うつ病だけでなく「こころの病」を発見するためのアラーム

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こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

今日は、うつ病だけでなく「こころの病」を発見するためのアラーム」と題して何の知識もない一般の方が
”心の病に罹っているかもしれない”ということを
簡単に自己チェック出来るポイントをお伝えします。

これを使用していただくことで、
医療機関に相談する目安が出来て
早期に治療にかかる契機となり
病いが慢性化することが
劇減すると思われます。

ただし、これは「うつ病だけをチェックする」
ものではありません。

むしろ、うつ病だけに限定しないことで
広くアンテナを立てることで自分の精神状態や
身体の状態・行動の状態をチェックすることが
可能となります。

場合によっては専門医へつながったり、
かかりつけ医(家庭医)のレベルで対応できる
ことで大きな病いに発展したり慢性化するリスクを
回避することが出来ます。

そういう警鐘を鳴らすという意味で、
”心の病を発見するためのアラーム”
表現しました。

今までたくさんの慢性ケースに
お出会いする中で来所されたご自身が、
「もっと早く北田先生にお会い出来てたら」
と言われることが多いです。

早期対応は、当人に与えるダメージを
最小限度に抑え、短期の治療完了が
達成できます。

以下が、アラームポイントです

①いつもと違う感覚を当人が感じている場合

なんだか疲れやすい・気分が晴れない・
得体の知れない怖さを感じる・身体に違う痛みを感じる
違う頭痛がある・・・簡単に言うと心身そして行動に
いつもの自分ではない違和感がある場合は
要注意です。

②自分の身近な人が違和感を感じている場合

当人が気付いていなくても、
身近な人である家族や職場の人は
本人以上に「いつもと違うぞ」と危機感に
気付いていることは多いです。

自分に自信がなくなっていると思われたら、
思い切って周囲の人に聞くことをお薦めします。

周囲の人は心の不調を
当人より早く気づいているという
調査結果もあります。

思い切ってチャレンジしてみてください!

③違和感に何らかの方法で気付いたとき

この違和感が”いつから”始まって
”どの程度続いているのか”
の把握が大変重要と
なります。

④もし違和感が2週間を超えて続いている

一度医療機関に
足を運ぶことをお勧めします。

⑤しっかりと、症状の歴史(エピソード)を尋ねることなくお薬が出ている場合

セカンドオピニオンを
受診されることを
強くお勧めします。

⑥もしどこに相談したら良いのか分からない場合

本ブログの「お問い合わせ」から北田心理相談室に
ご相談ください。

必要な場合は、信用できる力のある精神科医を
ご紹介させていただきます。

本日は、「こころの病い」を発見するためのアラーム
と題して綴りました。

何度も言いますが、うつ病だけを判定するのではなく
まずは、広く心の病いかどうかのチェックから入ることを
お勧めします。

入口を間違えることで、薬が違って症状が強化されて
しまう恐ろしいケースを数多くみているだけに
この問題は切実です。

最後まで、お付き合い頂き感謝です。

次回は、「うつ病と痛み」について述べます。
お楽しみに

またお会いしましょう!

明日はきっと幸せな一日

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言葉の持つ偉大な力を体感するワークとは:百聞は一見に・・・

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こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

今回は、講師としてこの19日に
愛知県の豊明市の消防本部に
お招き頂きました。

危険物安全協会の会員の皆様
並びに市職員の代表の方併せて
90名近くの方に「心のコリをほぐすには」
と題した講演を行いました。

約3週間ほど前から事前学習用に、
関連している心のコリをほぐすにはを
参加の方に配布していた
ことも作用したようで

最初から会場は
熱気と期待で溢れていました。

あまりの興奮ぶりに、目詰めないで!という
お決まりのジョークもいつも以上に
炸裂してしてしまいました。

私の講演会では、参加の皆様の興味・関心が
勝手に上げっていく複数の仕掛けを
用意しています。

今回の豊明市の皆様は最初から熱くて、
講師の北田も異様な興奮に包まれました。

こういう時って講師冥利に尽きますが、
正直言って逆にやりにくいと思うこともあります。

熱狂や期待は、時間の経過とともに高まっていくのが
普通で、綿密な心理計算の中で生まれていくのが
理想なんですが今回は予想以上の反響に
正直ビビってしまいました。
(変な話しなんですが)

この状況下で、自分を取り戻したワークを
紹介します。

①まず、人間はストレスを感じると
身体が硬くなるというお話をしました。

②身体が硬くなるとストレス反応として筋肉に
力が入らなくなることを希望者に出てもらい
デモを行いました。

具体的に何をやったかというと、
飲料用の普通の水のペットボトルと
糖分がゼロの清涼飲料水をそれぞれ胸に抱いて
力が入るかどうかを参加の皆様に見てもらいました。

結果は歴然です。
水ではストレス反応が起こりませんでしたが、
糖質ゼロの清涼飲料水では、力が入らなくなという
ストレス反応が明確でした。

これについては、糖質をゼロにするために
代換え品として使用される材料に
身体にストレス反応を生じさせるものが
あるということだけ説明しました。

「えっ!なんでー、力が入らんのー」・・・と思わず
デモに参加頂いた方が漏らされた
言葉に皆様方、釘付けです。

ここからがワークの本番です。

③別のペットに入った飲料水を新たな机上に用意し
、参加の方全員でその水に向かって、
「アホ!・馬鹿!・間抜け!」と心の中で念じたり、
マイナスの想いを飛ばすということを
やっていただきました。

