「仮面うつ」の恐ろしさ:新宿のうつ専門の北田心理相談室

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こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

前回は「新宿のうつ専門の北田心理相談室:再発しない仕組みとは」と
題してお話しました。

今日は、「仮面うつの恐ろしさ:新宿のうつ専門の北田心理相談室」と題して
お話しましす。

「うつ病はどの人もかかる心の病気で心の
風邪と言われる」ことが多くなり、受診への
ハードルが確実に下がってきています。

これは、良いような悪いような風潮です。

その一方で放置しやすい疾病だけに、
次のようなことに陥り易い傾向も否めません。

「どうせ風邪なんだから、
いずれ治るやろう!」と軽く見てしまったり、
「我慢すれば良いんやから」と
心の病気を訴える人に対してまるで
大袈裟や!と言わんばかりの対応をして
しまったりすることも珍しいことではありません。

こういった背景もあるだけに
身体の症状を中心的に訴える「仮面うつ」は
さらに見逃されやすく、精神的な症状が
表面化してくる頃には重症化しています。

心療内科へ受診される人の大部分が、
痛みや身体のダルさを中心に受け取り
気分の落ち込みが表面化してこないので
分かりにくいだけに「仮面うつ」は
受診までに時間が経過している
ことが多いのです。

正しい知識を持って初期に対応すれば、
そんな治療に時間はかかるものではないのに
身体症状が強いために、マッサージなどから内科と
渡り歩くなかで時間が経っていくのです。

最後に病気が進行してからやっと精神科や
心療内科へ辿り着いたという事態は
決して珍しいことではありません。

実はその頃にはかなり進行が進み、
症状が複雑化し慢性化している人も
多く見受けられます。

まとめますと
「仮面うつ」は、”気持ちの落ち込み”という
精神症状が感じられないのに対して
食欲がない・体重が減る・
眠れないなどの身体の
症状が目立つ病気です。

精神症状が本人にも分かりにくく、
まるで身体症状という「仮面」をかぶって
うつをカムフラージュしているかに思えます。

それだけに、専門医に受診する頃には
かなり進行しているのが事実です。

センスの良い内科や整形外科の医師たちに
幸いにも出会えたラッキーな人だけが
早々に受診できます。

多くの北田心理相談室を訪れる相談者は
どこに行っても治らないという難治性のうつに
最初から発展している人が多くいます。

今まではアプローチの初期のボタンの
掛け違いを綴ることも多かったです。

このように、初期の見立てが
対応とともに難しい「うつ」も
確かに存在します。

ここを早期に的確に判断するには、
相当なセンスと経験が求められます。

芸術的と言われる医師の判断は、
理屈ではなく顔つきや雰囲気などを
総合的に判断されるようです。

まさに、職人技です!
beautifulなんです。

臨床心理士も同様で、
慢性うつに対応できる心理士は
極めて少ないのが事実です。

豊富な経験と臨機応変に治療カウンセリングを
構築する能力がないと全ては上滑りします。

専門家から治療を途中で放棄された方も
当相談室には多数お見えです。

何年も経ってから、「うちでは無理です」と
言われた人がどんな気持ちになるのかは
経験した人しか分からないですよね。

そんな方も最後の望みをかけて、
北田心理相談室へお越し頂いています。

多くは絶望感や治療者への不信感から
スタートするのは事実です。

そこをじわじわと丁寧に
エピソードを聴取していく中で
人間関係を構築していきます。

難しことは何もありません。

相手に寄り添い、
今出来ることを少しづつ積み重ねる」だけ
なんです。

このあたりのプログラムがシンプルで、
バリエーションに富んでいるので
多くの方に支持されている証拠です。

以下のブログに書いています。
ご参照くださいね。

きっと何かのヒントが得られます。
うつ・ひきこもりの家族支援:達成感の連鎖①
・・・百聞は一見に如かずです。

うつ・ひきこもりの家族支援:達成感の連鎖②
・・・海外からもアクセスが急増した内容です

お陰様でなんとか一年間ですが、
激戦の新宿の地域で有名な医療機関を
抜いて検索上位にランクインするように
なりました。
(「新宿 うつ」で20位台で推移中)

読者の皆様のご支援とご理解のお陰です。
皆さん「心より感謝申し上げます」
これからもよろしくお願いします。

他所ではなかなか教えてくれないお役に立てる
実践的なお話をこれからもさせて頂きます。

今日のブログは、如何でしたか。

分からないことや疑問点などは、
本ブログの「お問い合わせ」から
お申し付けください。

もう少し、具体的なお話を聞きたい人は
北田心理相談室のお試しカウンセリングや
新宿溝口クリニックのメンタルヘルスセミナーや
家族セミナーにご参加下さい。

北田が分かり易く色々なテーマを
解説しています。

今月の第6回家族セミナーは、
以下の要項で今週行われます。

日時:2月28日(土)15時~16時半
会場:新宿溝口クリニック4F
詳細は
http://www.shinjuku-clinic.jp/wp-content/uploads/FamilySeminar_kitada_201502.pdf
をご参照下さい。

質問なども喜んで
お引き受けいたします。
ブログの「お問い合わせ」からどうぞ。

明日からは、3月に行います
うつ・ひきこもりから脱出を目指す実践家族会」の
第2回説明会とミニセミナーの告知を始めます。
6月からはスタートしていく予定です。

最後まで、お付き合い頂き感謝です。

お楽しみに

またお会いしましょう!

