症状の改善は必ず『もたらされる』

[`evernote` not found]
Share on GREE
LINEで送る

こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

前回は、「東京実践家族会最終説明会から:待つ」と
題してお話しました。

あれから、かなり時間が
経ってしまいました

東京実践家族会がスタートし、
大阪と広島で発足に向けての講演会が
告知を開始したため大変バタバタと
していました。

読者の皆様には、
大変申し訳ございませんでした。

「ちょっと、何時書くの?」と
温かいご指摘を頂戴しましたので
今日から頑張ります。
(ええ加減にしてやー・・・と
聞こえてきそうです)

「ごめんなさい」しかありません。

今日は、「症状の改善は”もたらされる”」と
題して綴ります。

前回の投稿時から今日までに
起こったエピソードのひとつです。

登校できない小学校5年生の女の子のお話

2週間前に両親と一緒に来た小学校5年生の女の子の
2回目のカウンセリングでのお話です。

ここ何か月か登校出来なくなり、
食事が取れなくなるばかりか元気もなくなる様子に
大変心配された両親に連れて来られた彼女。

どうなったと思いますか?

たった2回です。
前回から延べ42分もかかっていません。

母と二人で来室した今回は、
入室直後から鼻歌を歌いだす様子に
もう母親は驚かないばかりか、
「やっぱりなー!」と
言い出す始末です。

『先生、初めてここに来た時に
先生の顏を見た瞬間にこの子の顔が
一瞬で笑顔に変わりました』

『そして2週間の間は、北田先生所に行くことを
楽しみに待ってました。今日は先生に指示された
絵を持って来たんです』

と言われたかと同時に
娘さんから絵を手渡してくれました。

わずかの時間で何が起こったんでしょうか。

初回の40分で、私は両親の不安な気持ちを
受け止めるだけではなく、ゆっくりしたリズムと
心身の余計な力を抜くためのアプローチに
ついて具体的にお伝えしました。

私自身がその時にモデルとして
実際やって見せたんです。

北田のカウンセリングは、
ただ聴いているだけではありません。

短い時間で状況を把握したうえで、
必要なアプローチをその方のために
カスタマイズしてお伝えします。

その時にやる事は、
多くを伝えるのではなく
最低限度の指示しかしません。

同席している彼女の顔を
横目で見ながら、お話していると
「その通りや!」と声を上げて喜ぶ様子に
戸惑っていた両親も、彼女の変化に
手応えらしきものを感じられたようです。

彼女の意志に任せる

登校に対する考え方も、
「現在は無理やり行かさなくて良い」こと
そして、『彼女の意思に任せるようにしたのです

すると何が起こったのでしょうか?

登校できる日は毎朝宿題をもって学校に行き
提出して帰ることが出来るようになったんです。

同級生と同じペースで、
登校し勉強するという学校生活は
まだ送れてはいませんが、彼女にとっての
大きな挑戦が始まりました。

この2週間の間に学校の強い勧めもあり、
断り切れずその公立の相談室へ
相談に行ったそうです。

そちらでは、彼女はカウンセリングの
時間全く顔も上げずうつむいて
身体を強張らせていたと
母親は語りました。

「全く違うんです」

『子どもの様子だけではなく私の中の実感も』

と語りながら最後に母親が放った言葉が
凄いんです。

「私と主人が落ち着いたら、こうなるんですね」

・・・お母さんは確実に真髄を実感されています。
「ブレないこと」まで言い出しました。

変化は起こすものではない!

正しいカウンセリングによって人は出来ることを
積み重ねたら、気付きや発見が勝手に起こって
症状や課題の解決に向かって動きが生じます。

変化は起すのではないのです。
「もたらされる」・・・それが私の
治療面接の哲学です。

「百聞は一見に如かず!」です。

北田心理相談室や各地の実践家族会では、
こうしたそれぞれの当事者や家族に
カスタマイズされた実際上の
アプローチについて
正しく学ぶことが出来ます。

東京実践家族会は、
すでにキックオフ(スタート)
しました。

今後はゲスト参加者1名ほどの参加枠しか
残っていません。

第1回では、「なぜ家族なのか!
~空気を読むことの弊害~」について
家族は当事者にどのような影響を与えているのか
について、意識無意識の両面からお話しました。

終了後は、参加者はどの方も憑き物が
落ちたようなすっきりとした顔つきでした。

大阪は今週土曜日に講演会を開き
そのなかで大阪実践家族会の説明会を行います。

詳しくお知りになりたい方は、
本ブログの『お問合わせ』からどうぞ

本日のブログ家族総合支援室では、
症状の改善は必ず”もたらされる”」と
題してお伝えしました。

今日のブログは如何でしたか。

分からないことや疑問点・感想も含めまして、
本ブログの「お問い合わせ」から
お申し付けください。

実践家族会に関する質問なども
喜んでお引き受けいたします。

最後まで、お付き合い頂き感謝です。

またお会いしましょう!

明日はきっと幸せな一日

カテゴリー: 症状の改善, もたらされる | タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , | コメントする

東京実践家族会最終説明会から:待つ

[`evernote` not found]
Share on GREE
LINEで送る

こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

前回は「やる気が出ないんです:仕事編」
と題してお話しました。

如何でしたか?