④そして新たなデモの協力者に出て頂き
ストレス反応があるかどうかを
その場で皆さんに見て頂きました。

結果は前回やった糖質ゼロの清涼飲料水と同様に
「アホバカ水」を胸に抱くだけで、
腕に力が入らなくなるという現象が
全員の目で確かめられました。

皆さんは”呆気”にとられながらも
一時的な興奮とは違う、
知的な好奇心が
高まっているのが
分かりました。

⑤最後に、このストレスいっぱいの水を
ストレスのない水に変えることも
トライしました。

具体的には「ありがとう!感謝しています」
という想いをこのストレスのある水に送ると
どうなったでしょうか?

想いを送る時間を先程より時間を長くかけてから、
同じ方にストレス反応を見る実験に
チャレンジしていただきました。

結果は「ありがとう水」では
ストレス反応が起こらなかったのです。

日本には言葉には魂が宿るという
言霊という言葉があります。

家庭や職場の中で交わされる言葉の重要性が
今回ほど自然な形で浸透していったことはありません。
前向きな言葉を使いましょうと、
教条的に学ぶのではない
深いレベルで納得感が生まれました。

今までは、遵守や義務といった外的な力で
知的に学ぶことが中心でした。

こういった体感ワークを取り入れることで
知的な学習から、体感学習へと
質的な転換が可能となったのです。

どんな優れた講演やセミナーでも、
腑に落ちる体験や「目からウロコ」のワクワク感に
勝るものはありません。

連休明け、25日は三重県尾鷲市の
潮南中学校の先生方にメンタルヘルスのお話を
三重県教育員会のご依頼でさせていただきます。

そして、月末の29日は恒例の新宿溝口クリニックでの
メンタルヘルス講演です。
心の病になる人とならない人の分岐点について
分かる簡単な言葉でお話しますね。

興味のある方は本ブログのお問い合せから、お尋ねください

ここまでお付き合い頂き感謝です。

またお会いしましょう。

明日はきっと幸せな一日

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うつ病の自己診断チェックの落とし穴

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こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

今日は、「うつ病の自己診断チェックの
落とし穴」と題して現場での
臨床実感を語ります。

今は、うつ病を抱えた人が
簡単に自己チェック、すなわち自己診断
出来るサイトがWEB上に数多くあります。

キーワードにして入れるだけですので、
探すのに苦労することはありません。

ただ、ここで皆さんに考えて頂きたいことが
あります。

それは、このようなサイトを求める人の状態は
実際はうつ病だけに限らないことです。

考えてみて下さい。
こういうサイトを求める人は
何らかの症状を常に抱えています。
この状態で求めて自己チェックに入ると、
極めて高確率でうつ病圏にヒットするのです。

ただそこには、躁うつの方もあるし
人格障害や発達障害の方も、
時には統合失調症の方も
うつとしてヒットすることさえも起こります。

「うつは心の風邪!」ですと、
昨今のうつををめぐる世の中の状況は、
昔と比べるとハードルが低くなっています。

確かに、誰もが罹る可能性があるという点では
このアピールが投げかけていることは
意味がありますが、同時に危険も
持ち合わせています。

今までも繰り返してきましたが、
うつ病かどうかの判別は極めて難しいものです。
他の病と間違えやすいのです。

場合によっては力のある臨床医でも
ある期間過ぎてから診断名が変わることさえも
あるのです。

症状の出現が今回初めてのものなのか、
昔から何度となく現れていたのか、
ハイテンションな時期はあるのかなども
含めて正確に聞き取っていく技術が必要です。

その人自身の病気の歴史や家族の持つ病気の歴史
などをしっかりと問診していくことが
正確な診断につながっていきます。

うつ病の診断は極めて難しいものです。
安易な自己診断は禁物です。

心の風邪やからたいしたことない!なんて
誰も言ってないけれど、そう感じている人が
少なからずいるのが現状ではないでしょうか。

東京・大阪の北田心理相談室には、
どこに行っても治らない、助けてもらえないと
訴える方が最後の望みをかけて
一定の覚悟を決めて全国から来所されます。

そんな方に、一番最初にするお話が
「ココロが病む」ってどういうことなのかです。
それが終わってから本格的な問診に入っていきます。

次回は、「心の病」と題して
うつ病と診断されたが中々治らない
方に行う「心の病」についての説明を
丁寧にやりますね。

ここまでお付き合い頂きまして
どうも有難うございました。

今日のお話は、
うつ病自己診断チェックの落とし穴でした。

明日はきっと幸せな一日

また、お会いしましょう。

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心の世代間伝承:親の心の課題や体験が子や孫に・・・

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こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
臨床心理士の北田義夫です。