明日はきっと幸せな一日

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新宿のうつ専門の北田心理相談室:再発しない仕組みとは

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こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

前回は「新宿で”うつ”の専門カウンセリングは:北田心理相談室」と
題してお話しました。

今日は、「新宿のうつ専門の
北田心理相談室:再発しない仕組みとは
と題してお話しましす。

その本題に入る前に、新宿のうつ専門の
北田心理相談室で来所される相談者の方が
「何を達成されていかれるのか」について
お話します。

最終的には達成されることの
延長上に位置する『再発しない仕組み』について
言及します。

私は症状がなくなることや低減させることは、
もちろんのことですが、
最終的にはカウンセリングに
よって再発しない、しにくい生活の中の
枠組みを提供することを最終的に目標に
置いています。

これらはもちろんのことですが、
私がただ一方的に与えるのではなく
自然な形でカウンセリングの進展とともに
獲得されていくのです。

まさに柿の実が熟せば下にポツリと
落ちていく様子そのものなのです。

さて、まずは北田心理相談室で
「何が出来るのか」・「何を達成できるのか」
についてお話します。

一番大きなことは、
『症状改善・症状の治癒』です。

誤解の無いように申し上げますと、
カウンセリングだけでは決して達成出来る
ものではありません。

相談室以外のお医者さまや看護師さん
などのサポートなしでは進みません。

他に『人付き合い』
『外出』、『おしゃれ』、『就労(就職)』、
『異性との交際』、『結婚』、『進学』、
『出産・育児』など・・・

当人が諦めかけていたことが
出来るようになるのです。

かかる時間は人によって違いますが、
じっくりと腰を据えて、自己と向き合い出すと
新しい流れが生じます。

その流れを生み出す原動力が、
出来ることを積み重ねるという行動指針です。

過去のブログをご参照下さい。

http://sinnri-expert.com/305.html
http://sinnri-expert.com/308.html

出来ることを積み重ねることで、
小さな達成感が次第に積もっていって
やがて行動へのモチベーションが煽らなくても
勝手に上昇していくのです。

この単純とも言える流れの中に、
人間の行動原理である「達成感の力」が
しっかりと現れています。

最終的には、北田心理相談室から
巣立ったうつからの生還者の多くが
口にされる言葉があります。

それが、「私に必要なことが
起こったんですね!」・・・なんてことを
おっしゃるのです。

ジタバタしない」・・・この言葉を
伺った時にはホント耳を疑いました。

まるで今までとは違った人生観を
獲得されたようなお話ぶりです。

哲学者のような人生を達観されている言動に
こちらが”ビビって”しまいそうです。

こういった、今までの自分とは違う
新しい生き方を手中に收められた方は
”うつ”が不思議と再発し、
再び訪れられることは滅多にありません。

再度来られたとしても、
数回のカウンセリングで再び
良い状態に戻ることが可能となります。

人生を生き抜く新しい杖を
獲得したかのように皆さん口を揃えて
おっしゃるのです。

「人間には出来ることと
出来ないことがあるんやからね!」
・・・」そんなことどうして知ってるの?
と聞くと

「北田先生が教えてくれた!」と
答えるのですが、実のところそんなことは
口にしたことはないのです。

まさに記憶にない言葉が
生起しているのです。

今でこそ、これらの私の記憶にない言葉は
各種の講演で使用していますが
実のところは患者様から教えて頂いた
言葉に他ならないのです。

このうつ病から脱出していく過程で獲得された
”新しい人生観”こそが再発防止に
大きな力を発揮するものであると
確信しています。

過去にとらわれていた固定的な見方から、
柔軟性を身に付けて元の自分に新しい粘土が
付け足されたかのように、自然形でリニュアルが
勝手に進むのです。

この粘土に当たるものが、
新しい人生観そのものなのです。

これが本日のブログで一番力説したい、
再発防止の仕組みなのです。

これがないカウンセリングでは上滑りし、
結局再発を繰り返すのです。

今日のブログは、如何でしたか。

分からないことや疑問点などは、
本ブログの「お問い合わせ」から
お申し付けください。

もう少し、具体的なお話を聞きたい人は
北田心理相談室のお試しカウンセリングや
新宿溝口クリニックのメンタルヘルスセミナーや
家族セミナーにご参加下さい。

北田が分かり易く色々なテーマを
解説しています。

今月の第6回家族セミナーは、
以下のよう要項で行われます。

日時:2月28日(土)15時~16時半
会場:新宿溝口クリニック4F
詳細は
http://www.shinjuku-clinic.jp/wp-content/uploads/FamilySeminar_kitada_201502.pdf
をご参照下さい。

質問なども喜んで
お引き受けいたします。
ブログの「お問い合わせ」からどうぞ。

最後まで、お付き合い頂き感謝です。

お楽しみに

またお会いしましょう!