この仕事編はまだまだ続編がありますので
楽しみにしていて下さいね。

今日は、「東京実践家族会最終説明会(第四回)から」と題して
参加者の方から頂いた熱い想いを
お伝えしたいと思います。

終了直後から参加者の方より
コメントや感想を頂戴していす。

大変有難いことです。

皆さん、ありがとうございます。

そのなかでも、
今日は「待つ」ことに焦点をあてます。

参加者から頂いた1つのコメントと
嫁が平成10年に『お母さんポピー』に
対話主事として寄稿した原稿を紹介します。

『待つ』とは・・・

♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢

昨夜は北田義夫さんの
「うつ・ひきこもりから
脱出を目指す実践家族会」
説明会に参加させていただきました。

一番刺さった北田さんの言葉。

「待ってもらえた経験がある子は
自分を待つことができる」

そして、その子は親になった時、
自分の子どもを待つこともできるようになる、
のではないかと思いました。

子どもの一挙手一投足を見張り、
がんばれ、がんばれと尻を叩いている親御さん、
多くないでしょうか。

自分がそうやって育てられたから、
それが当たり前と思い込んでいるのかも
しれません。

それはほとんどオートマティックな
「反応」ではないかと思います。

尻を叩かれ持ち上げられた子は、
うまくいけば、そこそこの成果を
手に入れるかもしれません。

しかし自分の成長を待てない、
せっかちな人間になりは
しないでしょうか。

すぐに結果が出そうにない、
難しい課題に挑もうとしない。。。

「できない自分」に耐えられないから、
何を始めても三日坊主、
すぐにあきらめてしまう。。。

大志を抱き、苦労と失敗を重ねながら、
一歩を踏みしめ進んでいく、
そういう粘り強さがない。。。

実際のところ、そういう人、
大人の中にも本当に多いと感じます。

北田さんのところには、
重い心の問題を抱えた人や、
そのご家族が来られます。

その方たちの問題は、
たまたま目立つ形で表出した
氷山の一角であり、潜在的に広く社会に
浸透していると強く感じました。

うちの息子は今のところまだ、
うつでもひきこもりでもありませんが、
子育てにもたいへん参考になるお話でした。

♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢

私はこの温かいコメントを読んで、
講師の言いたいことを全てを
表現して頂けたことに
大きな充実感を覚えました。

”講師冥利に尽きる”という表現では
言い尽くせない魂が奮える想いです

心の課題の解決も同じことが言えます。

ゆっくりと出来ることを
ただ積み重ねるだけなのです。

”焦らず、くさらず、あきらめず”です。

先を急ぐと、欲望の回路に入り
旨く立いかなくなるのです。

このコメントに返信した内容が、
以下の文章です。

『○○様、昨日はお疲れ様でした。
「待つ」には「成長する」という意味の
情報(言霊)があります。

それと「ゆっくり」にも・・・・
ご縁に謝申し上げます。

素晴らしい参加者のコメントを
嫁に紹介すると今朝(1日)になって、
自分が寄稿した文章が掲載されている
雑誌(平成10年2月号)を見せて
くれました。

”子供の成長を「待つ」ということ”
という文章からの一部だけですが
抜粋し紹介します。

もちろん、許可を頂いています(笑)

♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢

私は、毎月7つのポピー教室を回って
子供たちと出会い。四年が過ぎようと
しています。

・・・・・・略・・・
◇一年生、M君のこと

◇二年生、Yさんのこ

◇「待つ」ことの大切さ

・・・首位が安易に手を貸し過ぎていると、
学年が進んで、より難しい問題に
出会ったとき乗り越えることが
出来なくなるのではないでしょうか。

そのとき、人の助けを必要としても、
低学年の時よりも、もっと大きな助けが
必要となって、乗り越えることが
もっと難しくなっていることが
多いような気がします。

私も初めのうちは、
わからないところのある子供を
そのまま家に帰してしまって
本当に良かったのだろうか、

私の力不足で子供の疑問に応えてあげることが
出来なかったんじゃないかと悩みました。

・・・・私は心の中で祈るような気持ちで
1か月を送っていました。

・・・
そうした日々を繰り返して
子供たちが高学年になり、
自分の疑問を自分の力で解決出来る
ようになった姿にたくさん出会えるように
なりました。

私の知らないところで、
子どもたち自身が無理なく
成長してくれたのだと思います。

教育に関する情報があふれ、
親の方にも時間的な余裕が生まれることで
子供の成長を自然に任せて待てず、
せっかちにかまい過ぎることから、
色々な弊害が出ています。

「私の子どもなんだから」と
自信をもって、ゆったりと、ゆっくり
「待ってやれる」母であり、先生でありたいと
思っています。

♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢

参加者のコメントと嫁の文章に
完全に1本取られました。
(いや2本です!)

でも、治るとか良くなるには
必ず「待つ」ことが必要なんです。

北田の治療面接の根本哲学は、
やることやったら、後はただ
・・・
『降ってくるので待つだけ』なんです。

この醍醐味は、
私に会わないと体験不可能です。

手前味噌ですが、
本で学べないことが満載です。

今日のブログは如何でしたか。

分からないことや疑問点などは、
本ブログの「お問い合わせ」から
お申し付けください。

うつやひきこもりだけではなく、
家族が抱える心の課題に対する取り組みを
当事者も含めて日本で初めて系統的に
学ぶ『実践家族会』を今度は大阪で
ついに始めます。

もちろん、発達障害の課題にも
対応しています。

『実践家族会』に関する質問なども
喜んでお引き受けいたします。

大阪実践家族会の説明会&講演会は
大阪上本町のたかつガーデンにて
6月20日(土)9時30分~11時20分まで
行います。

参加料は、お一人につき8千円です。
振込完了の連絡で受け付けます。

1回だけの開催ですので、
お早めにお問い合わせ下さい。

詳細は後日のブログで連絡します。

ただ、それまでに完売したら・・・

ごめんなさいです。
・・・でも希望があれば考えます。

6月度の新宿溝口クリニックでの
セミナーのご案内も過去のブログに
出ています。

ブログの上段のセミナー情報にも
すでにアップしています。

ご参照ください。

またお会いしましょう!

明日はきっと幸せな一日

カテゴリー: うつ病, ひきこもり, 家族, 実践家族会 | タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , | コメントする

やる気が出ないんです:仕事編

[`evernote` not found]
Share on GREE
LINEで送る

こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

前回は、「うつ・ひきこもりからの脱出:
成功した家族の言葉②」からと題して
お話しました。

今日は『やる気が出ないんです:仕事編』に
ついて綴ります。

やる気が出ないというのは、
誰にでも起こる現象です。

だから心配しないで良いですよ!・・・と
お話するつもりは決してありません。

うつ状態やうつ病に入る前の状態に
これは大変類似しています。

それだけに慎重に扱うべきです。

ただ、誰にでも起こる現象(症状)ですが
この状態が2週間以上続く場合は、
何がしかの専門家へご相談を
お勧めします

ただこの時に、
十分な症状の変化を聴取することなしに
抗うつ剤を使用される医療機関は要注意です。

例え、眠れない状態が併発していても
何がしかのきっかけから
疲れが取れたり、ストレス状況が
改善されると、2週間という時間薬によって
大きく症状が改善さえるケースをたびたび
私は見てきました。

