うつ・ひきこもりの専門家、
臨床心理士の北田義夫です。
今日は、
「うつ・ひきこもりの改善:書くことは脳の中に不動点を作ること」
についてお話します。
<書くことの意味>
☆“書く”という行為
⇒記憶の外在化 にあたる。
これは、記憶としての固定化(証拠) となる。
それと、別の意味として・・・・・
・脳は自分の考えを常には把握していない。
思考(考え)は後からついてくる(作られる)⇒
“書く”という行為で一度外に出すことで気付き、発見を得ていく
☆脳の中に固定点(不動点)を生成
書かないと、せっかく得たセレンディピティは
頭の中で浮遊したままで、整理もされず、
パズルがなかなかつながらない。
しかも忘れてしまう。
だから、北田は【記憶ではなく、記録に残せ!】と指導している。
(冒頭の動画参照の事)
書くことで、パズルのピースを訂正な位置に
配置することで全体像を固定化できる。
それは、別の言い方をすると
【思考の足場づくり】に該当する。
☆不確実性とのバランスとり
人は常に不安(不確実性)に囚われるものである。
だから、書くことで確実性を増すことで、
不安とのバランスが取れて、
受け入れられるようになる。
(脳のポトフォリオを意識したアプローチが大事)
これによって、より高度な偶有性に向かって
自分を高めることが可能となる。
足場が固まっているので安定できるから:
不動点の形成がなされる
(家族会参加者の学びメールから作成)
つまり、より大きな不確実性(不安)も
受け入れて無意識に委ねた行動が
できるようになる。
この不確実性をも抱える力が、
不動点を生み出す“書く行為”に直結している
今日は最後に、私からのメッセージをお伝えします。
『家族の力をつないで元気にし、
絆を深めることで家族の課題を
解決するのが私の人生の使命です』
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今日はここまでにします。
ここまでお付き合い頂きまして、
有難うございます。
なお今日のお話は、挙げた動画が
補足の説明になっています。
参考にご覧頂けると幸いです。
また、本ブログで説明している
心の課題を抱えた人(当事者・御家族)が
立ち上がっていく為の必要な考え方や行動を学ぶ
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また明日、お会いしましょう