明日はきっと幸せな一日

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新宿で「うつ」の専門カウンセリングは:北田心理相談室

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こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

前回は「うつ・ひきこもりの家族支援:抗うつ薬」と
題してお話しました。

如何でしたでしょうか。

抗うつ薬は自殺企図などの行動化の問題も
あるだけに是非知って頂きたい内容です。

今回は、「新宿で”うつ”の専門カウンセリングは
:北田心理相談室」と題してお話します。

私は、多くの臨床心理士が
1つか2つのフィールドで仕事をしている
のに対して多くの領域や複合的な領域で
カウンセリングやメンタリング、心理的な
アドバイジング・コーチング・コンサルティングと
多様な仕事をしています。

これらは、1対1もしくは1対少人数が
対象です。

その一方で、研修講師、セミナー講師として
メンタルヘルス・コミュニケーション・
モチベーション・コンプライアンス
という素材で教育・医療・産業・
司法・福祉で「語り部」をしています。

以下は、その様子を示す動画の一部です。


(10分ごろからが必見です)

心理相談室以外のお仕事もすることで、
多様なお悩みを生で受けながら、自分の中に
人を支援する上での根本哲学」を
確立することを求めてきました。

今では、ここ10年間でのべ5万人の患者様と
向き合い、元気にさせた実績を持つ研修講師として
国の研修施設からも研修依頼を
頂戴するまでになりました。

今の時点では、「人間は出来ることを
積み重ねたら元気になる」という確信を持って
日々もがき苦しんでおられる当事者や
御家族の支援にあたっています。

そうなるためのステップが、北田心理相談室では
明確に提示されています。

他の相談室と違うところは、
「お悩みを聞いてもらうだけの場所ではない!」
ということです。

確かに私は認知行動療法をメインにしていますが、
精神分析の考え方に脳の統合を訓練する技法も
取り入れて患者様に最適なプログラムを
提供しています。

少しづつ出来ることを積み重ねていくやり方は、
決して派手さはありまん。

むしろ地道で、根気を要するものです。

しかし、それを達成するために
底から支える仕組みが北田心理相談室では
提供しています。

思考と習慣をコントロールするために、
小さな達成感を生みだすための三大ワークは
代表的なものです。

1光のワーク
2ゆっくりのリズム形成
3緩む

これら3つのワークは、
精神的に安定して出来ることを
積み重ねるうえで必須のプログラムです。

これらのワークを日々意識することで、
地道な作業を継続するモチベーションが
自然な形で醸成されていきます。

この3つのワーク(プログラム)は、
過去のブログにも何度も書いてますので
ご参照下さい。

明日は、「うつの専門カウンセリングは
北田心理相談室:何が達成されるのか」に
ついてお話します。

「うつを経験して、北田心理相談室から
巣立った人々がここで何を達成して
いかれたのか」について綴ります。

楽しみにしていてください。

今日のブログは、如何でしたか。

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お申し付けください。

もう少し、具体的なお話を聞きたい人は
北田心理相談室のお試しカウンセリングや
新宿溝口クリニックのメンタルヘルスセミナーや
家族セミナーにご参加下さい。

北田が分かり易く色々なテーマを
解説しています。

今月の第6回家族セミナーは、
以下のよう要項で行われます。

日時:2月28日(土)15時~16時半
会場:新宿溝口クリニック4F
詳細は
http://www.shinjuku-clinic.jp/wp-content/uploads/FamilySeminar_kitada_201502.pdf
をご参照下さい。

質問なども喜んで
お引き受けいたします。
ブログの「お問い合わせ」からどうぞ。

最後まで、お付き合い頂き感謝です。

お楽しみに

またお会いしましょう!

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うつ・ひきこもりの家族支援:抗うつ薬

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こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

前回は「うつ・ひきこもりの家族支援:
”達成の連鎖”を生む会話とは」と題して
お話しました。
http://sinnri-expert.com/311.html

如何でしたでしょうか。

お読みでない方は、
またご覧頂けますと幸いです。

今回は、「うつ・ひきこもりの家族支援:抗うつ薬
と題してお話します。

うつ病に限らず、ひきこもりの当事者に
対しても抗うつ薬が処方されることはよくあります。

抗うつ薬の使用が適切でないことから、
生じる様々な症状に関しては、
過去のブログで何度となく訴えてきました。

多くの難治療のケースに見られるのは、
初期の診断時に十分な情報が聴取されていない
のに関わらずいきなり抗うつ薬が処方されて
いる事実です。

しっかりと時間をかけるのは、
当たり前の話しなんですが
エピソードの把握が不十分なために
その後に躁状態とうつ状態が急速に交代する
”ラピッド・サーキュレーション”に
陥るお話を何度も書いてきました。

今回新しく提起する問題は、
そんなレベルでの話しではなく、
抗うつ薬の使用にあたっての原則が
守られているのかどうかという基本的な
問題なのです。

このような事を「いち心理士」が
口にすることで、色々な医師からご批判や
ご指導、あるいはお励ましを頂くのも事実です。

ただ、抗うつ薬の誤用があまりにも多い
のも現実です。

患者さんの中には、
{薬を止めた方が元気になる}という
暴論を信じている方もおられます。

こんな暴論が幅を利かしているのには
もちろん背景があるのです。

薬物に関しては、
1充分に治療効果のある薬剤を選択し
2副作用などの検証をしながら
3問題点を改善させる薬剤を選択する

・・・と北田は理解しています。

「何故効いているのか、効いてないのか」という
現状の分析があって、論理的に専門家が
理解してはじめて薬物療法の本来の
システムが機能するはずなんですが・・・

北田心理相談室に来られる、
多くの悩める人たちは、
どうもそうではない環境におられるのです。

本ブログで訴えたいことは、
一番最初のところでボタンの掛け違いが
ないかどうかということなんです。

本来抗うつ薬は、何度も信頼できる研究者や医師に
尋ねましたが、「軽症のうつでは使わない!」はず
なんです。適用外なんですね。

それは、中程度以上の”うつ”を想定し
設計されているのです。

しかし、現状はそうではなさそうなんです。

多くの患者様への聴き取りから、
あまりにも安易な処方や根拠のない選択が
患者さんの治療を妨げていると思われる
のです。

こんな患者様に、『どのように医師に相談を
持ちかけるとスムーズに薬の検討をして
もらえるのか』などを北田心理相談室の
カウンセリングではアドバイスさせて
頂いております。