「いつの間にか勝手に治りました」という
ケースもあります。

ただ、うつの治療は見せかけの改善に
終わることが多いだけに、初期の症状を
しっかりと検討し必要なときには
治療計画を立てていかなければなりません。

うつやうつ状態は
初期にボタンんの掛け違いが
なければ早期に手を打つことで
改善が自ずと進みます。

そのなかでも、『うつ』か『躁うつ』かの
検討は大変重要で、その後の人生をも
左右する一大ポイントです。

使用する第一選択の薬物が
基本的に違うんです。

この判断を間違えられたことで、
症状が複雑化し慢性化した方がブログの
お問い合わせを通じて転院すべきかどうかの
ご相談されるケースが増えています。

ここで、仕事の場面で
『やる気が出ない』ことに
少し焦点をあててみます。

その原因が人間関係にある場合を
私はたくさん診て来ています。

”10年間でのべ5万人”という患者さんの
大部分は「人間関係」に原因があると言えます。

この場合は、薬物療法だけで
改善を目指すのには限界があります。

人は、関係の世界(人間関係)で
生きています。

この関係の世界で症状に陥ったのですから、
関係のなかで自分の在り方を見直していく
必要があります。

今までの生きてきた歩みの中で得た物に
新たなものを”付加する”視点は
最初は、「自分の過去を否定するんですか」と
喰らいついて来た方も・・・

意味が徐々に分かって来られると
人生観が変わったと言って、
ご自分の心身の変化に
感激されます。

「変わる」という視点では
こんなことは中々起こりません。

またこれが”認知行動療法”ですと
片付けるつもりはありません。

私の場合は、認知行動療法に
精神分析の考え方も導入し、
自分が使いこなせる
そのなかの手法は
折衷して積極的に導入しています。

最終目標が、その患者さまが自分の
最高のマネージャーになることを
目標にしています。

自立型のカウンセリングですので、
改善が進んだ結果、お別れした方は
積極的に他の方のお世話をされています。

そのご縁で北田心理相談室に訪れる方も
多いので、話が早く数回で解決するケースも
あります。

最近では、回数をリクエストされる方も
現れています。

非常に緊張しながら、
その方のお悩みから判断して
到達出来る目標を提示して
カウンセリングに臨んでいます。

完全に治癒まではいかないまでも。
このあたりまでは・・・と
治療契約を結ぶのです。

今日のブログは如何でしたか。

少々難しかったかもしれませんね。

説明不足はお許しください。

分からないことや疑問点などは、
本ブログの「お問い合わせ」から
お申し付けください。

うつやひきこもりだけではなく、
家族が抱える心の課題に対する取り組みを
当事者も含めて日本で初めて系統的に
学ぶ『実践家族会』を東京から
始めます。

『実践家族会』に関する質問なども
喜んでお引き受けいたします。

実践家族会の一般募集も開始しました。

最後まで、お付き合い頂き感謝です。

6月度の溝口クリニックでの
セミナーのご案内はこちらからご確認ください!

またお会いしましょう!

明日はきっと幸せな一日

カテゴリー: うつ病, ひきこもり, 仕事, やる気がでない | タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , | コメントする

うつ・ひきこもりからの脱出:成功した家族の言葉②

[`evernote` not found]
Share on GREE
LINEで送る

こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

前回は「ブログ”家族総合支援室”の読者の声から
と題してお話しました。

今日は、「うつ・ひきこもりからの脱出:成功した家族の言葉②
からと題して綴ります。

成功した家族の言葉①」では、
命の危険すら感じる状況に置かれたお母さんが
脱出に成功するまでの苦労のプロセスで語られた
まさに「魂の言葉」を紹介しました。

今日は、脱出に成功した多くの家族が
私とのカウンセリングの中で、共通して
語られる脱出に向けての強力な杖となる言葉を
2つだけですが紹介します。

それは、

4・否定の中からは何も生まれてこない
5・きばらない、がんばらない

ということです。

もちろん、Hさんと同様に
『誰かのお役にたてるのなら」と
お話する許可を頂いたものです。

県内はもちろん、
当人が出席されている研修会でも
お陰様でお話しさせて頂いています。

何度も私の講演を聞かれているお馴染みの
ご家族は、自然な形で例に挙げた成功家族の
元に集まって”居心地の良い雰囲気”が
出来上がっていくのも微笑ましい感じで
見ています。

自助グループが醸成されていく感じで、
まさに私自身が・・・

一番御力を得ている感じです。

なお、
今日は状況説明は出来るだけカットする事で
一つの成功したケースに限定しないで、
読者の皆様お一人お一人にとって
お役に会立てるような解説を
出来るだけ心がけます。

♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢

4・否定の中からは何も生まれてこない

北田とのカウンセリングに出会うまでの
以前の混乱した混沌の状態を振り返りながら
口にされる言葉です。

混乱したご家族が最初から、
落ち着いて状況を見れるように
なるまでは悪者さがしの言葉が続きます。

そして、失った物にばっかり視点が
集中します。

時間・年齢・お金・人生・チャンス・
結婚・就職・進学などについて切々と
逸した旨を語られます。

こうした中で、
「では今何もないのです?」と
尋ねると最初は「何もない!」と
おっしゃられていた御家族も
『緩やかな流れに乗る』と
気付きが起こってくるのです。

この時に私が使う手法は
実践家族会で徹底して学んで頂きます、

『光のワーク』
『ゆっくりのリズム形成』
『緩む(余計な力を抜く)』

の”心のベースラインを上げる”
3大ワークです。

そうするとまさに
緩やかな流れに乗れば、
見えないものが見えてくる』のです。

思考障害が勝手に
解除されていくのです。

それぞれの御家族に必要な時間をかけていくと
皆さん口をそろえて次のように
おっしゃるのです。

「生きてます、命があることです」と・・・

この言葉を思わず口走られたあるお父さんは
当たり前のことに気付けてない自分に
”はっ!”とされ号泣されます。

この過程は、私は起しているつもりは
ありません。

『意なし』の状態がもたらすものです。

まさに、『変化は起すものではないのです』

意図を手放して、
淡々と「必要なことを積み重ねる」だけ
なんです。

すると、何か変化をもたらす素材に
ご家族の気付きが引き寄せられて
勝手に変化が誘われるのです。

ですので、最初から「物事を肯定的に
捉えることが大切!」という教条的な考えとは
本質的に一線を画しています。

最後に、各地の講演会では
『失った物より、今あるものを大切にする』
という言葉で4の金言をお伝えしています。

♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢

5・きばらない、がんばらない!

