心身が緩むと、今まで見えなかったものが見えてくるようになり、気付きや発見が加速する

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皆さん、愛してます。

臨床心理士の北田義夫です。

今日は
「心のベースラインを上げる3大スキル」の
最後に緩むということについて語ります。

『緩む』というのは
余計な力をズバリ心身ともに
抜くということです。

その前に、この動画をご覧ください。
緩むということの意味について
簡単で楽しい説明をしています。

北田の実施するセミナーやカウンセリングでの
雰囲気も伝わってくると思います。
お楽しみくださいね。

僕は極めてマジですが、
友人からは「お前酔っているんか!」と
何故か言われます。

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今日のメンタルヘルスセミナーから:「ゆっくり」の大切さ

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みなさん、愛してます。

臨床心理士の北田義夫です。

本日、
溝口クリニックのセミナールームを
お借りして本年第1回目の
メンタルヘルスセミナー
「こころのコリをほぐすには①」を
実施しました。

内容の告知は溝口徹院長のブログでも
していただきました。

お陰様で少人数ですが、
遠方からの参加の方や家族全員で
お話しを聞いて頂けた方もおられ、

最後には参加の方の熱に押されて
1時間ばかりですが
個別の相談会も急きょ行いました。

正直に申し上げて、
帰られる後ろ姿に一番力をもらったのが
私ではないかと思います。

本当にありがとうございました。

メンタルヘルス関係のセミナーは、
通常は200人・300人といった規模で
依頼されることが多いのですが、
(写真参照)

私にとりまして、
この膝を突き合わせる距離で
お話をさせて頂くのは
大変勉強になります。

そればかりか、
大変勇気と力を頂戴するのです。

皆様の息づかいが、
まさに伝わってくるそんな感じだけに
緊張感は正直半端なもんではありません。

お陰様で、参加者の方から
「北田先生の楽しくてゆるーい感じが
伝わります」と言って頂けているので
及第点は頂けているのかななんて
勝手に思ってます。

正味のところ、

今日の新宿北田相談室での午前の部の
カウンセリングもそうであったように、

まさに上滑りすると死ぬかもしれないと
いう恐れを抱きながら、
ここ10年間で延べ5万人の難しいと
言われてきた患者さんと
共同戦略チームを作って積み上げてきた
実践の知を具体的に語りました。

 

アカデミIMG_2934 (3)アカデミ

今日のセミナーで、お話しした
「ゆっくりのリズム形成」に
ついてここでは少し説明します。

「心のベースラインを上げる3大スキル」の
2番目として、・・・

生活全般のスピードを落とすことで
落ち着きや自己コントロール感を取り戻す
スキルを紹介しました。

具体的には、
ゆっくりと話す・ゆっくりと呼吸する・
ゆっくりと歩く・・・
これらは意識すれば出来るかもしれないと
当事者が感じる内容です。

初めて聞いたと言って感激された
ある患者さんは、
最後の個別相談会で
「これってどこに載っているんですか?」と
参加の皆さんのお決まりの疑問を
投げかけられました。

私は、
この質問には「多くの患者さんと
一緒に良くなるために試行錯誤の格闘を
重ねて見つけたことです。
まさに実践の中で抽出された
エッセンスです。☆

誰も書いてないのが正直なところです」
と毎回答えます。

北田が勝手にあみ出した理論でもなく、
誰かが唱えている方法でもない・・・
医師や大学の先生から
同じ質問を受けることもありますが
その方々にも同じ返答をしています。

多くは、その場で支持して頂いているので
大きく外れていないと断言できます。

病の方が抱える、
思考障害や行動障害に伴う視野の狭窄、
自己抑制感といった感情の障害を想起させる
なんて言っても・・・

一般人にはあまり役に立ちません。
むしろ専門用語を使うのではなく
具体的な生活で何をすれば良いのかが
知りたいところではないでしょうか。

だから前回の「光のワーク」でも、
セレトニンや神経伝達物質などという
専門用語をあえて使わないで
自分の言葉で具体的な内容を
語っているのです。

長くなってしまいました。

最後までお付き合い頂き感謝です。

本当にありがとうございました。

読んで頂いている皆様も、
1週間でも意識して生活してください。
特にゆっくり話すことで何かが変わります。
結果を聞かせて頂けると幸いです。

では

 

 

 

 

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光のワーク:この簡単な方法が全てのアプローチの始まり

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皆さん、愛してます。!