同時に、治療現場で以外に受けていないことが
多い「抗うつ薬によって引き起こされる症状
(アクティベーション・シンドローム)に
ついて軽い不安から焦燥感、そして
自殺企図までを丁寧に説明しています。

私は、必要な時には薬は必要と考えています。
絶対否定派ではありません。

有効に作用する選択を行えば、
診察→服薬→カウンセリングで
適切な治癒・改善モデルが出来上がると
考えています。

ここに、こういうデータがあります。
<信頼できる専門家の存在と治療中断率>
という資料です。

【初診後6ヶ月以内に信頼できる
専門家に出会えた家族】の治療中断率は
14.9%

【出会えなかった家族】の治療中断率は
33.0%

このデータは、治療を支えるのは
医師をはじめとする専門家と患者様との
信頼感が如何に大切かを示しています。

今日のブログは、如何でしたか。

分からないことや疑問点などは、
本ブログの「お問い合わせ」から
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もう少し、具体的なお話を聞きたい人は
北田心理相談室のお試しカウンセリングや
新宿溝口クリニックのメンタルヘルスセミナーや
家族セミナーにご参加下さい。

北田が分かり易く色々なテーマを
解説しています。

今月の第6回家族セミナーは、
以下のよう要項で行われます。

日時:2月28日(土)15時~16時半
会場:新宿溝口クリニック4F
詳細は
http://www.shinjuku-clinic.jp/wp-content/uploads/FamilySeminar_kitada_201502.pdf
をご参照下さい。

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うつ・ひきこもりの家族支援:「達成の連鎖」を生む会話とは

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こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

前回は「うつ・ひきこもりの家族支援:達成感の連鎖②」
と題してお話しました。

今回は、「うつ・ひきこもりの家族支援:”達成の連鎖”を生む会話とは
と題してお話します。

家族の中のキーパーソンには、
当事者との会話で必須の内容です。

1・当事者との会話時には、心身の緩んだ状態で行う

ファイティングポーズだと
相手にドン引きされることは、分かっているのに
余計なことを口走らないように意識が過剰となり
緊張感が心身に走ってしまうことが
多く見られます。

2・ゆっくり話すことを意識する

・ゆっくりと呼吸することを意識する
・ゆっくりと歩くことを意識する

*対話時だけでなく、日常から意識することが大切です。

焦っている人や緊張している人の様子を
観察して頂けると大変分かり易いものです。

人間関係の質を改善させる時の
最初の介入ポイントでもあります。

生活のリズムをゆっくりとすることで、
自己コントロール感を持てるようにすると
いう意味もあります

3・相手の話しが終わるまで、口を挟まない!

これが意外と出来ません。
ついつい余計な一言を言ってしまう訳です。

そうなると
当事者から「二度と話したくないゎ!!」
とまで言われてしまう。

意図することと、実際やっていることに
大きな隔たりがあります。

何かをするのではないのです。
どうあるのかが、重要なのです。
「相手を待てるか」どうか鍵なのです。

4・話を聞いて理解したことを、コメントせずに

「こんな感じで、受け取ったんやけど」
「こんな感じで良いか?合ってるか?」
と”すり合わせ”を求めるのです。

そうすると、当事者が聴いてくれていると
判断すると相手の頭が働き説明するために状況が
より見えてくるのです。

褒めることは良いことだけど、
根拠のないものは逆効果です。

色々な支援者からもたらされる情報には、
玉石混合と考えて下さい。

「褒めの効果」を過度に強調するものもあり
混乱している御家族が鵜呑みにしているケースも
残念ながらあります。

僕の患者様にも色々な「すり込み」が入っていて
それを取り除くだけに多くの時間を
費やすことも多いです。

褒めの効果は、確かにありますが
根拠のないものは相手が大人で
あればあるほど『馬鹿にされている』と
感じ、傷つきます。

5・やるべきことは、「離れてつぶさに見る」ことです。

これが出来ると慢性的な状態を抱える家族に
変化が勝手に生まれます。もたらされます。

うつもひきこもりも他の症状の改善も
北田心理相談室では、「柿の実が勝手に
落ちてくるようにもたらされます」と事例を
素材に話し合います。

今回はこの5点を挙げました。

今までも過去のブログには
何度も登場している内容です。

僕は10年前から言っている内容は
変わりません。

治療カウンセリングの根本原理は、
ここにあります。

如何でしたか。
分からないことや疑問点なども、
本ブログの「お問い合わせ」から
お申し付けください。

もう少し、具体的なお話を聞きたい人は
北田心理相談室のお試しカウンセリングや
溝口クリニックの家族セミナーに
ご参加下さい。

第6回家族セミナーは、
以下のよう要項で行われます。

日時:2月28日(土)15時~16時半
会場:新宿溝口クリニック4F
詳細は
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うつ・ひきこもりの家族支援:達成感の連鎖②

