うつ病と睡眠薬

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こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

昨日は、「うつ・ひきこもりから
脱出を目指す実践家族会」について
お話しました。

今日は、うつ病の治療に使われる
睡眠剤(睡眠導入剤)について、
患者さんとの関わりの中で
よく耳にするお悩みに
ついて述べます。

うつだけに限らず、
「寝れないと訴えられる」患者さんの
多くが訴えられる疑問点の第一は:

薬を飲んでも習慣にならないのかということです。
つまり「いざという時に止められないのではないか」
という依存を想起させることによる不安です。

こういった不安の背景には、
睡眠導入剤に限らず、精神科で処方される
お薬全般に対する恐怖心が潜在的にあります。

こういった不安感に対して、
「大丈夫です!」という一言で
済ますには余りにも軽薄過ぎます。

東京と大阪の北田心理相談室では、
患者様の薬への不安の部分に
フォーカスしたカウンセリングを
丁寧に積み重ねていきます。

医師との対話の中で失礼のない対応に
ついても指導しています。

寝れないことから来る苦しい胸の内と
一度口にすると中断できなくなるのではないか
という不安に揺れ動きながら翻弄されているお姿は
正直痛々しいです。

第二の疑問点は、
服薬を重ねるにつれて
耐性が出来てしまい、同じ量や同じ強さでは
効かなくなるのではないかという不安というよりも
恐怖心に近いものが話題に多く挙がってきます。

最近では、「異常行動」に関する疑問点が
話題になることもあります。

こういった患者さんから提起される問題を
丁寧に受け止めながら私の職種で可能な
不安感を払拭するアプローチを開始していきます。

場合によっては、
最新の睡眠薬の最新情報を
お伝えし、医師の診察の中で
尋ねることも推奨しています。

*もちろん以下の情報は、
卓越した臨床力を持つ医師をはじめ
お薬のプロと言われる研究者や薬剤師から
直接ご指導を受けたことで得られた情報です。
なかにはご自身の身体を持って実験された
強者もおられます。

例えば最近では、
睡眠のリズムに変化を与える目的で
「ラメルデオン」(商品名:ロゼレム)を
口にすることもあります。

このお薬は、20時から21時に服用することで
自然な入眠を誘発することから、
寝つきにくい「入眠障害」に
有効だと言われています。

次に寝つきが良くて良く寝れたとしても、
朝起きにくいようでは朝からパフォーマンスが
上がらない弊害が生じます。

こういった熟睡感が得られて覚醒のリズムを
改善させるお薬としては「スポレキサント」
(商品名:ペルソムラ)を
医師にお尋ねするように
提案しています。

要は、寝れても朝になって起きれるという
システム作りは特に復職支援プログラムを実践
していく上で不可欠になります。

入眠までの時間や中途覚醒時間を
短縮させ、「朝ですよ、起きや!」と
自然に目覚めるお薬を使うことで
確実にQOL(生活の質)は
上昇していきます。

今日は、臨床心理士として許される
私の職種で限界可能なギリギリの範囲で、
「うつと睡眠薬」のお話をしました。

もう少し、具体的なお話を聞きたい人は
カウンセリングや実践家族会にご参加下さい。

「うつ・引きこもりから脱出を目指す
実践家族会」では第1回の説明会を
下記の要領で行います。

日時:2月14日(土)19時40分~21時20分(開場19時40分)
開場:新宿区四谷地域センター11F学習室
参加料:有料

*興味や関心のある方は詳細を本ブログの
お問い合わせ」からお尋ね下さい。

3月、4月にも説明会を実施する予定です。

質問なども喜んで
お引き受けいたします。

最後まで、お付き合い頂き感謝です。

次回は、「うつと薬物」について
臨床心理士の立場から語ります。

お楽しみに

またお会いしましょう!

明日はきっと幸せな一日

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うつ・ひきこもりから脱出を目指す実践家族会

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こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

お久しぶりです。

今日は、1ヶ月ばかり本ブログを
中断していた事情について
説明します。

年末から、新規の相談者に限って
期間限定の初回面接の格安サービスを
実施しました。

その後何家族かが御縁をつながれ、
気持ちがあっても動き方が具体的に分からない
ことで生じる「焦り」や「不安」を
少しづつ解消されていかれている
ご家族が出てきています。

明確な方針のないまま”突っ走ったって”
上手くいくはずがありません。

確かな取り組みのマイルストーン
(目印・道標)を得ることで
家族は歩み出されています。

手当たり次第に、
藁をも掴む思いで
やったのにも関わらず
もたらされる結果は散々たるもので
疲労感のみが残ってしまう。

ここに、慢性的な課題を抱えた御家族に
共通する問題が見えます。

多くの御家族は医者に行っても
「家族の協力が不可欠です!」と言われるけど
”具体的な方法は示されない”といって
嘆かれます。

誰も関わり方について
アドバイスを頂ける指導者が
いないと訴えられます。

このようなお悩みの相談を受けながら、
何か家族の課題解決
(例えばうつ、ひきこもり)に向けて

カウンセリング以外の別メニューで
私が提供できるものはないかと
実は年末からつい最近まで
ずっ~と考え続けていました。

そのなかで、うつ・ひきこもりから脱出する
『実践家族会』の立ち上げを決意いたしました。

正直言うと長時間にわたって
暗中模索の彷徨う時間を
経験いたしました。

最終的には、本ブログのなかに
明記しています「北田の理念」である
『家族の心を繋げて元気にし、絆を深める
ことによる社会貢献』に依拠し”
実践家族会”という塾を
立ち上げます。