4でも言いましたが、
家族の問題では当事者や周囲の家族
そして何よりも関わる専門家も
力を抜いて関わることが
大切です。

それぞれのご家族に変化をもたらす
基本原理は何よりも
”緩む”ことです。

誤解のないようにお断りしますが、
何も「緩まないとダメ!!」と
言ってる訳ではありません。

強制では固まることはあっても、
緩むことに抵抗が無意識に生じて
新しい気付きや発見は
もたらされにくいのです。

光を浴びて、ゆっくりとしたリズムを
心がけると自然に『緩み』が生じて
変化がもたらされる流れが
自動的に起こるのです。

人間は目的志向が強く、
学校教育もそれを強化するものだけに
『意図を手放す』ことは
極めて訓練(練習)を要します。

それが身に付くと、今を生きることに
意識が集中する(焦点化)ことでもたらされる
ものは絶大です。

この後には、心の課題を抱えたご家族に
緩~い感じがもたらされて、
感覚鈍麻の状態がだんだんと
解除されていくのです。

『感じる心』が御家族や当事者に
取り戻されると当事者が
欲していることが見えてきます。

そうなると適切な声かけや支援によって
当事者は緩やかな変化を起こしていきます。

それを実践家族会では、見逃さないで
如何に見守るのかについて
明確なアプローチを提示します。

♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢

今日のブログは如何でしたか。

分からないことや疑問点などは、
本ブログの「お問い合わせ」から
お申し付けください。

実践家族会に関する質問なども
喜んでお引き受けいたします。

実践家族会の一般募集も開始しました。

受講費が5月30日の最終の説明会に
参加された方が断然お得です。
先行価格が提示されます。

宜しければ、
第四回実践家族会・最終説明会&講演会
に御参加下さい。

最終説明会の締め切りは、
27日まで受け付けますので
どうぞご検討下さい。

入金後は会場のご連絡もありますので
必ずメールなどでご連絡をお願いします。

最後まで、お付き合い頂き感謝です。

6月度の溝口クリニックでのセミナー
ご案内も過去のブログに
出ています。

ブログの上段のセミナー情報にも
すでにアップいたしました。

ご参照ください。

またお会いしましょう!

明日はきっと幸せな一日

カテゴリー: うつ病, ひきこもり 脱出, うつ 脱出, 家族, 家族の言葉 | タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , | コメントする

ブログ”家族総合支援室”の読者の声から

[`evernote` not found]
Share on GREE
LINEで送る

こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

前回は「実践家族会と発達障害:うつ・ひきこもり以外の課題に
と題してお話しました。

今日は、「ブログ家族総合支援室の読者の声から
と題して綴ります。

記事を頻繁にアップし始めますと
それに呼応するかのように、読者の方から
熱い!メッセージが飛んで来ています。

こんなに真剣に読んで頂いていることを知り、
ますます元気が出てまいりました。

読者の皆さま、感謝申し上げます。

もちろん、これから紹介する記事は
当事者からの掲載の許可を
頂いています

温かいお気持ちに感謝申し上げますと共に
読者の皆様にお役に立てるような記事が
書けるように精進していきます。。

♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢

【読者の声1】

うつやひきこもりの支援と感情コントロール
を読んで

先生は難易度の高いトラブルに
いつも積極的に取り組んでいらっしゃって、
とても頼もしい存在ですね。

わりと、家族は、
当事者だけに変わってほしい、
自分は変わる必要がないと思い込んでいる
人も多いかもしれませんが、
そこが落とし穴ですよね。

過去の私もそんな時期がありましたから。

自分を変えるのってすごく怖いし、
無理だと思い込みがちなんでしょうね。

でも家族が本気で動き出すと
家庭内に新鮮な風が吹き込みますよね。

そこから、おもしろい変化が
起こりますよね。
すごいことです。

【北田の返信1】

経験者としての想いがビンビンと
伝わってきます。

多くの読者が心を動かされて、
勇気づけられたと思います。

新たな動きが、それぞれの家族に生まれる
きっかけになるかもしれません。
有難うございました。

♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢

【読者の声2】

“主婦のひきこもり:新宿のうつ・ひきこもり専門の北田心理相談室”
を読んで

溝口先生から北田先生のお噂は
伺っております。

私は子育てはほぼ完了していますので、
現在は子どもの母親同士の付き合いはしなくて
済むようになって、とても楽になりました。

毎日マイペースで暮らしています。

子どもが小さい時は、
かなり頑張って、公園に行って
「ママ友」を作ったり家に「ママ友」と
子どもの友達を呼んで遊んだりしましたが、
今考えるとだいぶ疲れました。

学校の参観会は特にニガテでした。
発言は最小限にして、目立たないように
していました。

子どもが高校を卒業した時は、
参観会から解放されて、すごくうれしかった
ものです。

【北田の返信2】

参観から解放されたときの喜びは、
正直に言って教員時代は全く分かって
いなかったです。

ごめんなさい!・・・弁解はしません

最近はこういう方が実に増えています。
対処へのキーワードは、マイペースです。

世の中が同じことを(例えば参加すること)を
強く求める社会に変化しているとしたら
危険ですよね。

自分らしく、心地よく「在る」ことが
出来れば色々な課題は
実はゆっくりと解決に
向かうのです。

♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢

【読者の声3】

“発達障害を抱える人の心理:大人にもある分かってるんやけど”
を読んで

私は小さい時から普通の子に見られ、
一見普通に育ってきましたが、

厳密に観察すると、「隠れ発達障害」
「隠れ自閉症スペクトラム」
「変人」「人嫌い」なんて
感じなんですね。

私が20才の時から遊びもしないで、
夢中で坐禅をしたのも、「隠れアスペ」で
社会で生活するのが苦痛だったからなのだと
後からわかりました。

禅寺の生活は社会と離れて
自分をとことん掘り下げる世界ですから、
アスペルガー的な人には合っているようです。

主人は多数派的な人ですが、
娘と息子にはしっかりと私の
アスペが遺伝しました。

専門医にはっきりと発達障害ですと
診断される場合はわかり易いのですが
外側から見ると、健常者に見える、でも
本人の実感としては多数派との違いを
自覚しているというグレーゾーンの
人が山ほどいますよね。