明日は、「親の心の課題が、
子や孫に伝わるメカニズム」と題して
「心の世代間伝承」について家族セミナーで
事例を挙げながらお話します。

仏教の世界では、「因縁」と称して扱われる
ことの多い内容です。
実際は、全く次元の違うものですが
そう考えるとイメージしやすいと思います。

詳しくは、http://orthomolecule.jugem.jp/?eid=1189
をご参照ください。

クリニックの院長である溝口徹先生が
ブログで紹介して頂いています。

会場は新宿溝口クリニック4Fの
セミナールームです。

時間は15時から16時半となっていますが、
いつも、18時近くまで遠方の方より個別の相談を
受けています。

会費は、1家族あたり千円です。
つまり、何人参加されても千円となります。

詳細は、上記ページでご確認ください。

当日は、
「家族は安らぎを求めながら苦悩を伝えてしまう」
ことを理論よりも、事例を交えながら具体的に語ります。

事例の内容は・・・・
① 親の苦悩がお腹の子に伝承される
② 実父への恨みの代償行為としてのおばけ
③ 子や孫への愛着が嫉妬心に変わる時
を予定しています。

ここでは、普通の啓発書や専門書に
載っている単なる知識ではなく、
それぞれのご家族が抱える課題に対して
心馳せる機会となるようなお話を準備しています。

これは、「心の課題があると子や孫に伝わって
大変なことになるぞ!」というような趣旨ではなく、
むしろ自分の家族の歴史を振りかえることにより
新たな気づきや発見が”もたらされる”機会を
設けることが目的です。

もちろんこのような御家族への治療面接と言われる
実際に北田心理相談室で行っているアプローチも
言及します。

北田が最近受けている訓練から
心身の状態が劇的に向上したことで、
自分の歴史に関しても、

「世代間の伝承」が見られたことを
気付きました。
今まで全く気付かなかった事が
見えてきたのです。

すごい気付きで我ながら驚いている内容です。
これを、参加の皆様に全国初に公開します。

波動やエネルギーと言ったら、
スピリチュアルと反論されそうですが
北田はこの訓練を通じて学んだことを、
自閉やADHDの幼児の養育にも使っています。

左右の脳の統合訓練や気を整えるワークは
緩やかに作用し、子どもの心身の発達にまで
好影響を及ぼします。

引きこもりや不登校の当事者にも有効で、
多くの家族からお礼のメールを頂戴しています。

少しづつ、慢性の精神疾患の方にも
好変化が出てきており、
自分の心理カウンセリングの
質の向上に役立っているものです。
その一部もお伝えします。

お楽しみに

最後までお付きあい頂き感謝です
今日もきっと幸せな一日

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うつ病の診断を受けたが、なかなか治らない貴方へ:感情編

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こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
臨床心理士の北田義夫です。

今日は、「うつ病と診断されたが
なかなか治らない貴方へ」と題して
感情編を臨床の現場での経験を
元に綴っていきます。

うつ病を抱えた人が、
なかなか治らない状態のことを
私は、箱の中に閉じ込められた人を例えて
講演やセミナーの中で説明します。

この箱は、硬い強固な
壁から出来ています。

そう考えると
周囲が見えなくなるといった事態が生じ、
併せて壁から来る閉塞感のために
身動きが出来なくなる現象が
誘導されていきます。

「色々なことが客観的に考えられなくなる」
「自分の考えが現実的にあっているのか検討できない」
「一つの考えに固執する、こだわり思考」
「俺はもダメや!という・・・・・
過去・現在・未来を貫く自己否定」
など