心の課題を抱えているご家族に
具体的な当事者への声のかけ方や関わり方、
自分自身の感情をコントロールする方法など
他所では聞けない実践的な内容を
お伝えする予定です。

一昨年から新宿溝口クリニックにて
定期的に行っていた”メンタルヘルスセミナー”
や”家族セミナー”をさらに発展した
格別な内容になります。

北田が過去5万人の患者様やご家族を
元気にさせた実績から抽出されたエキスに
三重県でご縁のあった人たちが自主的に
立ち上げられた「親の会」での8年に
渡る実践をミックスした理論の
集大成です。

毎月1回約8ヶ月にわたって、
5時間程度の家族と当事者対象のセミナーを
実施していきます。

この『実践家族会』のスタートに先立って
説明会を3回ほど実施する予定です。

第1回目は、
今週末の土曜日である14日
東京新宿区の四谷地域センター11Fで
午後7時45分から行います。(有料)

詳細をご希望される場合は、
本ブログのお問い合わせから
お知らせ下さい。

もちろん電話にても対応致します。

今回は80分ほどの説明会で、
前半は保護者の言葉の使い方を変えるだけで
当事者に変化が現れる取り組みについて
お話します。

後半は、家族という支援者の
メンタルヘルスを維持するために
必要な感情をコントロールする方法を
分かり易くお伝えします。

3月、4月にも説明会を実施する予定です。

興味関心をお持ちの方は、
お問い合わせ」から
ご連絡下さい。

質問なども喜んで
お引き受けいたします。

最近は、本ブログも中国からのアクセスが
急増しています。

本当に有難いことです。

本ブログでは、
「うつ・ひきこもりから脱出を
目指す実践家族会」と題して綴りました。

最後まで、お付き合い頂き感謝です。

次回は、「うつと睡眠導入剤」について
臨床心理士の立場から語ります。

お楽しみに

またお会いしましょう!

明日はきっと幸せな一日

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うつ病自殺を防ぐ家族の対応①

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こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

今日は、「うつ病自殺を防ぐ家族の対応①」と題して、
常に「死ぬこと」を思っていると
考えた方がよいうつ病患者様の心理を
念頭に入れた家族の対応についてお話します。

うつ症状のレベルと自殺は
関係があるように思えますが、
実は軽症は自殺が起こらない
というわけではありません

軽症でも中程度でも、
あるいは重度のうつでも
自殺は起こり得ると考えた方が適切です。

また、うつ症状が改善されてくると
一般の方は自殺のリスクが低減してくると
考えがちですが、実際は最初のうつに入る部分と
最後のうつから抜け出していく時期に自殺の
リスクが高いと言われています。

残念ながらこれらの事実は多くの関係者が熟知し
対応に生かしているわけではありません。

安易な理解から、
不幸な自殺を招かないためにも
「心理的視野狭窄」という特殊な
心理状態に陥っているうつ病患者さんの
心理に対応した細やかなご家族の対応により
自殺は未然に防ぐことが出来ます。

自殺のリスクが高い患者さんの大部分は、
「自分の問題の解決方法が自殺しかない!」と
考えておられることが、自殺から生還された
患者さんとのカウンセリングを通じて実感しています。

この話はこのブログでも何度も
書いてますので過去の記事をご覧下さい。

こういった心理を考慮しますと周囲のサポートが
自殺防止には大きな力を持つのがわかります。

特にご家族には常に死ぬと思っている現実を
北田心理相談室では丁寧に説明しています。

こんな死ぬことばっかり考えている
自分に怖くなって来所される方の
エピソードも紹介していくこと
で自殺防止への意識は高まります。

こういった状態なので、

①薬物の管理

②刃物の保管

③紐やロープのチェック

④例えばガス栓のチェック

⑤ベランダへの出入り

⑥食事量の記録

など細やかなチェックをさりげなく
やっていくことをお勧めしています。

また、以下に示す自殺の兆候となる
サインに注意深くアンテナを張っていく
ことの重要性も教育しています。

㋐投げやりな態度(治療をやめるなど)

㋑急に不自然ほど明るくなる(*要注意)

㋒危険な行為を繰り返す

㋓日記や手紙を処分する

㋔「死にたい」と明言する

他に、自殺の具体的な計画を立てることや
自傷行為、感情の不安定さも自殺の徴候を示す
ものとしてご家族の皆様に丁寧に説明しています。

今日は、「うつ病自殺を防ぐ家族の対応①」と題して、
常に「死ぬこと」を
思っているうつ病患者様の心理を念頭に
入れた家族対応について綴りました。

北田が実際の臨床の中で
うつ病の御家族に対して行っている
自殺防止の心理教育の内容です。

大切な命を自殺から守るためにも、
御家族の方は何度も読んでいただき
当事者への対応に生かして頂けると幸いです。

分からないことや疑問点などは、
本ブログの「お問い合わせ」から
お申し付けください。

ここまでお付き合い頂き、
有難うございました。

また、お会いしましょう。

明日はきっと幸せな一日

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うつ病はなぜ自殺をひきよせるのか②

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こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