【北田のコメント3】

人と違っていいんですよ。
同じ方がかえっておかしい。

自分の中に違和感があることは
マイナスではなく、むしろプラスなんです。

我が家の長女は、”違い”を
逆手にとって研究者として
歩んでいます。

でも自分に気付く作業は必要です。

自分を見つめる作業こそは、
誰でも必要です

♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢

貴重なコメントにまた熱く
なってしまいました。

きょうはここまでにします。

貴重な声を提供して頂いた
皆さま本当に有難うございました。

今日のブログは、如何でしたか。

分からないことや疑問点などは、
本ブログの「お問い合わせ」から
お申し付けください。

実践家族会に関する質問なども
喜んでお引き受けいたします。

実践家族会の一般募集も開始しました。
http://sinnri-expert.com/wp-content/uploads/2015/05/6de46c4eaf24c1795724cdf62881b43b.pdf

受講費が5月30日の最終の説明会に
参加された方が断然お得です。

宜しければ、
第四回実践家族会・説明会&講演会」に
御参加下さい。
http://sinnri-expert.com/wp-content/uploads/2015/04/7031f952d54c0ce94bbb2389c55af4161.pdf

最後まで、お付き合い頂き感謝です。

6月度の溝口クリニックでのセミナーの
ご案内も過去のブログに出ています。
http://sinnri-expert.com/wp-content/uploads/2015/05/MH_kitada_20150606.pdf

近々にブログの上段のセミナー情報にも
アップいたします。

またお会いしましょう!

明日はきっと幸せな一日

カテゴリー: うつ病, 家族, 家族総合支援室, 読者の声 | タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , | コメントする

実践家族会と発達障害:うつ・ひきこもり以外の課題は!

[`evernote` not found]
Share on GREE
LINEで送る

こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

前回は「うつ・ひきこもりからの脱出:成功した家族の言葉から
と題してお話しました。

今日は、「実践家族会と発達障害:うつ・ひきこもり以外の課題に
と題して綴ります。

先日、ブログの読者の方から
実践家族会では、発達障害に関しては
対応が出来ますか」という質問を
直に受けました。

以前のブログにも書きましたが、
自閉症への挑戦:誰にでもある偏りをチームで改善する

発達障害を抱える人の心理:大人にもあるのは分かってるんやけど・・・

四半世紀に及ぶ公立中学校での
教員生活や臨床心理士としての活動の中で
発達障害と言われる方にもたくさん
関わってきています。

「関わってきたから出来るんです!」
という単純なお答えをしたいのではありません。

単にカウンセリングだけをしている
レベルではなく家族や組織支援の究極の
泥臭い部分にまで関わってきました。

過去の話としてではなく、
現在も社会事業協会の多くの
保育所や障害者のための福祉施設を
利用される利用者様や働く職員へ
心理的なサービスを提供しています。

0歳児から80を超える年配者まで
が対象者です。

その一方で
様々な障害を抱えた人に関わる理事長を
はじめとする管理職・サポートスタッフに
将来を見据えた組織づくり・人材育成に関する
コンサルティングを積み上げてきています。

今では、どこかでこういった実践を聞きつけた
企業・団体や親の会から社員・職員、御子息への
実践的な対応を学ぶための講演の依頼が
舞い込んでいます。

講演を聞かれたことを契機に
保健師という専門職員からも担当ケースに
ついてのスーパー・ビジョンを頼まれる
こともあります。

私は決して発達障害の専門家ではなく
障害療育のプロでもありません。

ただ様々な活動を通じて、
障害を想起させる方とも圧倒的な数を
関わってきたのは事実です。

そこでは
教員や臨床心理士の経験だけでなく、
ある競技団体の役員として小中高生は
もちろんのこと一般の方にも
運営者として関わってきた
ことが役に立っています。

このこと以外に、
私自身が発達障害の気配が
小さい時からあって、小3ぐらいまでは
給食の配膳台にいつもくくられてました。(笑)

こだわりが強く、
先生方からは常に異常扱いされていた
ように思います。

幼友達との飲み会では
小さい時の数々の伝説?が
この年になってもネタにされています。

私の体験談は、人の未来に元気と勇気を
与えていくようです。

自分ではよく分かりませんが、
支援を求めるご家族・企業や団体の方のほか
行政の保健事務所方々からも
お陰様で支持して頂いています。

逆に活動への励ましを受けるのが
何により力になっています。

6月に東京からスタートする実践家族会は、
うつ・ひきこもりだけを対象にしている
ものではなく、課題を抱えている
ご家族に確かなマイルストーンを
(道標)提供するものです。

どうかご縁を生かして、
飛び込んで頂けると
有難いです。

今日のブログは、如何でしたか。

分からないことや疑問点などは、
本ブログの「お問い合わせ」から
お申し付けください。

実践家族会に関する質問なども
喜んでお引き受けいたします。

東京・実践家族会の最終説明会の詳細は
http://sinnri-expert.com/wp-content/uploads/2015/04/7031f952d54c0ce94bbb2389c55af4161.pdf
です。

最後まで、お付き合い頂き感謝です。

6月度の溝口クリニックでのセミナーのご案内も
近々にブログの上段のセミナー情報に
アップいたします。

またお会いしましょう!

明日はきっと幸せな一日

カテゴリー: うつ病, 発達障害, 実践家族会 | タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , | コメントする

うつ・ひきこもりからの脱出:成功した家族の言葉から

[`evernote` not found]
Share on GREE
LINEで送る

こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

前回は「うつ・ひきこもりからの脱出:エネルギーの浪費
と題してお話しました。

今日は、「うつ・ひきこもりからの脱出:成功した家族の言葉から
と題して綴ります。

これからお話しする脱出に成功した
家族の言葉は、Hさんというお母さんが
残された言葉です。

もちろん、Hさんからは「自分のことが
お役にたてるのなら」と許可を頂いた
上でお話しています。

———————————————————
Hさんの息子さんは小学校から不登校の状態に、
なり、中・高はほとんど登校出来ず中退に
追い込まれ・・・

その後は”ひきこもる”という
典型的なパターンを持っていました。

しかも、お会いした当初は息子からの暴力が
激しく「刺されるかもしれません」と
身の危険を私に訴えられていました。

内緒で医者から処方された安定剤を
思い余って食事に混ぜ飲ませていたと
いうお話に我が耳を疑ったことが
昨日のようです。

最初のカウンセリング時に、
”藁をもつかむ想い”は分からないではないが
「人間としてやって良い事と悪いことがある」
「騙し討ちのようなことは許されない!」と
私は母親に対し厳しいながらも丁寧に
時間をかけて話し合いました。

