心の再生5万人。
うつ・ひきこもりの専門家、
臨床心理士の北田義夫です。
【ミラクル・ハップンド・アクション】と題して
今日は、このテーマでお話します。
これは、専門用語ではありません。
北田の造語です。
『奇跡が起こったかのように行動すること』を意味します。
実際頭で、その行動の必要性を理解していても、
なかなか欲しい結果につながる行動に至らないのが現状です。
それは、行動する理由を探し求めて、空転し始めるからです。
こういう時の、打開策として
【嘘でも良いから、フリ・演技でも構わないので行動すること】を
私はしばしば提案します。
それは、行動の理由を考え始めると
「○○しなければならない」と捉われたり、
行動しない理由を正当化する為に
行動しない理由を付けて誤魔化すということが生じるからです。
この背景には自分への自信の無さが実は隠れています。
ほんとうは、理由なんてなくても演技だと思うと、行動は可能です。
こういう場合は、「まず行動ありき」が大事であると考えています。
細やかでも行動し始めると、閉じていた脳の回路が開かれていきます。
すると、今まで気付かなかった世界が見え始め、
脳の機能のアップが生じてきます。
この時に書く行為を加えると、
情報のピースが脳の中で浮遊している状態から、
所定の位置に無理なく納まっていきます。
すると、ジグソーパズルのピースがそれぞれ
の位置にはまり、一枚の絵が完成するのです。
絵が出来ると、外から眺める(俯瞰する)ことが可能になり、
気付きや発見力に変化がでてきます。
ついには、行動の加速化のタイミングが訪れます。
早速、煮詰まったテーマを抱える人は、
是非これをやって見て下さいね。
騙されたつもりで結構です。(笑)
そしたら確実に、【見えないものが見えてきます】。
今日はこれで終了します。