今日は、「うつ病はなぜ自殺をひきよせるのか②
と題して、北田が実際の臨床の中で
経験したなかで実感しているうつ病の
自殺を防止する簡単な方法について
お話します。

①では自殺から生還されたサバイバーというべき
方のお言葉を紹介しました。

また警察関係の現場に立ち会っている方からの
証言にも言及いたしました。

何故、僕はこのテーマにもひきこもりと同様に
思い入れがあるのかと言うと理由があります。

昨年度、日本臨床心理士会が東京都から受託された
自殺防止研修会を僕は都内5箇所の団体に提供させて
頂きました。

医療機関をはじめ、施術家さんの団体や
企業様にも実施させて頂きました。

ここで実感しましたのが、医療機関のみならず
身近なところでこのテーマは大きな問題に
なっているということでした。

例えば施術家さんの多くは「死にたい!」と
自殺念慮を口にする患者さんと大変多く
出会っているという事実でした。

これは自殺を防止していく上で
地域における大きなゲートキーパー(門番)に
なりうるということを物語っています。

私が驚いたのは何よりも、
何かお役に立ちたいのだが
アプローチの方法が分からず
手を拱いているという衝撃の事実でした。

彼らは、多くの自殺予備軍とも言える人に出会い
そのなかで苦慮しながら日々のお仕事を
しているという現実を目の当たりにしました。

研修会後、皆さん口を揃えてこれで
勇気を持って当事者のお話を受け止める
事が出来るということでした。

彼らが抱いていた一番大きな誤解は、
自殺念慮(死にたい気持ち)を口にさせると
自殺を誘発するのではないかという懸念でした。

これは大きな間違いです。

むしろこれを真っ直ぐに受け止めて
しっかりと扱うことが思考停止の状態に
まさに入っている患者さまに、夢から脱して
現実検討できる領域にまでエスコートできる契機
となるのです。

北田の場合は口に出されることを恐れず、
辛い気持ちをしっかりと受け止めて、
むしろ打ち明けてくれたことに
感謝しながら労をねぎらい
当事者の現実を見極める
力を検討していきます。

「大変な気持をよくお話してくれましたね」

「私に力にならせてください」

・・・そんな言葉しか言えませんが
何か2人の間に温かいものが不思議と流れます。

この時によく使うのが、
自殺のメリット・デメリットに
ついての話し合いです。

うつ病で自殺念慮を抱く患者様の多くは、
その時期は思考停止というべき「物事が冷静に
考えられない」状態に入っています。

こういう方は、「心理的視野狭窄」
(しんりてきしやきょうさく)という
物事の在りのままを見ることが出来ず
ちょうど見える範囲が狭くなっていると
いう言葉がピッタリとくるような心身の状態です。

適切なものの見方ができないばかりか、
一度こうだと思うと修正できなくなるなどの
思考の障害とも言うべき状態に陥っていきます。

この状態を冷静に見ていく上で、
メリットとデメリットを扱う事は
現実検討力を査定するうえで大変有効な
ことです。

しかし、形だけ真似ても決して旨く
いくものではありません。

冷静な分析力と肝の据わった対応が
何よりも求められます。

一般の方には、
①自殺念慮を真っ直ぐに受け止めること

②言って頂けたことに対して感謝を伝えること

③自殺しないことを2人の約束として残す
(安全契約)

という3段階を研修会ではお勧めしています。

今日のお話は、テーマが色々なものを
想起させるだけに厳しいテーマとなりました。

分からないところもたくさんあると思いますが、
質問は本ブログの「お問い合わせ」からお尋ね下さい。

可能な限りお答えさせて頂きます。

一般論ではお答えにくいので
このケースではどうなのかという質問を
お寄せ頂けますと大変有難いです。

今日は「うつ病はなぜ自殺を引き寄せるのか②
と題して、自殺念慮を抱く人への実際の
対応の仕方について述べました。

しかし、「僕は生きている人専門だからねー」と
何気なく言い放った北田の言葉で「自殺を踏み
止まったんよー!」と最後に言われる方も
結構おられますので最後は気持ちが
勝負かもしれません。
(あなたのお役に立ちたい!)

「一緒に生きましょう」、「辛いけれど生きてたら
良いこともあるかもしれません」・・・・

言葉にならない心の声が一番自殺を考えて
いる人には深く届くかもしれません。

ここまでお付き合い頂き感謝です。

また、お会いしましょう。

次回は、「うつ病自殺を家族が防止する方法」
について述べます。

では

明日はきっと幸せな一日

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うつ病への家族の対応:八つ当たりや暴言に対して

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こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

今日は、「うつ病への家族の対応:八つ当たりや暴言に対して
と題して、うつ病患者さんの
苛立ちを向けられた家族が翻弄される
ことへの対処の方法をお話します。

出来るだけ専門用語を
使わないで、分かり易く
説明したいと思います。

心配のあまりに家族が口にする言葉で
当事者が辛くなったり不安になったりする
ことはしばしばあります。

でも自分では口が裂けても、当事者は中々言えない
ものです。
「止めてって・・・」

言えるとどんなに楽になるのでしょうか。

それだけに、説教やアドバイスとくれば
「もう死にたくなる」という方もおられます。

まず最初に心して頂きたいことは、
「本人の気持ちにただ寄り添う」こと
だけなのです。

周囲の人が何かをすることではない点に
注目してくださいね。(BEINGです)