やっていることの善悪が判断できない
=思考障害の状態にあったと思います。

そこからスタートして、
3年間の母親への継続したカウンセリングにより
息子さんはフリースクールで高校卒業の資格を
取得されたのでした。

———————————————————

この時の私とのカウンセリングの中で、
気付きが深まり口にされた言葉をこれから
3回ほどに分けて紹介します。

今日は、その中でも
①ゆっくり!焦らない
②余計な事を言わない
③調子に乗らない

というHさんが語られた3つの戒めの言葉に
ついてお話します。

Hさんは私が担当する前は女性の臨床心理士が
担当されていました。

毎回2時間を超える熱心な
カウンセリングを受けていたそうですが
”責められる思いで疲れ果てた”
語られました。

1・ゆっくり!焦らない

私はその言葉を受けて、
強制ではなく緩い雰囲気を意識して
「ゆっくり!焦らさない」ことを
意識して進めました。

なかでも、『緩やかな流れに乗れば見えないものが見えてくる』体験を
積み重ねたことで得た教訓がこの言葉です。

しっかりと立ち止まって、
冷静に状況を見ることが出来るように
なると、様々な気付きが起こって
息子の声にまでは至らない
心の声(叫び)にまで・・・

最終的には注目出来る(聞ける)ように
なったのです。

2・余計な事を言わない

親というものは”しんどさ”が
喉もとを過ぎると、「本人の為!?」と
いう美辞麗句を持ってついつい余計な事を
言ってしまうという振り返り体験の後に
自戒を込めて語られた言葉です。
確か、息子さんが外の世界に向かって
動き出した時に過剰なサービスをしてしまい、
久しぶりに蹴られる事件が起こりました。

その頃は、Hさんは自分自身のことを
冷静に振り返ることが出来るように
なっていたことでこの言葉が
出たと思われます。

3・調子に乗らない

親の勝手な都合で
カウンセリングが歪曲しないように
Hさんは「親というものは本人が少し良く
なったらついつい調子に乗って欲張る」
数々の経験から振り返られた時に
出てきた言葉です。

今日は、Hさんの3つの自戒の言葉を
紹介しました。

如何でしたか?

分からないことや疑問点などは、
本ブログの「お問い合わせ」から
お申し付けください。

実践家族会に関する質問なども
喜んでお引き受けいたします。

実践家族会の情報は
http://sinnri-expert.com/wp-content/uploads/2015/04/7031f952d54c0ce94bbb2389c55af4161.pdf

質問は、本ブログの
お問い合わせ」からどうぞ。

最後まで、お付き合い頂き感謝です。

またお会いしましょう!

カテゴリー: うつ病, ひきこもり 脱出, うつ 脱出, 家族の言葉 | タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , | コメントする

うつ・ひきこもりからの脱出:エネルギーの浪費

[`evernote` not found]
Share on GREE
LINEで送る

こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

前回は「うつ・ひきこもりからの脱出:感情の暴走に
と題してお話しました。

今日は、「うつ・ひきこもりからの脱出:エネルギーの浪費
と題して綴ります。

一般的には、
「行動すると疲れる」と考えます。
しかし、この言葉は時と場合によっては
逆説的に働くことがあるのです。

簡単に言うと、
行動しないでいることの方が、
かえってストレスがたまりイライラして
エネルギーの無駄づかいが起こってしまう。

このことに、
今日は是非目を向けて欲しいのです。

不安が強い患者さんとの
よくある会話の例を挙げます。

場面は、
「友人の家にケーキを持って遊びに
行ったらお茶が出てこなかった」
という状況です。

私の患者さんは
飲みたいお茶が出てこないのは
「歓迎されてないからだ」、
「私嫌われている!」という
強烈な不安を抱いて
相談に来ています。

色々と詳細についてお話を聞くと、
不安レベルは確実に減少しますが
ストレスがゼロに近いレベルまでは
わずか1回のカウンセリングでは
中々落ちません。

ところがです、
「あなたはそんな風に考える理由って
ありますか?」とお尋ねすると彼女は色々と
答え始めます。

面白いのは、最初は熱く説明を繰り返します。

強い不安が”しがみつき”衝動を
誘発するがの如く、執拗に『分かって!』が
繰り返されていきます。

ところが、
北田と接することで心身の緩みが適切に
機能し始めると・・・

彼女は、やがて
『うーん、それって私の意見ですが』
答えますが、しだいに違和感がお尻の据わりが
何となくフィットしていない感覚に
意識が焦点化されていきます。

そこで間髪入れずに、
『私の意見』ということは
「相手の頭の中とは同じですか?」なんて
聞くと同時かその直近に、「ふふふっー」
と吹き始めます。

「分からないことに悩むのなら、
怖いけど聞いたら良いんや!なあ先生?」
と語り始める展開に。

私は、
「俺は、別に何にも言ってないけどねー」、
「それで、貴女が良かったら行動して下さい」
と返すだけです。

時には、『お好みでぇー』という言葉を
交えながら相手の”おココロ”に
フォーカスすることも。

その日の夜、夫を前にした彼女が
カウンセリングの話題に触れたときに
言い放たれた言葉が何とも治療的なんです。

勝ち負けではないんですが、
私が完全に1本取られています・・・(笑)

それは、
「お前アホと違うか。分からんことで
くよくよ悩んでいるなら、水欲しいとか、
お茶入れても良い?・・って聞いたら終わりや!」
と言われたそうです。

実はこの夫の言葉が、彼女の心に
決定打として響いた事を契機にして
自分で自分のことに対処をするための
”最高のマネジャー”になって
いかれたのです。

このように、分からないのなら
「相手に聞く」という行動をすることで
無駄なエネルギーの消費がなくなり
病いの解決に向かう活力が
無理しなくても生じていきます。

この活力が、うつやひきこもりなどの
心の課題から脱出させる原動力と
なります

北田心理相談室でのカウンセリングや
セミナーでは、参加者のひとりひとりに
応じて気付きや発見が起こりそれが
脱出への活力に誘います。

この時に無駄なエネルギーの浪費が
なければそれがドンドン加速していきます。

一度、他との本質的な違いを体験しませんか!