これらは、箱の中に押し込められているから
生じる思考障害です。

うまく機能しない職場で働く人間にも
これと共通した状態が生じています。

箱に押し込められた状態は、
閉塞感から、思考障害以外に
身動き出来ないという行動障害も
生じさせます。

特に行動障害には、
「言葉が上手く出ない」といった
健康な人には理解し難い現象が
生じることもあります。

自分のこうした変化に恐れ慄き、
ストレスが生じて一時的に歩けなくなった人の
事例も数多く経験しました。

今回扱いたいテーマは、
ずばり「感情の不良債権化」です。

箱の中に押し込められたうつ病の患者さんは、
端的に言うと、ストレスから感情が
表現出来なくなるのです。

そのため、本来は外に吐き出すべき感情が
内に「こもる」現象が生じます

これだけならまだしも、重篤な場合は
この辛い感情を吐き出す代償行為として
重い石を付けて浮上しないように心の底に沈める
ことが無意識的に行われるのです。

こういった本来の外向き向きの働き(吐き出す)が
阻害されることで、辛い感情を押し殺すことて
直面化させまいと心の底に沈める
内向きの働きが強化されます。

結果として処理されるべき感情が、
積み残されて、処理されずに時間は流れるのです。

このことを「感情の不良債権化」
表現しました。

でも未消化の課題は
いずれは処理を迫られる時が
必ず来ます。

人生の危機が訪れると
人は、揺れるし
古傷が痛むもの。

愛する人との別離、うつ病といった心の病や
対人関係の不和などにより不良債権が浮上します。

このきっかけは悪いものばかりではなく、
子供の巣立ちや自分の退職により
荷下ろした安心感から
生じる事もあります。

未処理の債権は必ず回収されるのです。
「人生はどこかで帳尻が合っている」と言われる所以です。

ある時期に、感情の債権は回収されないと人生が
立いかなくなるのです。

この抑圧された感情の処理を円滑に進めるのが、
北田心理相談室の役目です。

感情の不良債権を、
膨らまないうちに処理するためには
大きく2つの段階があります。

最初は、人が閉じ込められている箱の壁が
倒れる段階です。

倒すのではなく勝手に倒れることで、
気づきや発見がもたらされます。

心理学では洞察と言いますが、
これが起こるには心身の「緩み」が必要なんです。

私は「緩やかな流れに乗れば、
見えないものが見えてくる」という言葉を
スローガンのように掲げて皆さんに説明して
いますね。

自分が置かれている状況を
明瞭に見える現象を
箱の壁が倒れると
イメージすれば
分かり易いです。

そのための最低条件が
「緩む」なんです。

2つ目は、感情が内側(心の底)から
外側に向かって再浮上させても、
持ちこたえれるだけの仕かけ作り
の段階です。

私は、患者さんと共同実験チームを作り
「企て」と称した”今出来ることに特化した試み”を共に
やっていきます。

ここでは「責任は半分づつ」・
「失敗はなく、あるのはデータだけ」・
「旨くいかなければ誤差を修正するだけ」という
心理教育を徹底することで、行動することへの
恐れが低減していきます。

最終的に、サポートを受けながらでも
些細なものであれ成功体験を重ねることで
自己治癒力が活性化されていきます。

そうなると感情の不良債権の再浮上に
耐えていけるシステムが完成します。

「緩み」が加速し、機がまさに熟した時に
無意識的に抑圧された感情が
一気に表出されていきます。

これって、「降ってくる」といった表現が
まさにぴったりです。

本人の無意識の範疇で、それが起こります。
「何で言うたんやろうか」と当人が驚くことも
しばしばです。

これが北田心理相談室では、
日常的に起こっています。

起こすのではなく、起こるのです。
これが、カウンセリングの醍醐味です。

では今日はここで終わります。
最後までお付き合い頂き、
ありがとうございました

3日間に渡って構想を練ったブログです。
如何でしたでしょうか。

質問・ご感想は、こちらからお願いします。

北田義夫のプロフィール
北田心理相談室
をご参照下さい。

お試しカウンセリングを、
30分で、5400円で承っています。
一度チャレンジしてみて下さい。
お申し込みはこちらからです。

では、失礼します。

明日もきっと幸せな一日

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うつ病の診断を受けたが、なかなか治らない貴方へ:カウンセリング編

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こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
臨床心理士の北田義夫です。

「うつ病と診断されたが
なかなか治らない貴方へ」と題して
問診と薬物の観点から臨床の現場での実感を
今まで綴ってきました。

今日はその続編で、
カウンセリングの問題について
多くの症例に深く関わってきた立場から
語ります。

巷に「聞かないカウンセリング」というのが
話題になっています。

これって・・・「効かないカウンセリング」と
言われている感じがしてなりません。

これを唱える方が何を主張されているのかは別にして、
この現象は今のカウンセリングの現状に対する
アンチテーゼではないかと私は考えています。

奥歯に物が挟まったような言い方はやめておきますね。

これは、極端な言い方をすれば
聞いているだけのカウンセリングでは
治療のレベルで歯が立たないということです。

確かに、話を聞いてもらったことで
楽になるというのは事実です。
否定はしませんが、

話すと聞くがセットになってこそ
北田が主張する治療面接(カウンセリング)が
スタートするのです。

私達が患者さんを理解することで、
患者さんが自分自身のことを理解していく・・・

これがカウンセリングなんです。

そのためには、カウンセラーが理解したことを
患者さんとしっかりとすり合わせをし、

ズレた部分を患者さんが中心となって
自分の言葉で、より伝わりやすい形に変えていく
言葉を見つける作業こそが
カウンセリングの真髄の部分です。

僕はこれを見える化の過程と呼んで、
上司が部下にマネジメントする際にも
有効な手法としてビジネス研修でもお話しています。

この作業なくして、気付きや発見は望めばせん。

もちろん、そのことを遂行出来る状態にない人には
まず心のベースラインを上げるための取り組みが
事前に必要となります。
(過去のブログ参照)