それでも、当人が抱く強い自己否定の気持ちから
くるどうしようもない”辛さ”のために
家族に対して暴言を吐くことは
しばしば起こります。

当事者家族にとっては、
病気のせいだと分かっていても
執拗に繰り返される言葉に「気が狂いそうです」
と訴えられる方も少なくありません。

悲しく、腹立ちが抑えきれなくなることも
よく起こります。

その一方で自虐的なことを言われると
返答の仕方に困惑して身体が打ち震えることも
しばしば起こります。

今までは、このような場面でまともに
ぶつかっていた方も今回紹介する
3ステップのやり方を
チャレレレンジして
みてください。

何か気持ちにゆとりが
生まれるかもしれませんよ。

”八つ当たり対処の3ステップ”とは

①「繰り返し」

相手の発言した内容を、”繰り返す”
最初は相手の言葉を使って
オウム返しで良いです。

慣れたら理解した内容を自分の言葉に
言い換えて、より親密に返して
いきましょう。

②「共感」を示す

これは特に態度と言葉を一致させる点に
注意することが大切です。

矛盾があれば、
それは心にもないことを
露呈することに他なりません。

それって「辛いよな」、「しんどよな」と
相手の気持ちになって受け取った辛さを返す

(北田の場合は:君はこんなに辛いのに、
自分は十分理解してあげなくて
本当に”ごめんなー”と反省の想いを付け加えます)

③「Iメッセージ」を使う

相手の心に響くのは”Iメッセージ”です。

相手の良いところを
Iメッセージを使って伝える。
(私は・・・・だ!:Iメッセージ)

それで私は助かっている・
支えられていると返すと
雰囲気が和むだけではなく、
相手の自信回復の足がかりになる
ことが体験できます。

成功の鍵は相手を「思いやる」ことです。

テクニックとして身に付けることではなく、
本当に相手の気持ちになって考える
姿勢が大切です。

今日は、「うつ病への家族の対応:八つ当たりや暴言に対して
と題してブログを綴りました。

如何でしたか?

ここまでお付き合い頂き
本当にありがとうございました。
次回はまた自殺予防に関して
家族ができることに関して
お話します。

また、お会いしましょう

明日もきっと幸せな一日

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引きこもり支援がライフワークになったエピソードとは

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こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

今日は、「引きこもり支援がライフワークになったエピソードとは
と題して、北田の講演会で出会った老夫婦との
エピソードを語ります。

北田心理相談室で実際にお会いする
引きこもりの御家族の想いが
この体験を契機に痛いほど分かるようになりました。

まさしく、強烈な体験に他なりません。

それは今から10年ほど前のことです。
北田は「不登校・引きこもりの支援の
実際について」と題したある講演会に講師と
して参加していました。

質問タイムの時間になって、
ある老夫婦が手を挙げられて
次のような質問をされました。

「私達はお見かけ通りの
80を超える老夫婦です。私達には50歳を超える
引きこもり状態の一人息子がいます。」

「北田先生は、ウチの息子を
救うことができますか?」・・・
ズバリ問われました。

その場が一瞬で凍りつき、
全員が私の答えをたたずを飲んで見ている。

そこには、地域の福祉関係者をはじめとして
内科医も参加している公的な場です。
課題を持ったご家族が期待を
込めて参加されている
そんな場でした。

その夫婦のお顔を見ていると、
「任せてください!」と
本当は言いたかった。

でも私は、それを断言できず
「私が勤めているところに来て頂ければ
貴方達のサポートはできるかもしれませんが、
50歳を超える方の引きこもり脱出を成功させる
自信はない」と赤面しながら応えるのが
やっとでした。

講演会終了後、私の退出を待っているかのように
会場の出口であの老夫婦に呼び止められました。

「私達は棺桶に片足を突っ込んだ
ようなものです。お金は全財産差し上げます。
息子を助けてください。死にきれません」・・・

なんとも言いようのない複雑な気持ちに
なった僕は自分の所属する医療機関の名刺を
渡し、「所長の許可がでれば、カウンセリングを
開始いたしましょう」と答えました。

その後、所長(院長)より「引きこもりは
診療所に来れないのだから医療の対象には
ならない」と一喝されました。

あれから11年、あの時の老夫婦と息子さんは
どうされているのか・・・私には分かりません。

でも、あの時から社会の中で息を潜めて生きる
引きこもりの方への支援は私の臨床心理士の
お仕事の中で強くて太い柱になりました。

スクールカウンセラーとして赴任した学校では
卒業後は放置されているかのごとくに見える
引きこもる若者たちへのアプローを
少しづつ始めました。

理解ある養護教諭と結成した放課後の親の会が
その学校の不登校生徒への理解に大きく
寄与した実践例もあります。

今私は、三重から大阪そして東京へと仕事の場が
広がっていますが、いつも胸にあるのは
あの老夫婦の言葉です。

あのような悔しいというか、
苦しまれている御家族の何の力にも
なれない経験は、二度としたくありません。

私は人の支援が、御家族の力になることが
仕事なんです。

今のフリーーな立場は、最高です。

しかし、大変厳しい立場です。
組織が自分を守ってくれることはありません。

ただ、東京に来て日本一の栄養療法の権威である
溝口徹院長の唯一の関係機関としての立場が
与えて頂けたことはこの上ない喜びです。

臨床心理士として最高の名誉です。

その新宿溝口クリニックの院長が、
私が今週の20日の土曜日に実施する
家族セミセミナーをブログで紹介して
頂いています。
http://orthomolecule.jugem.jp/?eid=1194