おはようございます。

臨床心理士の北田義夫です。

今日は、
『光のワーク』という心のベースラインを
上げる3大テクニック(スキル)のひとつに
ついて説明します。

この原理を応用した装置が
新宿溝口クリニックには、光源療法として
設置されています。
(一度体験されると良いと思います)

この治療原理は極めて簡単です。

人間は光を浴びると
元気になるという事実です。
「元気になる=心のベースラインが上がる」
ということです。

私のカウンセリングの現場での実感ですが、
早い人で3日間、遅くとも3週間ほどで
一部の重篤な患者様を除いて効果が表れます。

(確かに、
薬物療法やカウンセリングによる効果も
のっています)

光を目に直接入れるということは
ご存じの通りご法度です。

しかし、
カラフルな色の草花を意識してみること
(これは反射光を浴びることになります)や
木漏れ日の光を意識して浴びるという
間接光を浴びることは大変有効です。

不登校やひきこもりの人が
カーテンを閉めて、
暗い部屋から出てこないイメージからも
その効果は容易に想像出来ると思います。

(もちろん、当事者がカーテンを開け、
部屋に光を入れることが出来てくると
その後の好転の契機になっていきます)

「何となく気分の好変化が実感できる」、
「頭が回りだした」など
人によって表現は違いますが、
生活しやすくなることは
間違いありません。

冬の縁側でおばあちゃんが火鉢を前に
うたた寝するシーンを
頭に浮かべて頂けると、
気持ち良さや緩む感じが何となく
実感できそうではないでしょうか。

北田は
光によりもたらされる
この気分の良さや緩みをカウンセリングに
導入し、治療カウンセリングのプログラムを
組み立てていきます。

特になかなか効果の表れない患者さんを
どのように支えていくのかが
臨床心理士の真骨頂の部分です。

最後に、
光のもたらす効果はそれだけではなく、
睡眠障害の改善にも
役立つことを申し添えて筆をおきますね。

ここまでお付き合いいただき感謝です。

次回は2つ目のスキルである
「ゆっくりのリズム形成」について
語ります。

ありがとうございました。

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こころを「お大事にする」方法:何故か誰も教えない!

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皆さん、こんにちは

臨床心理士の北田義夫です。

医療機関では、
患者さんは受付で「如何されましたか?」、
「調子はどうですか?」とたいていの場合は
聞かれます。

この受付のお決まりの対応に
私の気難しい患者さん達は怒りをあらわに
「調子悪いから来てるんやろう!
何べんも同じこというな!!」と
ワンパターンのセリフを揶揄するように
言って頂いてました。

確かに、現実には
受付嬢が個人の様子を見ながら
相手に対応していくことは
難しい面があります。

しかし、私は折にふれ事あるごとに
個人の記録を作って対応を考える
ということを長らく彼女らにも提案し
指導してきました。

その結果は歴然として
名前の呼び方一つにしても工夫がなされ、
薬袋を必要としないことまでも
詳細に各自が
自分専用のノートに記すようになり
患者様のお気持ちを大切にする
接遇が生まれました。

ところがです、
僕はある時期に気付いたんです。
医療機関の帰り際にいわれる
お決まりの言葉である「お大事に!」という
言葉についての疑問です。

「お大事に・・・」っていつも言うけれど
お大事にする方法を具体的に教えているか?
という疑問です。

そこから僕の聞き取りが始まりました。
色々な患者さん、同業の心理士にも
尋ねました。

答えは明白、予想どうりでした。

何の説明もないまま薬をもらって
わずかな診察時間で帰るのが常というのが
多くの回答の言葉でした。

それから私は多くの患者さんに
そのことを意識しながら出会い、
共同チームを組みながら
治療面接を進めるなかで
「心をお大事にする」一般的で
簡易簡便な方法をついに見つけました。

今では各地の研修会で、
医師や大学の先生方の前で
講演させて頂いても概ね
「一般の方にも分かり易い説明である」と
支持されています。

これを私は
「心のベースラインを上げる3大スキル」
と呼んでいます。

次回からは、このスキルを
1つ1つ丁寧に説明していきますね。

次回は、「光のワーク」についてです。

こうご期待ください!!