この段階では行動療法のアプローチと
事前に仕込んでいた心理教育を
併用していきます。

すり合わせという、
相互で共同の「心をめくる」作業により、
患者さんに「見えないものが見えてくる」
というプロセスが生じます。

過去のブログでも書きました。
<話すは・・・離す、聞くは・・・効く>

この相互のすり合わせコミュニケーションを通じて、
最初目の前にへばり付いていた状況や課題が
話す・聞くを繰り返していくうちに
まさに離れていきます。

眼の直前に置かれた紙の字は読めないけれど、
徐々に離れていくと書かれた文字が読めるように
なりますね。

このプロセス自体が<話すが・・・離す>なんです。

困っている状況(文字にあたるもの)を
話し・説明していくことで
出来事に対する客観的な理解が
出来るようになっていきます。
別の意味付けや発見が
自然にもたらされるのです。

カウンセリングは決して答えを
教えるものではありません。

このプロセスがあってこそ、
好変化が『もたらされる』
『勝手に起こる』のです。
起こすのではない点に、注目してください。

私はよく「柿の実が落ちてくるから、
手を広げて落ちるのを待つだけですよ」と
語ります、

すり合わせの際に、
カウンセラーが意図を持たないことも
重要な事項です。

まとめると以下のようになります

患者さん自身が話すことで、
課題と距離が生じて、
客観的な理解が進みます。

最終的には心の課題が
徐々に離れていき、最後に解き放たれる
これこそが、<話す→離す→放つ(す)>

今日はカウンセリングが
効果的に「効く」には
患者さんとカウンセラーに
何が必要なのかについて述べました。

ただ客観的な自己理解が進んでも、
それだけでは治療面接自体は
本質的には進行しません。

特にうつ病の人には
新しい自分理解と人生観の獲得なしでは
なかなか治らないという事態に陥るのです。

そこを改善するには、
その時に出来ることを
コツコツと積み上げていく
行動のシステムをもった本当の
カウンセリングが必要となります。

北田心理相談室では、
「心のベースラインを上げる」ための
具体的な方法や「自己理解と新しい人生観を
獲得するシステムを構築する」お手伝いを
させて頂いています。

医療関係者からも
目からウロコの治療面接術と
言われている所以です。

良かったら、一度体験カウンセリングを
(30分:5400円)やっていますので
お越し下さい。

関心のある方は、
北田義夫のプロフイール
北田心理相談室
をご参照下さい。

お申し込みは、ここで受け付けています。

ここまでお付き合頂き、感謝です。

明日はきっと幸せな一日

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うつ病の診断を受けたが、なかなか治らない貴方へ:薬物編

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こんにちは

東京新宿・大阪上本町で北田心理相談室を
主宰しています、臨床心理士の北田義夫です。

前回は、うつ病の診断を受けたが
なかなか治らない貴方に向けて書きました。

時間をかけた問診によって
症状のエピソードがしっかりと把握されているかが、
治療においてボタンの掛け違いを産むという
お話しでした。

ずばり、単相のうつ病と
うつと躁の両極を持つ躁うつ病
(双極性障害)の判別が不正確なケースが
多いことに言及しました。

今回も引き続き、診断を受けて医療機関や
カウンセリングにかかっているが、
中々治らないあなたにおくります。

今日は。昨日の問診編に引き続いて、
薬物編です。

新宿北田心理相談室には、
このような方が最後の望みをかけて
全国各地から訪れられます。

問診からくるボタンの掛け違いから、
躁うつなのにうつと診断されていると思われる
ケースが実に多いのが現状です。

昨日も簡単に触れましたが、
問診が甘いと第一に選択される薬物が
違ってきます。    

うつ状態を改善させる抗うつ剤か、
それとも気分調整剤かは
その後の生活の質を
一変させます。

それだけに薬物の選択は
極めて重大な事項です。

本来は、病気のエピソードを
時間をかけて正確に問診することでしか
把握出来ないはずなんです。

しかし、現状はどうでしょうか。

私は医師ではありませんので、
診断名を付けることは出来ません。
もちろん薬物も扱うことが出来ません。

こうしたなかなか治らないと
訴えて来られるうつ病のケースの場合は、
どんな有名な先生であろうとも、私は最初から
エピソードの問診を納得いくまでやり直します。

このエピソードの時期に
どんな薬物が処方されているかと、
照合させながらみていくと色々なものが
見えてきます。

最初から現在までほぼ同じ量で
同じ薬物が出ている場合など驚かされることは
少なくありません。

立場上誤薬の問題があるとは明言できませんが、
関連した問題により治療が進展しない例は
枚挙にいとまがありません。

私は精神科医や心療内科医の腕は、
治療開始当初の薬物の選択と、
その後の減薬の仕方に
如実に表れると
思っています。   

東京新宿の北田心理相談室の連携機関である
新宿溝口クリニックには、薬物を減らす方向で進めて頂ける
山口医院から来ていただいているある精神科医師が勤務しています。

正確なエピソードの把握から適切な薬物の選択が
可能となると、あとは心理的なマネジメントの成果により
治療が加速していきます。

「うつ病の診断を受けたが、なかなか治らない貴方」
薬物が適切かどうかは、力量のある精神科医へ
セカンドオピニオンを求めて下さい。

レベルが高い先生ほど、問診は丁寧で細かいです。

北田心理相談室では、こういった薬物に関して
お医者様に聞きにくい疑問や薬物の調節について
「どのような機関に尋ねたら良いのか」、
「どのような言い方をすれば良いのか」などに
ついてカウンセリングの中で
丁寧にお答えしています。