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こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

前回は「うつ・ひきこもりの家族支援:
達成感の連鎖①」と題してお話しました。

今回は、「うつ・ひきこもり家族支援:
達成感の連鎖②」と題してシリーズの続編を
お話します。

家族の中のキーパーソンとは、
当事者にとって重要な人物になります。

多くの場合は母親がそれに当たります。

このキーパーソンが、当事者や自分自身の
観察を通じて生まれる感情をそのまま言葉化する
段階を「ノート法」と呼びます。

このノートを素材にカウンセリングを
続けていると次第にキーパーソンに該当する
人物に落ち着きが出現してきます。

何故なら、効果的なカウンセリングを重ねるに
つれて「言葉化」によってストレスが
心身に貯まることが減少していきます。

皆さんも誰かに、心に引っかかっていることを
お話するだけで「心が楽になった、スッーとした!」という
経験はおアリですね。

あの体験を効果的にもたらす仕組み
新宿や上本町の北田心理相談室の
カウンセリングでは提供しています。

この仕組みとは、無意識的ではありますが
当事者の状態が慢性化して何をやっても
変わらないというストレスを
心身に表現しなくても、「言葉化」に
よって未処理の感情が減少していくからです。

そのためのキーパーソンとの”やり取り”や
事前に行う心のベースラインを上げておくワークは
過去のブログにたくさん出てきますので
ご参照頂けると幸いです。

実のところ、重要なワークなので
何度も扱っていて綴っています。

キーパーソンの落ち着きを生じさせやすくする
ための心の下地を整える事前ワークは
以下の3種類のワークがあります。

これらを、まず母親にしっかりと身に付けて頂き
落ち着きがもたらされやすい土壌を醸成して
もらいます。

1光のワーク
2ゆっくりのリズム形成
3緩む(ほゆる・ぞゆる・きゆる)

これらはしっかりと意識しながら練習すると
誰でも身に付けることが出来るワークです。

この場面での”やりとり”は、一度紙面を
割いて説明しますので楽しみにお待ち下さい。

ノート法を素材に家族のキーパーソンが
落ち着いてくると当事者に変化の兆候が出現する
と前回のブログでは表現しました。

この好変化が並行してして起こる様子を
パラレルプロセスと呼びましたが、
その変化の兆候を見守れないと好変化にまで
育っていかないのです。

そのため、達成感の連鎖を生じさせるために
まずキーパーソンに次のステップが
北田心理相談室では用意されています。

その時点で些細なその人にとって出来ることを
積み重ねるということが、「やったー感」という
達成感にとなっていくのです。

何をやってもうまくいかなかった家族の課題に
取り組むためには最初の達成体験こそが
すべてのケースの成功の鍵を
握っていることが多いです。

北田は、この小さな成功体験を
積み重ねていくやり方で、10年間で
のべ5万人の方を元気にさせてきました。

人は出来ることを積み重ねて、
しっかりと出来ていることを適切に
フィードバックしてもらうと元気になって
いかれます。

うつ・ひきこもり・不登校・パニック
対人恐怖症・性同一性障害・統合失調症・
発達障害をはじめとして、多様な心の病気に
対して医療や教育・産業・司法・福祉という
多様な領域で関わってきました。

この経験によって、この場面では
この出来ることに取り組んで頂くと
効果的に作用するという選択が
キーパーソンがスムーズに
出来るようにサポートが
可能となりました。

では家族のキーパーソンが、
1つの達成感を得るとどうなるのか。

適切なフィードバックをすることで、
新たなことにチャレンジし出すのです。

「やったー!」という自信は、
人を理屈抜きで変えていきます。

次々と小さな適切な課題に取り組み
達成感を感じ重ねていくことで落ち着き以上に、
思考の障害が解除されて心身が緩み、
気付けなかったことが見えてくる、
まさに「緩やかな流れに乗れば、
見えないものが見えてくる」

そんな中で出てきた言葉が、
下のYouTubeで説明されています。

この内容は、ひきこもり・不登校に限らず
うつ病を抱えた家族のアプローチにも
常時使用していますので
ご覧下さいね

「緩んで見えてくる」と、
心に課題を持った家族支援は
勝手に進むのです。

それこそが『脱出させるのではなく、勝手に
課題からの脱出が行われる』という北田の
治療カウンセリングモデルの真髄です。

最終的には当事者や家族が
うつやひきこもりの体験を経て
新しい人生観を獲得されるまでの道筋を
提供しています。

百聞は一見に如かず!です。
一度体験カウンセリングにお越し下さい。

本ブログの「お問い合わせ」から
お申込み頂けると幸いです。

今日は、「うつ・ひきこもりの家族支援:
達成感の連鎖②」と題してお話ししました。

如何でしたか。
分からないことや疑問点なども、
本ブログの「お問い合わせ」から
お申し付けください。

まさに、変化は起こすのではなく
結果として『もたらされる』
これを必然的にもたらす仕組みが
北田心理相談室は提供しています。

YouTubeの検索欄に「臨床心理士北田義夫」と
入れて頂きすと他の多くの動画があります。

良かったら見て頂けますと、
本ブログの理解が進みますので
ご参照下さい。

最後まで、お付き合い頂き感謝です。

またお会いしましょう!