あなた自身にフォーカスしたアプローチを
まさにお味見下さい。

北田心理相談室では、お試しカウンセリングを
受け付けています。
費用は5400円(税込)です。
このブログの『お問い合せ』から、
予約が出来ます。

今日のブログは、如何でしたか。

「行動することよりも、
むしろ行動しないことの方が
エネルギーを消費することもあること」
お話しました。

何度も言いますが
このエネルギーの無駄遣いをなくすだけで、
活力を得て課題解決に向かう下準備が、
出来るんです。

時として、行動しないことも
エネルギーをロスしてしまうんですね。

それなら、「悩んでいるのなら行動しろ!」と
いうことだけなんです。

つまり、”事実かどうか分からんかったら、
悩んでいる間に相手に聞け!”です。

分からないことや疑問点などは、
本ブログの「お問い合わせ」から
お申し付けください。

実践家族会に関する質問なども
喜んでお引き受けいたします。

実践家族会の情報は
http://sinnri-expert.com/wp-content/uploads/2015/04/7031f952d54c0ce94bbb2389c55af4161.pdf

質問は、本ブログの
お問い合わせ」からどうぞ。

最後まで、お付き合い頂き感謝です。

またお会いしましょう!

明日はきっと幸せな一日

カテゴリー: うつ病, ひきこもり 脱出, うつ 脱出, エネルギーの浪費, 行動 | タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , | コメントする

うつ・ひきこもりからの脱出:感情の暴走には

[`evernote` not found]
Share on GREE
LINEで送る

こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

前回は「うつ・ひきこもりからの脱出:家族の出来ること
と題してお話しました。

今日は「うつ・ひきこもりからの脱出:感情の暴走には
と題して綴ります。

私は、今まで多くの心の病を抱えた当事者や
ご家族とお会いしてきています。
(10年間でのべ5万人を超えています)

その経験から、拙いブログですが読者の皆様に
心の病に対する具体的な対処の仕方について
提供しています。

多くの方がブログを読んで頂けることが、
何より大きな励みです。

北田義夫が仕事を進めていくうえで
大切にしている柱(理念)は
以下の内容です。

家族の心をつなげて元気にし、
絆を深めることによる社会貢献』です。

大それたことを書いてますが、
私自身は大変真面目に考えています。
今では家族支援がライフワークになった
と言って過言ではありません。

当事者の支援を進めていくうちに、
家族の大きな力を痛感する難しいケースに
何度となく遭遇しました。

誰がアプローチしても解決しなかったテーマが
家族が一つ心になって動き出した時に
理屈を超えたパワーが生み出され
当事者に小さな兆候が生じます。

この小さな兆候を
守り育てていくプロセスを
適切にサポートすれば脱出を図るための変化は
最終的にもたらされるものなのです。

こうした経験をベースに
家族の力をひとつに結集することで、
心の課題を抱えた当事者やご家族の伴奏者に
なりたい気持ちで本ブログをコツコツと
書いています。

さて本題に入りますが、
読者の皆さんは、自分の一時的な感情に
押し切られて行動した結果により
後悔した経験はありませんか?

この行動が、一つの感情の暴走に他なりません。

例を挙げると、
理不尽なことは分かっているのに
人に八つ当たりしてしまって
落ち込んでしまう現象の
ことです。

この場合、振り上げた”怒り”の拳を
下ろすところがないことから
”八つ当たり”が生じます。

これって決して生産的な活動では
ないから後味の悪さが当人に残ります。

そうなると、
マイナスのエネルギーが増大していきます。

このマイナスのエネルギーを
プラスに転換できると当事者は
脱出に向かって歩み出すチャンスを
手中に収めます。

こういった『感情の暴走』を未然に防ぐには
日常の生活の中で「自分の感情」に
気付くことがまず必要となります。

「自分の感情に気付く」・・・
って何なんでしょうか?

これはズバリ
自分以外の人が見ているように、
自分の感情にフォーカス出来る(焦点化)
ということです。

同じ銘柄でサイズが同じ靴でも、
人の靴を履くと何となく気持ち悪い感じが
ありますね。

この時の”自分の靴とは何か違うぞ!”と
いう違和感が、感情の暴走が生じる場合にも
注意深く自分を観察すると行動の前後で
生じていることが分かります。

これは結構難しい話で
専門家を訓練する際にも
このことを引き合いにして
説明しています。

ただ感情が違和感を感じる感覚に
焦点化することを練習すると
誰でも身に付けることが
出来るようになります。

心理学的には「セルフモニター」と言います。

乗れない自転車が乗れるようになるように、
地道にあきらめないで練習を
積み上げるだけなんです。

ここで大切なことは
「まぁー、私ムカついてるわ、いややわぁー」

ムカついているときに「ムカつく、くそー!」
では意味が違うということです。

前述した内容は、”感情に気付いている”
ことになります。

後述した内容は、ムカついているために
自分の感情にフォーカスしているとは
言い難い状態です。

つまり、感情の波にのみ込まれて
感情に振り回されている状態に近いと
言えます。

この差は微妙なものに
感じられるかもしれませんが
『感情に振り回される』と
エネルギーが浪費され
自己制御感を得る方向とは
全く反対に向かっていきます。

うつ・ひきこもりからの脱出を図るためには
この違和感を伴う感情の焦点化が何より
必要です。

これが出来るようになるというのは、
客観視が可能になる事につながりますので
この非生産的でエネルギーのロスを生む
例えば、ムカつく感情を手放すことが
可能となるのです。

ポイントは、
道徳律で「ムカつくこと」や「感情を外に
出すこと」を無理やり抑え込むことは
意味をなさないということです。

ここからが本日の胆の部分です。

自分の感情にフォーカスすることが出来ると
感情を手放すことが独力で可能となります。

「客観視出来ているかどうか」が
最終的には質的な違いを生み出すのです。

『感情を手放せる』と何が出来るの?
という質問がまさに聞こえてきそうなので
あえて答えます。

一時的であれ嫌な感情から解放されると、
人間は状況や相手に対して、気付きと発見が
起こります。

「なんや、ムカつくほどでもないゎ」、
「悩んでも仕方ない事に悩むのは無駄や!」
・・・なんて言葉が出てくるんです。

開放感から生じる心身の緩みが
「緩やかな流れに乗れば、見えないものが
見えてくる」という黄金律の”証し”を
もたらします。

今日のブログは、如何でしたか。

分からないことや疑問点などは、
本ブログの「お問い合わせ」から
お申し付けください。

もう少し、具体的なお話を聞きたい人は
北田心理相談室のお試しカウンセリングや
新宿溝口クリニックのメンタルヘルス
セミナーや家族セミナーに
ご参加下さい。

6月から東京から始まります実践家族会の
説明会&講演会に御参加頂くのも
良いかもしれません。
http://sinnri-expert.com/wp-content/uploads/2015/04/7031f952d54c0ce94bbb2389c55af4161.pdf

