴な疑問に
ついてお答えしました。

臨床心理士として許される
私の職種で限界可能なギリギリの範囲で、
のお話をしたつもりです。

もう少し、具体的なお話を聞きたい人は
カウンセリングや実践家族会にご参加下さい。

「うつ・引きこもりから脱出を目指す
実践家族会」では第1回の説明会を
下記の要領で行います。

日時:2月14日(土)19時40分~21時20分(開場19時40分)
開場:新宿区四谷地域センター11F学習室
参加料:有料

*興味や関心のある方は詳細を本ブログの
お問い合わせ」からお尋ね下さい。

3月、4月にも説明会を実施する予定です。

質問なども喜んで
お引き受けいたします。

最後まで、お付き合い頂き感謝です。

お楽しみに

またお会いしましょう!

明日はきっと幸せな一日

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