明日はきっと幸せな一日

感謝合掌

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うつ・ひきこもりの家族支援:達成感の連鎖①

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こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

昨日は「ひきこもりに対する家族アプローチ」
についてお話しました。

今日からは、「うつ・ひきこもり支援に重要な達成感の連鎖
についてお話します。

負のスパイラルからの脱出をもたらすには、
大変重要な考え方があります。
ここを間違えると、本末転倒になります。

全ては上滑りし、
「理論だけの陳腐なものになる!」と
言って過言ではありません。

最終的には受身の当事者が育つだけで
うつやひきこもりの体験が決して
その方のその後の人生に生きて
いかない結果となります。

それは、『脱出させるのではなく、
勝手に脱出が行われる』という
北田の治療カウンセリングの
真髄にあたる言葉です。

まさに、変化は起こすのではなく
結果として『もたらされる』

適切なアプローチをすれば、
家族の変化と当事者の変化は
並行しリンクする現象が生じます。
(パラレルプロセス)

家族、特に当事者にとっての
キーパーソンが落ち着き始めると、
しばらくして一番苦しんでいる当事者に
好変化の兆候が出現してきます。

それを大切に守り育てていくことが
出来るならば、その兆候が変化として
明確に御家族の皆さんの前に現れ出すのです。

しかし、この原理を正しく理解する専門家の
サポートなしでは変化の兆候を見逃して
しまうことが慢性的な課題を抱える
家族に多く見られます。

何故なのかは理由は明確です。

慢性的な状態が続き、
焦りのために小さな変化だけでは
兆候と受け取れるだけの精神的な余裕が
生まれてこないのです。

そこで、私は
決して何かをするのではなく(Do論✖)、
家族をはじめ周囲の人の在り方に(Be論◎)
”違い”を作るという
アプローチを提唱し
ています。

変化ではなく、自分に足らないものを
『付加する』という付け足す感じなのです。

それは、カウンセリングを受けた保護者が
当事者への”まなざしが変化する”と言われるほどです。

その第一段階が「言葉化の作業」です。

ノートに「自分の想いを書いて頂く」ことで
患者さんや周囲の保護者のお気持ちに
”違い”が勝手に生じます。

まるで、氷が解けるかのようにです。

このノートを使ったカウンセリングによって、
ある患者さんは「言葉にしないと心が
萎縮し、なえる」と表現されました。

心が萎縮しないようにするために
まずは、家族のキーパーソンにあたる人が
「自分の思いを言葉にする体験が何を生むのか」
ずばり、理屈抜きでやってもらうのです。

周囲の家族が出来るようになってきたら
当事者自身もいずれ私の前に現れて、
同じ作業が出来るようになるのです。
これは、時間の問題だけなのです。

言葉化が出来ることで、
もたらされる効果は理屈を場外に
追いやり問題外にまでしてしまいます。

これこそが、心の内容を「視覚化」する
作業に他なりません。

そうなりますと、
心身の症状に無意識に
表さなくても済むのです。

だって、言葉として表現できるからなんです。

だから多くの悩める方々が
全国から新宿や上本町に最後の望みを
かけて来室されています。

この極めてシンプルな原理で、色々な症状を持つ方々に
心理カウンセリングやコーチング・メンタリングを提供しています。

実は、写真の様に”命の最前線に立つ”
専門職の方にもPTSDや燃えつき防止研修を
提供しています。

うつ病やひきこもり(不登校)を抱えた家族の役割

うつ病やひきこもり(不登校)を抱えた家族の役割

今日は、「うつ・ひきこもりの家族支援:
達成感の連鎖①」と題してお話ししました。

如何でしたか。
分からないことや疑問点などは、
本ブログの「お問い合わせ」から
お申し付けください。

実は今月末に新宿溝口クリニック4Fの
セミナールームにて北田の第6回家族セミナーが
行われます。

日時:2月28日(土)15時から16時半
内容:「うつ病やひきこもり(不登校)を抱えた家族の役割」
参加費:1家族当たり千円
*溝口徹院長の格別なご配慮にてこの参加費で実施しています。

北田を生で見て確かめたいとか、
相談をしたい人は是非お越しください。

毎回終了後には、相談会が自然に発生しています。

こちらのお申し込みは、
本ブログの『お問い合わせ』か
新宿溝口クリニックにFAXを入れて
頂きますと有難いです。(03-3350-6998)

ここまでお付き合い頂き、有難うございました。
また、お会いしましょう。
明日はきっと幸せな一日

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うつやひきこもりの支援と感情コントロール

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こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士の北田義夫です。

昨日は「ひきこもりに対する家族アプローチ」
についてお話しました。

今日は、「うつとひきこもり支援に必要な感情コントロール
についてお話します。

こうした方がご家族にいる場合は。
家族は大変疲弊されています。

今まで何をやってもうまくいかなかった
ご家族にとって、慢性的とも言える苦しさと
無力感が連続した時間によってどんどん精神的に
追い詰められて頭がいっぱいになって、
ストレスが抜けない状態が生じます。