まさに、百聞は一見に如かずです。

北田が分かり易く色々なテーマを
解説しています。

6月の新宿溝口クリニックでの
メンタルヘルスセミナーは
以下の要項で行います。

日時:6月6日(土)15時~17時
会場:新宿溝口クリニック4F
セミナールーム
テーマ『自分の感情と無理なく付き合う方法:自分の為の応援とは』
参加料:お一人につき2千円

詳細は次回のブログでお知らせします
楽しみにしていて下さい。

人を応援する気持ちは何となく
自分のテンションを引き上げてくれます。

何か良いことをしているようで
気持ちのステージが勝手に上がっていきます。

しかし、時間が経つと『嫉妬心』が
湧いてきてそれどころでなくなります。

時には感情が暴走してしまうこともあります。

それ以上に心をクリーニングする方法、
それは、ずばり「自分の為の応援」を
することです!

人生を歩む上で、あなた独自の心の杖が
見えるかもしれません。

病気の有無に関係なく、日々を生きる上での
これは大きなテーマです。

臨床心理士としての豊富な経験から、
理論の枠に捉われずに実際上の有効な対応に
ついてお話しします。

セミナーに関する質問なども喜んで
お引き受けいたします。

ブログの「お問い合わせ」からどうぞ。

最後まで、お付き合い頂き感謝です。

お楽しみに

またお会いしましょう!

明日はきっと幸せな一日

カテゴリー: ひきこもり 脱出, うつ 脱出, 家族, 感情の暴走, フォーカス(焦点化) | タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , | コメントする

うつ・ひきこもりからの脱出:家族の出来ること

[`evernote` not found]
Share on GREE
LINEで送る

こんにちは

東京新宿・大阪上本町で
北田心理相談室を主宰しています。
うつ病・ひきこもり専門の臨床心理士
の北田義夫です。

前回は「うつ・ひきこもりからの脱出:実践家族会の挑戦
と題してお話しました。

今日は「うつ・ひきこもりからの脱出:家族の出来ること
と題して綴ります。

私は、今まで多くのうつやひきこもりを抱えた
当事者を抱える多くの家族とお会いしてきています。

各地の公的な機関やセミナーでお会いしたことを
契機にカウンセリングが始まったケースも
あります。

たまたま、看護師協会の講座で
主催者が私を紹介する際に言及した
“毎月1回親の会の依頼で始めた
家族総合支援室が10年間続いている”
いう話を契機に相談が始まった方も
おられます。

実効ある支援を多くの人が求めていますが、
適切にマネジメント出来る専門家が
少ないのが現状です。

うつとは・・・、
ひきこもりとは・・・と
語る人は多いですが、実際的な対応を指導し
ご家族に明確な理論に基づき確立した
アプローチが指導できる方は
極めて少数しかいません。

効果的な対応をアドバイスできる方は
現状は皆無に近いと言えます。

話を受け止めることは出来ても、
改善に向けて次の一手を提示できない方が
ほとんどです。

次の動画を見て下さい。
これはかなり前の動画ですが、
当日は大学の教授や精神保健センターの
医師たちも当事者家族に交じって
参加されてました。

実は当日NHKからの取材申し込みや
民法ラジオで講演会のお知らせが
あったと主催者から報告があったものです。

この動画は1分ぐらいからが胆の部分です。

さて、本題に戻ります。

家族のアプローチを語る場合、
家族が出来ることと出来ないことの
ラインを引くことの大切さを認識する
ことが何より大切です。

このことを、リミット・セット(限界設定)
と言いますが、家族のみならず治療者も
分かっていない方が多くいるのが
現状です。

『見守ることが大切!』とまで、
言及できたとしても、家族が見守れるまでに
至るアプローチはどうしたら身に付けることが
出来るのかは誰も教えてくれません。

北田心理相談室が主宰するセミナーでは、
例えばこのリミットセットから何を学ぶのか
などを行動レベルで一般人が理解できる
言葉に落とし込んで説明します。

「家族は落ち着かなければなりません!」
という教条的な言葉で理解出来る人はいないのに
そんな意味のない言葉が現場では飛び交っています。

こんな場合、北田は
『道に迷ったら、突走たって意味がない!』
という言葉を引き合いに
落ち着く必要性と落ち着きによって生じる
Ach(あっー!)体験を経験して頂きます。

落ち着きによって、心身が緩むと
まさに『緩やかな流れに乗れば見えない
ものが見えてくる』体験をセミナーでは
理屈抜きで味わうことができます。

そこをベースにして、
落ち着くための3大ワーク
(こころのベースラインを上げるワーク)を
誰でも出来る形にコツコツと加工してきた
手法を具体的に語ります。

それがズバリ
①光のワーク
②ゆっくりのリズム形成
③ほゆる・ぞゆる・きゆる
(上の動画で説明しています)
です。

科学的な説明も、もちろん行いますが
”百聞は一見に如かず”が一番です。

過去のブログに何度となく登場しています。
是非とも、ご参照ください。

急な告知で申し訳ないですが、
実は明日土曜日、15時から90分ですが
新宿溝口クリニックの4Fセミナールームにて
『心の病に対して家族は何が出来るのか』
題してセミナーを行います。
参加費は1家族あたり千円です。

直前までお申込みが可能です。
お申し込みの詳細は
http://orthomolecule.jugem.jp/?eid=1209
上記からお願いします。

本セミナーでは、
♢リミットセットから

♢家族の関わりの肝

♢助言やアドバイスを超えるもの

♢慢性的な課題がある家族の特徴

♢何故そのような状態に陥るのか?
<IN BOX理論>

♢家族の落とし穴

♢家族に無理なく変化をもたらすには

♢家族が出来ることは

♢脱出に成功した家族の言葉
などについてお話します。

今日のブログは、如何でしたか。

分からないことや疑問点などは、
本ブログの「お問い合わせ」から
お申し付けください。

実践家族会に関する質問なども
喜んでお引き受けいたします。

本ブログの「お問い合わせ」からどうぞ。

最後まで、お付き合い頂き感謝です。

またお会いしましょう!

明日はきっと幸せな一日

カテゴリー: ひきこもり 脱出, うつ 脱出, 家族, リミットセット | タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , | コメントする