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メンタルヘルスこれだけは:心が病むとはどういうこと?

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こんにちは、臨床心理士の北田義夫です。

今日は、
「心が病む」とはどういうことなのか、
実際の生活に表れてくる現象を
一般の方向けにアレンジした
説明をしますね。

(専門家の方には物足りない説明となりますが、
あしからず)

北田の説明は簡単です。

ずばり、
状態の程度を示す針が
両極端に振れることです。

ここで大切なのは、
「病むこと」と「病気である」ということは
本質的に違うということです。

一時的に病んでいたとしても、
元に戻れる場合は病気ではないのです。

針が両極端に振れていても
1から2週間して真ん中あたり、
いつもの自分に戻れれば問題なくOKです。

「先週は調子悪かったけど、
今週末あたりから戻ってきたぞ!」・・・
これは普通のことで、
調子の一定の人はいません。

波があって当然なのです。ご心配なく。

ここで、
「極端さ」に焦点を当てて説明しますね。

睡眠について:
眠れないと、人は病気ではないかと心配します。
逆に「いくらでも眠れるわ!」という
過剰な眠りもここでは問題となるのです。

食欲について:
一般的には食べれなくなる(食欲不振)と
病気と考えますが、
いくらでも食べれるという過剰な食欲も
問題であると考えて下さいね。

活動性について:
だんだん元気がなくなり活動性が下がると、
周囲の人は心配し始めます。
最終的には
ほとんど動けなくなる人も出てきます。

その一方で全く正反対の、
疲れを知らずに働き続ける状態(+)
というのも過活動と
言って問題があると考えます。

程度を示す針が過剰に振れた状態こそが
「病んでいる状態」、「調子の悪い状態」と
考えて下さい。

それが1・2週間たっても元に戻れない、
程度の針が±の両端から中央に戻れない状態が
「病気である」と判断するうえで
一つの目安になります。

北田は、
この針の極端な振れと吟味する期間を
経験上1・2週間と言っていますが、
医師が診断するマニュアルでは
長い期間を想定しています。

ただ、早期に介入することで
多くの人が短い治療期間で癒され
慢性化することなく再発率も低いのが
北田心理相談室での実感です。

ここでお話ししたことは、
1つの目安であって絶対的な尺度ではない
ことを最後に付記しておきます。

正確な病気かどうかの判断は
医師しかできません。

しかし、この目安こそが医者にかかった方が
良いのかの拠り所になることは
間違いありません。

1・2週間経っても元に戻らない場合、
特にいつもと違う感じが
自他ともに感じられる場合は、
かかり付けの医師(内科・産婦人科など)に
相談されることをお勧めします。

 

 

 

 

 

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臨床心理士の北田義夫が発信するブログ:家族総合支援室

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キタダ似顔絵 (2)

皆さん、こんにちは

Office Kitada 代表、
臨床心理士の北田義夫です。

新宿北田心理相談室(木・金・土)、
大阪上本町北田心理相談室(月・火)を
運営しています。

北田心理相談室は、
栄養療法で有名な新宿溝口クリニックの
連携機関でもあります。

栄養療法を正しく理解し
直接体験している臨床心理士として、
そのサポートとその後の課題である
「人間性の拡大」「社会性の構築」という
2大テーマを溝口徹院長より
お任せいただいております。

私は、
約10年間心療内科のカウンセリング部門の
責任者として治療カウンセリング
及び若手心理士の育成教育・指導にも
携わってきました。

今では、
5万人の患者さんを元気にさせた
臨床心理士として全国的に知られはじめ、
医療だけではなく色々な領域で
楽しく分かり易いやすい研修をする講師として
オファーがあります。
(教育・産業・福祉・司法)

拙い経験ですが、
少しでも皆様に生かして頂きたく、
本ブログをはじめました。

このブログでは、
家族が抱える問題に対して
どのような心の持ち方で対処していいのかに
ついて理論ではなく実生活での実践を語ります。

『誰にも聞けない、心のトリセツ』です。
*トリセツ:取扱説明書

末永くお付き合いください

 

 

 

カテゴリー: うつ病, 心の病, メンタルヘルス, カウンセリング, 家族 | タグ: , , , , , , , , | コメントする