うつ・ひきこもりの専門家、
臨床心理士の北田義夫です。
今日は、
「うつ・ひきこもりの改善:偶有性が脳力を引き上げる」
についてお話します。
・脳は偶有性を好む
確実性を求める一方で、不確実性も望んでいる。
実は、確実性と不確実性のポートフォリオのバランスを好みます。
そして、このバランス状態を高いレベルにしていくためには、
以下の2つが大事です。
☆偶有性に遊ぶ視点
(何が起こるかわからないことを楽しむ)
☆セレンディピティの発見することを喜びとする視点
(起こることに自分なりのプラスの意味付けをする)
実際これをやっていくと
脳がパンパンに膨れ上がってきます。(情報過多のため)
そこで、脳の空き容量が必要ですので、
実践家族会では、「余裕」という言霊を入れて
スペースを増やすことを具体的にアドバイスしています。
また、「書く」ことでもう一人の自分との対話がなされ、
出来事を俯瞰し、意味付けができるようになります。
この辺は実践家族会の初級で学んで頂くと
このメカニズムが科学として理解が進みます。
今日はここまでにします。
ここまでお付き合い頂きまして、
有難うございます。
次回は、
【うつ・ひきこもりの改善:書くことは脳の中に不動点を作ること】
についてお話します。
なお今日のお話は、挙げた動画が
補足の説明になっています。
参考にご覧頂けると幸いです。
また、本ブログで説明している
心の課題を抱えた人(当事者・御家族)が
立ち上がっていく為の必要な考え方や行動を学ぶ
実践家族会初級講座の案内も掲載しています。
まずは初級の3回の講座を受講いただきたいと思います。
ここでは、多くのご家族が求められる家族の対応について
詳しく語っています。
他のところでは聞くことが出来ない本物のアプローチが
学べます。
良かったらどうぞ内容の項目だけでも
目を通して下さい。
また明日、お会いしましょう