頭がいっぱいになること、
心がいっぱいになることとは
同じ意味で考えて頂くとちょうど
ぴったりくると思います。

このとき生じたストレスも
いっぱいになって、心の袋が
破裂する現象がいわゆる「切れる」と
いうことです。

感情の爆発がそれにあたります。

この「切れる」、「感情が破裂する」現象は
当事者にとっても、御家族にとっても実は
大変痛々しいものなのです。

八つ当たりは、それにあたります。

ブチ切れて、、爆発して何かが
解消されて生産的に何かが
生み出されるのなら
まだしもです。

結果は自虐的な行為となり、無力感と
絶望感に苛まれていきます。。

この悪い流れを止めて好循環に持っていく
ために、頭のなかや感情・こころなどを
空っぽにすることを北田心理相談室
では具体的に方法を示しながら指導しています。

要は、頭がカラ(空)にならないから
心もカラ(空)にならないのです。

休めないので、ストレスが抜けないばかりか
貯まってしまい満タンになって入れ物(袋)が爆発してしまう。

そうならない仕組みを
私のカウンセリングやセミナーでは
提供しています。

このブログでは簡単に説明しておきますが、
詳細をお聞きしたい方は是非ともセミナーや
実際のカウンセリングにお越し下さい。

超簡単な説明は、「考えない」で済む仕組みを
作るということです。

考える時間を少なくするだけで
心身が休まり、感情のコントロールが
少しづつ出来るようになるのです。

これは誤解のないように表現すると、
「考えないようにするのではない」のです。

無理やり押さえ込むやり方は、
私は決して推奨しません。

むしろストレスが溜まって、
さらに身動きがとれなくなるだけなのです。

頭に浮かんだきたものは、
浮かんできたものとして処理する。

決して否定しないことで、
感情のコントロールを取り戻すことができます。

ここでは3つのアプローチのうちの1つを
読者の皆様に提供いたします。

頭の中にある考え
(ストレスを生じさせるもの)が
浮かんできたら、「積極的に考える」という
アプローチです。

ただし、ここからが大切な味噌の部分です。
考える時間、すなわち枠組みを与えて
ここまでは(何時何分まで)
徹底して考えるが・・・

それ以上は今日は考えないという
時間枠を設定します。

これは、練習次第で誰でも身に付けることが
可能なんです。

今日は例えば20分枠なら、この20分だけ考えるけれど
それが過ぎたらさっさと諦めてもう考えないようにする
仕組みを練習するのです。

もちろん、次の日に20分は考えていいので
その時間だけ考えるようにします。

これを繰り返し練習を積み重ねていくと
ダラダラと考えなくなるので
頭の中が空っぽになり、
感情や心が休まりストレスによる
ブチギレは減少します。

これこそが、まさに感情コントロールの
一つの方法です。

本日の夜に「うつ・ひきこもりから脱出を目指す実践家族会
の説明会を開催します。

お話しなかった他所ではまず聞けない
感情をコントロールする大変簡単で有効な
方法を紹介します。

具体的なお話を聞きたい人は
今晩の実践家族会か体験カウンセリングに
ご参加下さい。

うつ・引きこもりから脱出を目指す実践家族会」では
第1回の説明会を下記の要領で行います。

本日ですので、ご希望される場合は
北田の携帯までお申し込み下さい。
<080-5134-9149>

日時:2月14日(土)19時40分~21時20分(開場19時40分)
開場:新宿区四谷地域センター11F学習室
参加料:お一人様5千円(税込)
*資料の準備の都合上、事前に必ずお申し込みの上ご参加下さい。

参加料は会場で直接私にお支払い下さい。

3月、4月にも説明会を実施する予定です。

質問なども喜んで
お引き受けいたします。

最後まで、お付き合い頂き感謝です。

お楽しみに

またお会いしましょう!

明日はきっと幸せな一日

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ひきこもりに対する家族アプローチ

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こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