過去のブログでは、薬の選択ミスから生じる
急速交代型の躁うつについて
述べていますので、
ここでは言及致しません。
是非読んで下さいね。

昨日も書きましたが
うつ病といえば、
再発を繰り返す病と
言われることも多いですが
実際は正しい治療が適切に行われると
症状の改善が起こります。

結果として、再発が起こりにくい状況が
生まれます。

なかなか治らないのには、
何かが在るからです。

今日は、「うつ病の診断を受けたが、
なかなか治らない貴方へ」と題して
問診から生じている薬物の問題について
言及しました。

北田心理相談室では、
初回のみのお試しカウンセリングを
30分で5400円で実施しています。

エピソードの問診をはじめ薬物のこと、
家族の対応などについて丁寧にカウンセリングを
進めています。

良かったら、是非お越しくださいね。
お申し込みは、こちらから対応して下さい。
心よりお待ちしています。

なお、
北田心理相談室
本ブログの管理者である北田義夫のプロフィール
をご参照ください

次回は、「うつ病の診断を受けたが、
なかなか治らない貴方へ」のカウンセリング編を
お届けしますね。

では、本日はここで終了します。
最後までお付き合い頂き感謝です。

明日はきっと幸せな一日

カテゴリー: うつ病, うつ病 診断, 薬物療法 | タグ: , , , , , , , , , , , , , , | コメントする

うつ病の診断を受けたが、なかなか治らない貴方へ:問診編

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こんにちは

東京新宿・大阪上本町で北田心理相談室を
主宰しています、臨床心理士の北田義夫です。

今回のテーマは、うつ病の診断を受けて
医療機関やカウンセリングにかかっているが、
中々治らないあなたにおくります。

新宿北田心理相談室には、
結構このような方が最後の望みをかけて
全国各地から訪れられます。

うつ病といえば、
再発を繰り返す病と
言われることも多いですが
実際は正しい治療が適切に行われると
症状の改善が起こります。

結果として、再発が起こりにくい状況が
生まれます。

北田が、最初に確認することは
今までの病気のエピソードの把握状態です。

治療者からしっかりと今までの流れを
聞き取りをされているかどうかは、
極めて重大な事項です。

うつ病の診断を受けても、
その判断の材料となる症状の確認以外に
うつ病の発症前から現在に至るまでの
歴史(エピソード)が把握されているかは
大変重要なことです。

私は、中々治らない慢性と思われる
うつ病患者さんの多くに十分な問診が
欠けていると思われるケースに
数多く出会っています。

しっかりとした問診が欠けていることで、
現在の症状だけを見て
うつ病と判断されていることが
残念ながら多いです。

人は、テンションの上がる躁状態では
医療機関を訪れることは少ないですね。

うつの落ち込んだ状態だからこそ、
治療やカウンセリングを求めるのです。

従って、時間をかけてエピソードを把握しないと
端的に言うとうつ病なのか、テンションが上がる
躁うつ病なのか正確に診断出来ることは
ないはずですが・・・・

この状態でうつ病の診断が出ているケースが
実に多く見られます。

こうなると当然、第一選択の薬が違ってくるのです。

「うつ病の診断を受けたが、
なかなか治らないケース」の対応は、
私はじっくりと問診に時間をかけて
エピソードを把握することに務めます。

病気の歴史年表を私自身が問診しながら
患者さんと共同作業で作っていく形で
治療面接をスタートしていきます。

確かに難治療性のうつ病にも出会いますが、
エピソードの把握の問題から、
なかなか治らない状態に
陥っているケースが
多いことは実感しています。

「うつ病と診断されたが、
なかなか治らないあなた!!」
ご自身のエピソードをしっかりと
把握されているかどうか
もう一度振り返ってください。

時間をかけた問診が
実際に行われているかどうかです。

話を十分聞かずに、
診ただけで治ることは
奇跡でも起こらない限り
ありません。

もし、北田のサポートを
希望されるならば
東京大阪の北田心理相談室に
是非お越し下さい。

北田義夫のプロフィール
北田心理相談室
をご参照下さい。

東京新宿の北田心理相談室では、
30分5400円のお試しカウンセリングを
実施しています。

ご相談やお試しカウンセリングの
お申し込みはこちらでどうぞ。

次回は、うつ病の診断を受けたが、
なかなか治らないあなたへ:
エピソード把握の甘さから生じる
症状の重篤化について語ります。

ここまでお付き合い頂き、感謝です。
ありがとうございました。

明日はきっと、幸せな一日

カテゴリー: うつ病, うつ病 診断, 問診 | タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , | コメントする

悩める家族の心をつなげて元気にする黄金のコンテンツを一般に公開します:第3回の家族セミナーは「ノート法」です

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皆さん、愛してます!