このセミナーでは、あのエピソード以来積み重ね
てきた引きこもり支援の実践を集大成した
知恵が満載です。

これはうつ病を抱えた御家族の当事者対応にも
十分使えるものです。

社会的な意義も考慮し、
参加料は一家族あたり千円と
破格の料金になっています。

宜しければ、「お問い合わせ」からでも
可能ですのでお申し込み下さい。

また、
年末の29日・30日は、東京新宿の
北田心理相談室に限定して初めて相談室を
訪れる「ひきこもりを抱えたご家族」に対して、
初回のお試しカウンセリングを通常より格安の
3,500円にて提供させて頂きます。

限定10名だけですので、この機会に貴方の
知らない世界をご体験下さい。

当事者の来室は特に求めません。

ひきこもり脱出に向けた家族対応の基礎に
ついて分かりやすく説明します。

ここまでお付き合い頂き、
有難うございました。

また、お会いしましょう。

明日もきっと幸せな一日

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うつ病を抱えた家族の心理

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こんにちは

東京新橋・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

今日は、「うつ病を抱えた家族の心理」と
題して北田心理相談室で実際に経験している
うつ病を抱えたご家族に共通して起こる
心の動きについてお伝えします。

昨日は、「うつ病に対する家族の対応」に
ついてシェアして頂きたくお話しました。

如何でしたか。
当事者家族が如何に見守ることが
難しいのかのテーマでした。

それぞれのご家族にとって、
直面せざるを得ない
重要なテーマとなります。

今日のテーマも避けては通れません。

日々格闘されていると思います

そのために大切なことは自分の気持ちを
素直に表現することが出来る「場」を持つ
ことです。

当事者の気持ちを受け止めるのは
家族の責任だと思っても、
そんなことを続けることは至難の業です。

最初は出来たとしても、
時間の経過とともに冷静さを失い
心身のストレスになることは否定出来ません。

「理解したい」・「理解せねば」という気持ちが
強いがあまりに、うつの当事者の気分とリンクして
家族までもが深く落ち込んでしまうことも
よく起こります。

特に夫婦間の気分の「同調」は
しばしば起こるものです。

それだけに、先ほど述べました
「自分の気持ちを素直に表現できる場」を
持つことが重要です。

それでなくても、家族はお出かけを控えて
楽しむことや、笑うことさえにも気を使います。

そうなると気持ちが深く潜行し、
気持ちが「言葉化」できないことから
かえって「気持ちの同調」が生じ易くなります。

具体的には当事者のイライラや
落ち込みが家族にもパラレルに起こり、
次第に冷静さが失われていくのです。

想いを表現されずに、
抑圧(押し込められている)
されている人の心理には異常とも
思える心の動きが生じます。

この時によく見られる現象が
心配の余りに出ているコトバにも
関わらず、なぜか小言や批判に
なりやすいということです。

時には、「何もしなくて良いから」という
配慮から出た言葉によって当事者が深く傷付く
こともあるのです。

そのために家族は、
①自分達のできることには「限界がある」ことを知ること

②それぞれが気持ちを素直に表現できる場を持つこと

①、②により想いを表に表現することが出来ると、
当事者に対する抱え込み過ぎがなくなります。

家族が「離れながらつぶさに見る」という
冷静な対応が自然に出来るようになって
いくのです。

こうなると、当事者を冷静に判断することが
出来ることで「当人の対応可能なことは任せて
いこう」とするごく自然な心の動きが生まれます。

うつ病を抱えた家族の冷静で温かい
見守りを支えるのは、サポートしてくれる
支援者の存在があればこそです。

北田心理相談室は、心から
そのお手伝いをさせて頂きます。

誰もが理解出来る言葉で表現された
誰にとっても再現性の高い手法を使って
家族の在り方の姿を根本から考えていきます。

結果として「変える」のではなく、
「勝手に変わっていく」のです。

これが北田の手法が他の専門家と
大きく異なる点です。

北田は、
うつ病、引きこもり専門の臨床心理士”と
名乗っています

それぞれの課題脱出において、
家族のなかのキーパーソン(多くは母親・配偶者)
の安定を第一段階に据えています。

そのための、必要な要素を本ブログではEPM法として
何度も紹介しています。

家族やキーパーソンとなる人が
冷静に状況を見るために何をしていかなければ
ならないのか・・・

これを明確に言葉化しています。

また過去のブログを
読み返してくださいね。

きっと一度読んだものでも、
違った意味付けが、気付きが
生じるかもしれません。

今日お話したうつ病の家族対応は、
ひきこもりの家族対応にも通じています。

質問がある方は、
本ブログの「お問い合わせ」から遠慮なくどうぞ。

最後までお付き合い頂きまして、
感謝です。

次回はひきこもりの支援をするに至った契機となる
老夫婦とのエピソードを語ります。

また、お会いしましょう。

明日はきっと幸せな一日

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うつ病に対する家族の対応:見守るって?