昨日は、「うつと薬物療法」に
ついてお話しました。

今日は、「ひきこもりに対する家族アプローチ
についてお話します。

世の中の多くのひきこもりを改善させる
アプローチは、当事者に対して
”何をしなければならないのか”という
Do論のアプローチが中心です。

それについていけない人達はどんどん落ち込み、
出来ることすら分からなくなるといった
悪循環に陥ります。

そうした身動き取れなくなった人達が、
最後の砦として北田心理相談室を訪れます。

「藁を掴む思いで」と言いますが、
当事者を取り巻く周囲の家族の気持ちは
そんな冷静さを持って語れるレベルでは決してありません。

むしろ、色々なことをやりすぎて
訳が分からなくなった放心状態に近いものと
言うことが出来ます。

ちょうどこうした状態を山の中で遭難した
登山者に例えるとぴったりとくると思います。

お分かりのよいうに、道に迷った人達が
闇雲に突き進むとどうなるのかは、
容易に想像できます。

私はこういった状態を、
「道に迷ったら突っ走ったって意味がない!と
各地の講演会や研修会で述べています。

当事者の最大の支援者であるべき
保護者が混乱し、冷静に状況が見えてない状態で
打つべき手はひとつです。

Do論(何かをする)では決して解決できません。

当事者の周りの支援者が、まず落ち着くべきです。

そこから全てのアプローチが開始されます。

Do論からBe論への意識の変革こそが、
北田のひきこもりアプローチの真髄です。

よく言われるのは、
支援者、主として両親の意識の変革を
もたらすもたらす落ち着きをどのように
すれば得れるのか多くの専門家は
教えてくれないという事実です。

北田心理相談室では、
評論家風に「このようのすべきである」
とかいうべき論はありません。

あるのは具体的な実践です。

精神的に落ち着き、周囲を冷静に見える状態を
得るためのアプローチは次の3点です。

これは、うつやひきこもりに対する
アプローチに共通しています。

1光のワーク

2ゆっくりのリズム形成

3緩む:余計な力を抜く

の3点です。

詳細については過去のブログに出ていますが、
今回はYoutubeの”マイちゃんねる”より紹介しますね。

特に9分24秒あたりからがエキスの部分です。
どうぞご覧下さい。

今日は、「ひきこもりに対する家族アプローチ」と
題して、ひきこもり状態から脱出させるための
最大の支援者である保護者の在り方について
明言しました。

分からないところもたくさんあると思いますが、
質問は本ブログの「お問い合わせ」から
お尋ね下さい。

可能な限りお答えさせて頂きます。

一般論ではお答えにくいので
このケースではどうなのかという質問を
お寄せ頂けますと大変有難いです。

もう少し、具体的なお話を聞きたい人は
カウンセリングや実践家族会にご参加下さい。

「うつ・引きこもりから脱出を目指す実践家族会」では
第1回の説明会を下記の要領で行います。

直近ですので、ご希望される場合は
北田の携帯までお申し込み下さい。

日時:2月14日(土)19時40分~21時20分(開場19時40分)
開場:新宿区四谷地域センター11F学習室
参加料:お一人様5千円(税込)
*資料の準備の都合上、事前に必ずお申し込みの上ご参加下さい。
参加料は直接お支払い下さい。

3月、4月にも説明会を実施する予定です。

質問なども喜んで
お引き受けいたします。

最後まで、お付き合い頂き感謝です。

お楽しみに

またお会いしましょう!

明日はきっと幸せな一日

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うつと薬物療法

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こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

昨日は、「うつと治療に使われる睡眠薬」に
ついてお話しました。

今日は、うつ病の治療に使われる
薬物療法に対する基礎知識を
患者さんとの関わりの中で
よく耳にする質問に答える形で
述べます。

【質問1】
薬物は身体にとって
異物であると言われているのに
なぜ使用するのですか?

これはなかなか鋭い質問です。
思わずドキッとしてしまいます。

薬の意味とは、通常は日常生活からくる
ストレスとライフイベントと呼ばれる
日常のインパクトのある出来事によるストレスの総量に
対して生じるストレス強度を低減させる役目があります。

もっと簡単に言うと、
人に影響を与えるストレス=「日常」+「ライフイベント」
のストレスで、薬はその耐性を
(限界を)上昇させるために使用します。

難しい言葉を使うと、
患者様の生活の質(QOL)を
改善させるために使用するものです。

【質問2】
QOLの改善とは、具体的に何ですか?

QOLとよく耳にしますが、
具体的なことが分からないと
患者様はよく口にされます。

1:病気の治療
2:症状の除去~軽減
3:病気の進行速度を抑制する・遅延化する
4:病気の予防

以上4つの目的が本来あります。

このために医師や薬剤師は、
治療計画を最適化した形で設計する必要が
あります。

同時に、患者様に医薬品情報の提供と
カウンセリングを適時行うことで
治療のモニタリング(客観的評価)が可能となります。

「なぜ薬が効いているのか、効いてないのか」
ということを、より論理的な理解なくして
副作用のレベルの見極めや
効果を期待しながらの問題症状を改善させる
アプローチは大変困難であると思われます。

これが、本来の薬物療法なのです。

【質問3】
児童青年期における薬物療法の注意点とは何か?

・・・これは専門家にとっても
重要な質問です。

★子供に対する向精神薬の反応は、
大人とまったく異なるということです。

★精神症状が行動化しやすい
(問題となる行動につながりやすい)

★使用にあたっての安全性の確立には
不十分さは拭えない。

★親の理解や協力なくして、
効果的な薬物療法はありえない。
⇒親への教育的な要素が必要不可欠

★子供といえど、保護者とともに
十分な説明を行い、副作用の管理を
行っていくことが必要十分な条件となる。

★子どもの心理や生理を熟知した上での
処方が必要となる。
⇒成人以上に難しい

今日はこの3つの質問にお答えします。

明日は久々ですが、ひきこもりや不登校に
対するアプローチに関してお話します。

本日は「うつと薬物療法」に関して、
多くの患者様から尋ねられる
薬に対しての素朴な疑問に
ついてお答えしました。

臨床心理士として許される
私の職種で限界可能なギリギリの範囲で、
のお話をしたつもりです。

もう少し、具体的なお話を聞きたい人は
カウンセリングや実践家族会にご参加下さい。

「うつ・引きこもりから脱出を目指す
実践家族会」では第1回の説明会を
下記の要領で行います。

日時:2月14日(土)19時40分~21時20分(開場19時40分)
開場:新宿区四谷地域センター11F学習室
参加料:有料

*興味や関心のある方は詳細を本ブログの
お問い合わせ」からお尋ね下さい。

3月、4月にも説明会を実施する予定です。

質問なども喜んで
お引き受けいたします。

最後まで、お付き合い頂き感謝です。

お楽しみに

またお会いしましょう!

明日はきっと幸せな一日

カテゴリー: うつ病, うつ病治療, 薬物療法 | タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , | コメントする