北田心理相談室・臨床心理士の北田義夫です。

前回は、
「自閉症への挑戦:誰にでもある偏りを
チームで改善する」というテーマについて
北田が心理総合マネジメントを
担当する法人での実践に
ついて述べました。

皆さん、ご覧いただけたでしょうか。

確かにこの実践は、
かしのみ園という試行錯誤の実践を
長年にわたって積み上げてきている機関
であるから出来たことです。

保護者・保育士の先生方・
様々なサポートのスタッフのお力が
積み重なったときに、
こんなすごい事が起こるんです。

私は、幼小中ですべての校種で
そんな経験をしています。
大変有難いことです。

かしのみ園では、”生みの母親”以上に
子供の心の動きに360度センサーが働く
保育士の先生方が揃っています。

この先生方と接する中で保護者の方も
子供の心の動きをキャッチするセンサーが
自然に磨かれていきます。

そこに私の心理総合マネジメントが乗ると
やってることが
「ハイタッチ」や「抱きしめる」という
極めて単純なことにも息吹が吹き込まれ
小さな変化の兆候が出始めます。

それを大切にしながら、子供の力を信じて
守り育てていっただけのことなのです。

言葉で言うのは簡単ですが、
それには徴候を示すための必要な量が
存在します。

すなわち「時間」というものがあります
「待つ」という行為の重要性は、
いろいろな人が口にしますが
極めて難しいのが実情です。

必要な量が満たされると、
必ず質への転換が起こります。

「分かっちゃいるけど待てない!!」
・・・これが本音ですよね

それだけに、家族であれ個人であれ
サポートしてくれる支援者の存在は大きいものが
ありますよね。

それに対して、
心の課題を長年抱えた家族は、
視野狭窄といった見える範囲が狭くなったり
思考障害に近い、まとまった考えが出来ない
状態が多く観察されます。

このような家族に対しても、
個人の治療カウンセリングのように
その時に出来ることを積み重ねるアプローチ
実践していきます。

このとき、当事者の心の動きの観察も含めて
威力を発揮するのが
今回お話します「ノート法」です。

過去3年間三重県立心の健康センターで
開催された家族教室並びにその後私の廻りで
自然発生的に生まれた親の会での実践を皮切りに
お話しします。

以下ご案内です。

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今回は特に不登校ひきこもりの
当事者を抱えた家族に限定したものでは
ありません。

夫のうつ病を抱えている人、
パニック障害の妻、
摂食障害の娘、
家庭内暴力の激しい息子など
色々なケースに今まで関わってきました。

家族の色々な心の課題に対する
「ノート法」の実際を紹介します。

元京都大学の東山先生も「母親ノート法」と
いう著書を書かれています。

この本と比べると、
こうでないとダメというような
強い枠組みはありません。

家族の場合はキーとなる人が、
場合によっては当事者が
今日の出来事とともに
自分の心の動きを
ノートに思い起こし書くだけなんです。
綴るだけなのです。

当事者の様子だけではなく
家族の動きを心の変化とともに
記録することで生じる変化の妙を語ります。

セミナーの参加料ですが、
溝口クリニックの院長先生の格別なご理解を頂き
1家族あたり千円と破格のお値段です。
何人参加されてもこのお値段で
やらせていただいております。

ちなみに本セミナーでは、
北田はギャラを頂いておりません。

それくらい、悩める家族のお役に立ちたいのです。

関係の患者様でなくても参加できますので
以下のPDF資料を参考に良かったら
お申し込みください。

FamilySeminar_kitada_201408

最後までお付き合い頂き、
感謝です。

明日もきっと幸せな一日

カテゴリー: 家族セミナー | コメントする

自閉症への挑戦:誰にでもある偏りをチームで改善する

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皆さん、愛してます!

北田心理相談室・臨床心理士の北田義夫です。

前回は、うつ病の治療カウンセリングで
効力を発揮する快体験プログラム(ワーク)に
ついてお話ししました。

今日は、自閉症のことについて再度述べますね。
以前、『発達障害を抱える人の心理』について
このブログで、綴りました。
アニメの動画をご覧頂きましたか?