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こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

今日は、「うつ病に対する家族の対応:見守るって?
と題して北田心理相談室で
実際に経験しているご家族の戸惑いを皆様にも
シェアして頂きたく具体的にお話します。

守秘義務の関係もあるので、
事例については詳しく述べることが
出来ないのが残念です。

しかし、肝となる部分は読者の皆様に
その制限の中でお伝えします。

私は東京新宿と大阪上本町で開業しながら
職場の心の相談室の臨床心理士として
メンタルヘルスの相談業務と組織の
マネジメントを契約という形でも担当しています。

どの場所においても
心の病を抱えたご家族の戸惑いは、
想像以上に大きいものがあります。

例えば、「励ますな」・「頑張れと言うな」と
言うけれど、ではどう言えば良いのか、
関係者は全く教えてくれない・・・・

見守るって具体的にどうするれば良いのか、
具体的に当事者に何をしてあげれば良いのか
などという質問が後を断ちません。

これは、明確に応えれる医療関係者が
極めて少ないことを物語っています。

たいていのご家族は、ご本人に対して良かれと
思ってしたことがプラスに作用しない結果に
戸惑われます。

明らかに通じなかったり、
誤解されたりする経験によって
落ち込まれることもしばしばです。

ご家族の心配の仕方によっては、
却って本人さんにご負担をかけて
しまうこともあります。

それだけに、無理して話しかけるよりも
近くにいて、さりげなく一緒にいることを
示すだけで安心される当事者もおられます。

大切なのは、「答えは一つではない点です!」

心配していることを示す言葉が、
反対に負担になってしまったりする
こともしばしばあります。

もちろん効果的に作用し、
その後の回復を加速させる
言葉掛けにつがることもしばしばなんです。

逆に「しつこく言われている」、「負担だ!」と
感じて”責められている感覚に襲われる
当事者だっているのです。

「暗い顔をしているのなら、
散歩でも行ったらどう!?」という
家族の声掛けから良い気分転換を促す
ことは見られますが・・・

この「でも」に当事者が深く反応されて、
「○○でも・・・」というレベルのことも
出来ないのかと思って激しく落ち込まれることも
あるのです。

こういった場合の多くは、
時期が早すぎて現時点での
回復度合いとトライする内容が
マッチング出来ていない場合が多いのです。

北田心理相談室では、
こうした御家族の日々の対応について
具体的な声かけやご家族の見守り方について
その当事者にカスタマイズした独自のアプローチを
カウンセリングを通じて学ぶことが出来ます。

北田はこういった家族全体が混乱し
戸惑われている状態の時には「病者の役割」と
いうお話を当事者及び御家族にさせて頂くことを
常にしています。

「病人なんだから、
ちゃんと薬を飲むことも
休養することも義務ですので
中途半端な対応はしないで下さい。
それがあなたのお仕事ですから、努めて下さい」

この半分強制的とも取れる言葉が、
逆説的に働いて、家族に対して「申し訳なく
思っている」想いを言葉化できるようになること
もしばしば起こります。

元気になるように直接に励ますのではなく、
病人であることを通じて一定の枠組みを与えて
安定させてしまう一種のカムフラージュ的手法ですが
大変有効な方法です。

こうなると自分の位置付けが明確になることで
「言葉化」出来ない状態から身体や精神症状、
そして行動にて表現されていた
「コトバ」が表に出てきます。

当人の言葉に出来ない心の訴えが、
表現され始めると治療面接は
一段と加速していきます。

今日は「うつ病に対する家族の対応
:見守るって?」と題して実際のご家族の
戸惑いを具体的にお話ししました。

如何でしたか?

「見守る」って本当に大変難しいことなのです。

ここまで、お付き合い頂きまして
有難うございました。

次回は、「うつ病を抱えた家族の心理」を公開致します。

最後になりましたが、
今週土曜日(20日)に
新宿溝口クリニックにて
4Fのセミナールームをお借りして
家族セミナーを15時から16時半まで
実施します。

テーマは「うつ病の家族対応のポイント・・・
ここに気をつけることで当事者の気持ちが
緩みます

うつ病に限らず、心の病を持った
当事者・ご家族にヒントを
提供出来る重要な内容に
なります。

詳細は以下をご参照ください。
http://www.shinjuku-clinic.jp/seminar/FamilySeminar_kitada_201412.pdf

参加料は、当ブログに書きましたように
社会的な意義を考慮して1家族あたり千円です。

もちろん、一家族に何人参加されてもこの料金です。

是非とも、ご関心のある方はご参加ください。

また、お会いしましょう

明日はきっと幸せな一日

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ひきこもり脱出のターニングポイントとは②

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こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

今日は、「ひきこもり脱出のターニングポイントとは②」と
題して北田心理相談室で実際に行っている
認知行動療法を応用した家族支援において
”ひきこもり脱出の可否を握っている
考え方についてお話します。

前回及び前々回のひきこもりについての
ブログでは、DO論ではなくBE論の大切さに
ついて触れました。

すなわち、○○をするのではなく、
如何に在るのかという存在の仕方に
ついて言及しました。

以下は、このブログを読んで感じたことを
あるお母様が「お問い合わせ」から頂いた
メッセージの一部です。

「先日は、お忙しい中お返事頂き
ありがとうございました。
何となく上向いた感触があったのに、
また逆戻りしてしまった感に苛まれてました。

DO論ばかり考えていました。
まわりの受験風に巻き込まれて、
焦ってないふりして相当焦っていました。
あらためて動画を観かえし、気付いたのです。
欲を出していました。

