うつ・ひきこもりの専門家、
臨床心理士の北田義夫です。
今日は、
「ファミリーサポートプログラムの実際Ⅰ」について
お話します。
「ファミリーサポートプログラム」は3つのステージからなる」
今日はその最初のステージを説明します。
【ファミリーサポート・プログラムⅠ】
概要は、以下の通りです。
ファーストステージ(全2回)
まずは、家族の中でもお母様が
当事者の周りで起こっていることを
「在りのまま」に観察できるように落ち着いた状態を
獲得するお手伝いを行います
この時に指導するのは、
光のワーク・ゆっくりのリズム形成・緩むの
3大ワークです。
これにより心の動きを妨げている4つの障害が
解除されていきます。
(視覚・聴覚・思考・行動障害)
さらに両親が揃って、ファミリーサポート・プログラムを
御一緒に受けて頂けると効果は さらに加速します。
<脳の機能回復 のステージのまとめ>
「緩やかな流れに乗れば、今まで見えないものが見えてくる」
:脳の機能回復の結果起こることです。
“緩やかな流れに乗る”とは
母親が落ち着いて引きこもりの当事者を
観察出来るようになることです
これが出来ると、
「失ったものばかりに注がれていた視点が
今ある物にもシフトしていきます」
これら3つを下支えするのは以下の考え方です。
☆悪者探しをしない・・・原因探しは意味がない
☆今出来ることをコツコツ積み上げる
☆変化は起こすのではなく、もたらされる
☆母親(家族)と北田はチームを作る:責任は半分づつ
今日はここまでにします。
ここまでお付き合い頂きまして、
有難うございます。
明日は、【ひきこもりの改善:ファミリーサポートプログラムⅡ】
についてお話します。
なお今日のお話は、後ろに挙げた動画が補足の説明になっています。
参考にご覧頂けると幸いです。
また、本ブログで説明している
心の課題を抱えた人(当事者・御家族)が
立ち上がっていく為の必要な考え方や行動を学ぶ
実践家族会初級講座の案内も掲載しています。
ここでは、多くのご家族が求められる家族の対応について
詳しく語っています。
他のところでは聞くことが出来ない本物のアプローチが
学べます。
良かったらどうぞ内容の項目だけでも
目を通して下さい。
また明日、お会いしましょう