自閉症という言葉を、
最近耳にすることが多くなりました。

精神発達の遅滞(遅れ)や学習障害と違って、
自閉症のことを「質的な障害」と説明する
専門家もいます。

それは、
障害のイメージである、
何かが欠如していることや
不足しているという「量的な障害」を
意味しているのではなく、
むしろ「変わった感じ」を
「質的障害」という言葉で
示しています。

この「変わった感じ」を
正しく理解しないために
誤った差別意識が
生じることは
社会的な損失です。

自閉症を持つ人は、
常に人に対して反応しないわけでは
ありません。

行動自体は、
それぞれの場面で
適切さを欠くこともありますが、
時には社会的な対人接触の萌芽
思われる事態に遭遇する
こともあります。

特に小さな子供さんを
マネジメントしている際は
ハっ!とする場面があります。

適切なマネジメントを行えば、
時間をじっくりとかけることで
子供さんは確実に変化していきます。

それには保護者の方、保育士さんとの連携が
不可欠です。

北田は三重県伊賀市の社会事業協会で
14の保育所と心身障害児の療育保育を
進める「かしのみ園」という保育所で月20時間の
心理総合マネジメントを行っています。

*心理総合マネジメントとは:
単に心理カウンセリングだけを
実施するのではなく、
関係者に対して業務(療育や子育て)を進める上で
必要な心理学的知識を適時に
心理教育していくことです。

保護者の方や職員さん、保育士の他に
臨床心理士や言語聴覚士、理学療法士ともに
連携をとりながら、
ここを日本一の療育施設に
するという目標を掲げて
取り組みを進めています。

自閉の子供たちは発達の水準に応じた
仲間関係ができないとか
身振りを通じて対人関係における意思の連絡が
苦手であると通常は言われます。

「対人相互反応」と言われる交流が
極めて出来ないと考えられています。

しかし、周囲のアプローチしだいで
大きく変化するのを
保育所・幼稚園・小学校での
心理マネジメントを通じて
数多く体験しています。

先日、嬉しい報告がありました。

ほぼ9ヶ月ほど継続して
関わった事例です。

「かしのみ園」に入所当時は、
なかなか馴染めず
母親が一緒でないと安定しない子供さんが

母親に向かって「あのおっちゃん見たよ」と
北田が園内を散歩していたと
説明したということで
驚いた母親が嬉しそうに相談室にやってきました。
「僕、あのおっちゃん知ってる」という言葉に
腰を抜かしそうになったそうです。

僕は相談業務のないときは
出来るだけたくさん子供たちの
ところへ足を運びます。

そこで北田がやることは、ハイタッチです。
この単純なアプローチを繰り返すことで、
保護者と保育士にも協力して頂きながら
積み上げによって成果は確実に現れます。

家庭と園で一貫して取り組みを進めると、
子どもたち同士でも
「タッチ」は始まるのです。

通常、こういった障害のある子供さんは
「興味のあることを他人と分かち合えない」とか
対人相互的な反応ができないと言われています。

でもやり方次第では、
ここに大きく介入できるのです。

北田流で言うと、
脳の改善プログラムが起動し始めます。

分かち合えないと言われている子供さんが、
北田が「優しく」と指示を与えると、
”そっと”手を合わすようになるんです。

確かに、初めは「バチコン!」と
ひっぱたかれることも度々です。
「お手手が泣いているよ」と
投げかける言葉も無視されてますが、
じっくりと繰り返しを意識する中で
重ねることにのみ集中していると
「量が質に転換される」
まさのその瞬間が訪れます。

母親の面接後そのクラスに駆けつけて、
例のハイタッチを試みると、「優しく」という
力の入れ具合までの調整ができている
子供たちを見て、熱いものがこみ上げてきました。

母親の1年前の辛そうな顔が浮かんできます。

しっかりとした療育の方針のもとで
アプローチを進めると
いずれ花が咲きます。

「かしのみ園」が積み上げてきた実践は、
決してスマートなものではなく
試行錯誤の連続の歴史です。
昨年度までの園長先生と
今年園長になられた両先生には
新しい時代を作り上げる覚悟が感じられます。

僕は、決して特別支援教育のプロでは
ありませんが、3人の息子と娘に関わってきた
経験とたくさんの人の心の癒しに
関わってきた実践があります。

保護者の方には、
「親バカになりましょうね」
「親しか親バカになれませんよね」と
語り続けています。

その中で、身体を強く「ギュッ」と
”抱きしめる”お勧めをしています。

「20年後に花咲く子育て」を目指すための
心の基礎作りを折につけお伝えしています。

小学校低学年時代には
給食台にくくられていた経験のある北田が
語るエピソードにはどの保護者も釘付けです。

ランドセルを帰宅途中で放り出して
毎日遊びに行っていたお話しをすると、
「どうして学校の先生になれたんですか」と
不思議そうに質問されるのが最高の楽しみです。

これは、また別の機会にお話しますね。

最後までお付き合い頂き感謝です。
ありがとうございました。

今日もきっと幸せな一日

PS>8月30日(土)に新宿溝口クリニックで
家族向けのセミナーを行います。
時間は15時から16時30分までです。
詳細は、これを参照下さい。

FamilySeminar_kitada_201408

テーマは「母親ノート法」です。
溝口院長の格別な配慮により、
1家族あたり千円という破格の料金で
受講できます。

終了後は個別相談会も行っています。

カテゴリー: 発達障害 | コメントする