すぐそこまで決断の時が迫ってきているのです。
焦っています。A男に伝わりますという
事なのですね。

何度もYouTubeを観てください。
とおっしゃる意味がよーく分かりました。」

何より、長引く不登校を抱えながらも
中3の息子さんのことを少しでも前向きに
受け入れようと試行錯誤されている中で決意された
母親の言葉に心打たれました。

私たちは、ひきこもりの当事者に対して
「○○しなければならない」と考えてしまい
見える形のものを追い求めがちです。

私が提唱する
エッセンシャルプロセス・マネジメント
(EPM)は当事者に求めるのではなく、
家族の中のキーパーソンが
まず落ち着きを取り戻すことを提唱しています。
*キーパーソン:主として母親、家族の心の支えとなる人物

何かを抽象的に提唱するだけで終わってしまう
ことが多い世の中で、私は具体的に落ち着くため
の方法を簡単な言葉でEPMの中で説明しています。

①光を浴びる
②ゆっくりのリズム形成
③緩む=余計な力を入れない・力を抜く

これらについてはこのブログでも
何度も詳細に語っています。

キーパーソンとなる母親が落ち着くことで、
家族に安定感とゆとりがもたらされます。

すると、次の段階になると
当事者に変化が現れてくるのです。

この変化を見落とさず、
じっくりと見守っていくことが
出来たなら、母親の落ち着き⇒当事者の
落ち着きに変わっていくのです。

この当事者の落ち着きからすべての
ひきこもり脱出に向けての動きが
始まると言って過言ではありません。

当事者は決して安穏としていません。
事実は、一番苦しんでいます。
自分の気持ちをカムフラージュするためのゴマかす行動は
表面的であることに両親が気付くことが序章です。

例えば、長らくひきこもっていた
お嬢さんが自分の部屋から数年前に買った
サイクリング車を玄関に下ろして3年経って
から夜間高校に通いだした例にもあるように・・・

自分の意志で選択できる方向が定まるのに
相当な時間を要します。

当事者が落ち着き出すと小さな変化が
彼らに数々現れて来るのですが、
周囲(家族)が妙な期待感を
抱き出しますとこの変化はたいてい止まります。

これが家族の焦りです。
小さな変化だけでは満足出来ない
ので、欲張ってしまうのです。

お余計な物言いが始まります。

先ほどのお嬢さんのお母さんは、
この3年間言いたいことを当事者に
口にせず、じっと見守り続けることに
徹しました。

実際は、北田のカウンセリングの中で
焦らないことや、先走らないことを再確認
しつつも余計な事を言ってしまう自分に
嫌悪感を抱きながら小さな精進
(今の自分が出来ることに焦点をあてた取り組み)を
進められました。

口では簡単ですが、実際は”いばら”の道です。

何度もくじけそうになりながらも、
娘の成長を信じて、見守り続けて来られ
ました。

北田が提唱するEPMの中での
当事者の変化は極めて”ゆっくり”です。

ひきこもりを脱出された経験ある
お母さんは、はっきりと「ゆっくりが
命です」とおっしゃいます。

この「緩~い変化」を大切にしながら
見守る時に使用するのが”母親ノート法
なのです。

お母さんがじっくり当事者の観察記録を
続ける一方で、それを題材にした
カウンセリングを積み上げながら
キーパーソンの精神的な
支えとなるのが北田のお役目です。

母親に溜まったガスを抜くことが、
当事者の見守りに好変化を与え、ひいては、
当事者の小さな変化を守り育てていくことになります。

今日はEPMでの取り組みの実際について、
簡単に語りました。

ここでブログの読者の皆さんにお知らせです。

今年の年末の29日30日の午前中に
北田心理相談室では「ひきこもり」や
「不登校」でお悩みのご家族様に関して
東京新宿の北田心理相談室でカウンセリングを
今回初めて受ける方に限定して通常のお試し
カウンセリングよりも格安で相談を
お受けいたします。

北田は「ひきこもり」に関しては、
他の心理士と比べると特別な
思い入れがあるのです。

この思い入れにつながったある老夫婦との
エピソードはまたの機会にお話します。

年末の特別カウンセリングを
ご希望の方は、「お問い合わせ」から
どうぞお申し込み下さい。

料金はここでは安すぎて言えません。
上記からお尋ねくださいね。

また今日お話した、EPMという方法による
ひきこもり脱出に向けた取り組みに
関心のある方は、本ブログの「お問い合わせ」から
ご質問などをお送り下さい。

年末の特別カウンセリングは限定10名です。
先着順ですので関心のある方はお早めにどうぞ。

また、12月20日(土)は新宿溝口クリニックにて
不登校・ひきこもりだけに限定せず
「心の病に苦しむ当事者を抱えたご家族」に向けて
家族としての在り方について北田が
15時から16時半までお話します。

「うつ病の家族対応のポイント」と
ご案内に書いていますが、心の病に苦しむ
当事者に何が出来るのかについて分かり易く
説明します。

前回も言葉の使い方を変えただけで、
ペットの水が変化する実験を行いました。
参加の皆さんは驚きながら、言葉の使い方の
重要性を確認されたようです。

今回は何が登場するやら、お楽しみに
詳細は以下をご参照下さい。
http://www.shinjuku-clinic.jp/seminar/FamilySeminar_kitada_201412.pdf

ここまで、お付き合い頂き感謝です。
ありがとうございました。

では、またお会いしましょう。

明日もきっと幸せな一日。

カテゴリー: ひきこもり 脱出, ひきこもり, EPM | タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , | コメントする

うつ病はなぜ自殺をひきよせるのか①

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こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

今日は、「うつ病はなぜ自殺をひきよせるのか①」と題して、
北田心理相談室で実際に
経験したなかで実感
しているうつ病と自殺の関係に
ついて2回に分けてお話します。

私は東京新宿と大阪上本町で
開業しながら、法人さんを対象に
職場の心の相談室の臨床心理士として
メンタルヘルスの相談業務と組織の
マネジメントを契約という形で
担当しています。

そこでは、数多くのメンタルヘルスの
不調者のお悩みに関わって来ました。

現場の実情に合わせながら
ベストなレベルにまではなかなか
到達できませんが、ベーターな選択を
お手伝いするところまでは何とか
達成できているのではないかと
思っています。

しかし、私の元に情報が上がって来ない
ケースで自殺という取り返しのつかないケースが
発生することが残念ながら起こります。

こうした時に、脳裏をかすめるのは
「御縁があればきっと違った結果を選択されて
いたのではないか」という想いです。

以下は、自殺未遂から生還された方との
カウンセリングを通じて自殺者の心理を学ばせて
頂く契機となるエピソードと私の想いです。

当初は「死にぞこない」という
センセーショナルな言葉でご自身を
表現されるほどの痛々しさを持った方が
カウンセリングの進行とともに思考障害が
解除されてお気持ちが落ち着いた頃の出来事です。

ある時、ご自身が自殺(飛び降り自殺)を
決行した場所をご覧になって発せられた言葉が
印象的でした。

それは、今なら「あんな高いところから
飛び降りたら痛いんやん!!」と思う。
・・という言葉です。

”えっ”私は当初は耳を疑いました。
痛い!・・・「そんなんで済まへんやろうー」
何それ!!!

これが、自殺をトライした人のまさに心理です。
とにかく何かに取りつかれたように、
後先は考えられなくなり
とにかく楽になりたい
「一心」にダイブ

警察関係の方から聞いたお話しですが、
自殺者の多くは、ためらい傷や途中で引っ返そう
としてもがいた痕跡があるようです。

「思わず逝ってしまった」というのも、
多くあるとのこと・・・これがうつの症状や
うつ病の怖さなんです。

自殺者のなかでうつ病を抱えた人は
高い割合で含まれるといいます

病気のために、症状のために
常軌を逸した行動が引き起こされる
としたら、皆さんはどのように思われますか。。

でも最後の究極の場面では、
自分を取り戻す瞬間が訪れるようです。

もがいても、もう手遅れとなり
逝っちゃう人が多くいる現実を知るにつけ
死なないですむ人を「助けたい、なんとかしたい」
とつくづく思うのです。

エピソードに挙げた方のその後です。
すっかり元気を取り戻されて、
新たな人生を歩み出されて
最後の面接場面のこと

彼は、僕に次に言葉を残されました。
「俺、北田先生に会えて人生を取り戻したゎ。
たぶん、死んで棺桶に入るときに先生のお顔を
最後に思い出すと思う」と言って、
私の顔をまじまじ見つめて、
手を握られました。

涙がぼとぼと両者の手にしたたり落ちる。

「そんな時に思い出さんで良いわ!」と返すのが
やっとの私です。

本当は、死にたい!なんて思う人はいません。
究極のところは、みんな生きたいのです。

昨年度、日本臨床心理士会が東京都の受託を
受けた関係で私は都内5箇所の事業所や
医療機関で無料で自殺防止研修会を
実施しました。

そこでは、色々なところでSOS信号を発して
おられる人の数に驚きました。

「みんな生きたい」と強く思われている現実に
心打たれました。。

でもうつ病などにより、症状に翻弄されて
追い込まれた末に”トライ”される。

これが悲しい現実です。

北田心理相談室で、今日もたくさんの
相談者とお会いしました。

生きづらさを抱えた人もたくさんおられます。

そのような方に、私が投げかける言葉が
「僕は生きている人専門です。死んだ人には
対応できへんから」

このメッセージには多くの願いを込めています。

・・・「だからこそ今出来ることを
一緒に積み重ねていこう」という
メッセージに呼応される人は
実に多いです。

今日は「うつ病はなぜ自殺を引き起こすのか①」と
題して自殺に対するカウンセリングの現場で
感じていることを思うままに綴りました。

如何でしたか。

何か分からないことがあれば、
本ブログの「お問い合わせ」から
質問などを受け付けます。

東京・大阪の北田心理相談室に関する
お尋ねにも対応いたします。

遠慮なくどうぞ・・・あなたが知らない世界を
体験することが出来るかもしれません。

私は、その水先案内人です。

特に”生きづらさ”を感じている人は、
この機会に体験カウンセリングに
来られるのも良いかも
しれませんね。

見えないものが見えてくることで、
生きている実感を得る機会と
なるかもしれません。

ここまでお付き合い頂き、感謝です。

またお会いしましょう

明日は、きっと幸せな一日

カテゴリー: うつ病, うつ病 自殺, カウンセリング, 自殺 | タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , | コメントする